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偶像は存在しない

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

私の現実の男性像って

電動鋸で、悪魔ぶっ倒す漫画の主人公くん

です。

あれに一摘みのアンニュイを足した感じ。

「やっぱり居ないよ。少女漫画に出てくる男性諸君なんて」

「いきなりどうした」

突発的にぶちかまされた言葉に、友人は目を点にして口を開いた。背後に宇宙が見えるのは、決して嘘でも夢でも幻でもないだろう。

事の発端は暫くご無沙汰していた、とある投稿者の話。しこたま勉強が出来るにも関わらず、悲しくも浪人してしまった彼の話。頭が良いから話す言葉は勿論面白い。他者への気遣いも忘れないようなお人だった。弩級の下ネタは飛んで来るが、それはご愛嬌。あとヲタクだった。同じ匂いがした。

久方振りに、出戻りという形で動画を開いた。そうしたらなんと、肉声でお話をしていた。今の今までは合成音声で話をしていたので、出戻りも相まって新鮮だった。

その時の肉声。声の形に聞き覚えがあった。基本的に声を張らないからか、声にがなりが付いてない。ひっそりとしていて、物静かだった。それは大学時代に私に良くしてくれた男友達とよく似ていた。元気にしている事を祈ろう。ブラック業界で働くと暗い顔で言っていたから。

「系統が違うんだよね。少女漫画に出てくる男性諸君と、現実にいる男性諸君は」

少女漫画に出てくる男性諸君は、なんというか、清潔感があり過ぎる。このあり過ぎる、というのがミソである。現実の何処を探しても居ない偶像、それを客観的に見ている気持ちになる。物凄く、浮世離れしていて、不思議な気持ちになった。

それは何も人と話慣れていないからでは無い。駅ですれ違うリア充からも、別の部類に分類される。街ですれ違うリア充な男性諸君は声にがなりがある。漫画で例えると、悪魔ぶっ倒す仕事に付いてる、あの子。私が思う一番リアルな男性像は、その子である。

声のトーンはザラザラ、異性にめっちゃモテたい。下ネタ好き。あと何処かアンニュイ。これが私のリアルな男性像である。より細かく言うと……。

「女子の理想を詰め込んだのが少女漫画だからさ……」

「この歳になると、その横殴りな清潔感に、『おおぅ……』ってなるんだよ。一歩引きたくなるというか。眩しすぎるというか」

「歳をとったね」

「そうだね。少女漫画以外に出てくる男女ばかりを見てるから、好みはやっぱりそっちに傾くよね」

見慣れないから嫌悪感を示すのか、違和感を感じてしまうのか、はてさて、難しいモンだね。

少女漫画題材?のアニメの一話をチラ見したんですよ。

清潔感で殴り殺されて、灰になるかと思いました。

なんと言うか、モデルルームなんですよ。

あれって、生活感が一切ないじゃないですか。あの感じ。

物凄く浮世離れした物を見ている気がします。


※当たり前なんなよなぁ!! 少女漫画やぞ!!



私の一般の男性像って、電ノコで悪魔ぶっ倒す漫画の主人公君なんですよ。声色、性格から来る雰囲気がかなり近い。

あれに落ち着きという名のアンニュイを一摘み入れた感じ。


凄い気持ち悪いこと書くんですけど、すれ違う方々の話し方、今まで接して来た方々を照らし合わせて思った事。

ちなみに誰かとよくお話する話し方は、少しエッジが入ってる感じ。

余り誰かとお話しない方は、声を張らないから、時折大声を出しても、がなりが無い。大声出してもしっとりしてます。

そうなると、声も似てくるのかなと。


※失礼に感じたら、大変申し訳ありません。


何方にしても、部類が違う。

生活感ある部屋を見せてと願って、モデルルーム見せつけられたら( '-' )になる感じ。

だからこそやっぱり居ない気がします。




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