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第百三十七話 幕間 世界会議①


 この世界の西側に存在し、無数の凶悪な魔物達が生息していると言われている危険地帯。



 人々はその地を――『魔王領』と呼び。


 大昔から決して近づいてはならない、禁忌の場所として恐れてきた。



 そんな危険地域の近くに、コンビニの勇者達による未確認の新国家が建国されようとしていた、まさにその頃――。



 大陸の東側の国々の間では、新しい大きな動きが起きようとしていた。



 西方3ヶ国連合の1つであり、国土の約8割が、小麦畑や穀倉地帯で占められている巨大な農業国家――『カルタロス王国』の王都カプエル。


 そのカプエルの街に、世界中の主要な国家の王族や首脳達、そして各自治都市の代表者達が密かに集結したのである。


 

 後に、この世界の歴史において。

『世界会議』と呼ばれる、世界各国の代表者達による初めての会合が、この日……カルタロス王国の王都、カプエルにて開かれていた。



 この世界会議に参加をした、世界各国の代表者達の一覧は――。



 東の巨大都市国家、グランデイル王国。

 西方3ヶ国連合の1つ、商業国家のカルツェン王国。

 西方3ヶ国連合の1つ、農業大国のカルタロス王国。

 西方3ヶ国連合の1つ、周囲を山々に囲まれた美しい自然が溢れるドリシア王国。


 更には、最も広大な領土を持つ南の軍事大国――バーディア帝国。


 そして、各地で栄えている商業自治領からも。


 グランデイルの西にある城塞都市、カディナ自治領。

 大陸中央部に位置する交易都市、アルトラス連合領。

 バーディア帝国の東の島国、オルシア連邦領。



 魔王領と、大陸の北部にある『禁断の地』を除く。

 世界各地の主要な都市国家の代表者達が、今回初めて一つの街に集結した。


 100年近い魔王軍のとの戦いの歴史において。世界各国の国々は互いに連携を取って、一つの街に集まるという事は一度もなかった。


 それは、元々世界中の国家は互いに仲が良かった訳ではなく。『魔王』という共通の敵の出現によって、一時的に軍事的な連携を取っていたに過ぎないからだ。



 100年前に出現した、新たな魔王による魔王軍の襲撃以降――。世界各国はお互いに争う事をやめて。世界の危機であるという共通の認識の下に、各国ともに魔物軍との戦いのみに集中をしてきた。


 ……ところが、魔王軍の主要幹部である4魔龍侯爵の1人。

 緑魔龍公爵(グリーンナイトメア)がミランダでの戦闘で死亡をした事で。大陸を巡る魔王軍と人間達のミリタリーバランスは、大きく様変わりをしてしまった。


 形成の不利を悟った魔王軍の魔物達は、動物園(アニマル・ズー)の魔王である、冬馬このはを守る黒魔龍公爵(ブラックサーペント)の指示によって。

 

 一斉に、大陸の西側にある魔王領へと逃げ去ってしまったのだ。


 これにより、世界は魔王軍の魔物達による脅威が完全に消え去り。大陸全土で魔物との争いの無い平和が訪れるという、嬉しい変化が起きていた。



 とくに西方3ヶ国連合は、100年間に渡る魔王軍による襲撃に怯える日々が終わり。再び安定と平和な時間を取り戻す事が出来たのである。


 これまでは魔王軍の襲撃という脅威があった為に、商人達による各国間での交易や通商は、限定された交易ルートでしか行えなかった。

 ところが今では、商人達は護衛を付ける事なく。自由に他国の都市との貿易が出来るようにさえなっていた。



 だがもちろん、魔王はまだ完全に倒されたという訳ではない。再び勢力を取り戻した魔王軍が、西の魔王領からいつ攻撃を再開してくるとも限らない。


 しかも『コンビニの勇者』が新たに魔王としてこの世界に降臨した……という不穏な情報も伝わってきている。


 逃走した魔王軍も、新たに誕生したとされる新魔王も――そのどちらも今現在は、魔王領方面に逃走しているという情報が世界にはもたらされており。


 例え、それが一時的な事であったとしても。


 この世界の人々は、約100年ぶりとなる魔物達による脅威が存在しない。平和で安寧な時間を取り戻す事が出来たという事だけは間違いなかった。



 そして、世界情勢に変化が生じたこのタイミングで。今回、約100年に渡る魔王軍との戦乱の歴史の中で初めて、この第1回目の『世界会議』は、カルタロス王国の主催で開かれる事になったのである。



 この会議が開かれる事を知った世界各国の上層部達は、何を今更……と、世界中の代表が集まるこの会議に対して、鼻で笑いながら冷笑し合っていた。


 肝心な魔王軍との戦乱時においても、一度も世界各国の首脳陣が団結をするという事はなかったというのに。平和を取り戻しつつあるこの時期に何を今更……という思いが、首脳達の間にはあったからだ。


 だが、これからは『魔王』という共通の敵を失った世界中の国々が、この大陸を統べる覇権を巡って、再び領土問題や商業利権を奪い合う時代が訪れるのだろう……という予感も、各国の首脳陣達は同時に感じとっていた。

 それゆえに、魔王軍撤退後の世界の安定とバランスを保つ為に。一度全ての国々が一堂に介して、世界の今後についてを話し合う必要があるという共通認識も、互いに持っていたのである。



 もし、魔王軍が再び攻撃を加えてきた時はどう対処をするのか? 

 まだ未確定ながら、新たな魔王になったという『コンビニの魔王』への対処をどうしていくべきなのか?



 そして……。もしこのまま魔王領へと逃げ込んだ魔王達が、もう二度と大陸の東側に戻らないのだとしたら。


 これから訪れる『アフター魔王の時代』を、世界各国はどのように復興と再建をしていくのかを、真剣に話し合わなければならない。


 その意味でも、この第1回目の世界会議がカルタロス王国において開催されるという事は、重要な意味を持っていた。



 異世界の勇者の戦力を、国内に一切所有する事なく。西方3ヶ国連合の中でも、最も軍事力が低いとされている穏健で平和な農業大国。


 そして、世界各国の中で最も平和的外交を望んでいると噂されている、カルタロス王国の若き女王サステリア・カルタロスがこの会議を主催をしたからこそ――。


 世界中の国々は、特に不穏な先入観を抱く事なく。この会議への参加を決める事が出来たのである。




「――サステリア様、今日はお招き頂き本当にありがとうございます。ボクはドリシア王国の女王、ククリアと申します。本日はカプエルへの到着が遅れてしまい申し訳ございませんでした。サステリア様とはお初にお目にかかりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます」



 カルタロス王国の王都、カプエル。


 その一見すると華やかではあるが、どこか素朴さや田舎臭い雰囲気も感じさせるこの大きな街の中心部に。


 今回の世界会議が開かれる、石造りの大きな議会場がそびえ立っていた。



 このカプエルの議会場には、既に世界各国の王族や首脳達が集結している。


 この会議に一番最後に遅れてやって来たのは、その見た目にはそぐわない知識量と賢さから、『世界の叡智』と名高いドリシア王国の若き女王――ククリアである。


 ククリアの治めるドリシア王国は現在――東のグランデイル王国と互いに宣戦布告をして、交戦状態に入っていた。

 その為ククリアは、国境を直進してカルタロス国に入るルートを避け。山を迂回する遠回りなルートを選んだ為、今回の会議への到着が遅れてしまったのである。



「いいえ。遠路はるばるこのカルタロス王国にまで来て頂き、本当にありがとうございます! ククリア様とはお初にお目にかかりますが、私は新しくカルタロス王国の王位を継がせて頂きました、サステリアと申します。まだまだ若輩(じゃくはい)者ですので、本日の会議では諸先輩方々から、沢山の事を学ばせて頂けたらと願っております」



 外見年齢が15歳であるククリアから見ると。この会議に出席している王族は、全て自分よりも歳上だ。


 それでもこの新参者であるカルタロス王国の新女王、サステリアは見た目がかなり若く。まるで汚れを知らない、純朴な町娘を思わせるような純真さが感じられた。


 カルタロス王国の先代女王は、グランデイル王国が主催した異世界の勇者のお披露目会である『アッサム要塞攻略戦』以降。体調を崩してしまい、病床に伏せってしまう事が多かった。


 そしてその症状は悪化の一途を辿り。旧ミランダ領でカルタロス国から派遣した騎士団が、壊滅的な被害を受けたという結果を聞いた後、とうとうその病状は回復する事なく急死を遂げてしまったのである。



 その為、急遽カルタロス王国の王位を継ぐ事になったのは、前女王の一人娘であるサステリアであった。



 サステリアの年齢は21歳と若く。結婚もまだしていない。


 カルタロス王国の『農学博士』という異名を持つサステリアは、農業をこよなく愛し。誰よりも平和を望む、温和で優しい性格の持ち主であると評判の箱入り娘であった。


 その新参のサステリアが開催を呼びかけた世界会議だからこそ、各国の首脳達は、カルタロス王国が魔王軍の脅威が去った後に、世界情勢を主導しようとする、野心を持ち合わせてはいないだろうと信じる事が出来たのである。


 そのおかげで今回の世界会議の開催が、実現出来たといっても良かった。

 


 カルタロス王国の新女王、サステリアとの初対面の挨拶をおえて。静かに会議場に残る最後の空席へと進み、その場に座り込むククリア。


 既に大きな円形テーブルを囲む議場には、カルツェン王国のグスタフ王を始めとして。世界各国の名だたる王族達や、各地の商業自治領の代表者達が着座をして腰掛けていた。


 会議に遅れて到着をしたククリアに、優しい声をかけたのは……結局、この会議の主催者であるサステリアだけである。


 ククリアは他国の首脳達の視線などは全く気にする事なく、堂々とした態度で会議の席に座ってみせた。



 だが、先に座っている世界各国の首脳陣達の視線が、自分に対してだけは冷たい空気を伴っている事を既に察している。



 それも、そのはずだった。


 今回の会議では、グランデイル王国とドリシア王国の代表者は欠席をするだろうと、他国の首脳達は陰で事前に噂しあっていたくらいなのだ。


 旧ミランダ領を奪還する為に、グランデイル王国が主催をした大規模な連合軍によるミランダ領攻略戦。


 その戦場では、戦闘の最終局面において――。突如、コンビニの勇者が魔王として覚醒し。バーディア帝国が率いて来た魔王遺物の大戦車隊を操り、ミランダの地に集結していた各国の騎士団を大虐殺するという、凄惨な結果だけが残された。


 しかし、唯一ククリア率いるドリシア王国だけは、このミランダでの戦いに参加をせずに、各国が被った大きな損害を免れている。


 それどころか、凄惨な大虐殺の元凶となった『コンビニの魔王』を追撃する為に、グランデイル王国から出撃した援護部隊。それをドリシア王国から出撃した騎士団が壊滅させてしまうという、深刻な裏切り行為さえ、ククリアは行なっている。


 グランデイル王国とドリシア王国は、その後に正式に互いに対して宣戦布告を宣言し。

 双方の国境には相手国を監視する守備兵を配置して、経済的な交流も完全に遮断した、いわゆる絶縁状態となってしまっていた。


 このミランダでの戦いで、遠征に参加をした自国の騎士達が壊滅的な被害を受けた世界各国の首脳陣達は、遠征に不参加であったドリシア王国に対して。敵対的な目線で見るのは、仕方がない事であると言えただろう。


 むしろこの会議に遅れて参加をして来た厚顔なククリアに対して。よくもこの場に、おめおめと顔が出せたものだ……と、侮蔑の眼差しすら送り付けているような状態である。



「あらあらあらーー! ミランダ領での戦闘に唯一不参加で、犠牲を全く出さなかった薄情者のドリシア王国代表のククリアお嬢ちゃんじゃなーい! 魔物退治は他国にぜーんぶ任せて、あまつさえ神聖なるグランデイル王国を統治されている、大クルセイス女王陛下にも敵対をするなんて。ホントに命知らずな子よねー! 会議に顔を出した所で、絶対にみんなから白い目で見られてボッチ扱いになる事が確定してるのにー、よーく顔が出せたものよねー! ワタシそういう所、ホントに尊敬しちゃうわー! ほーっほっほっほー!」



 ククリアが腰掛けている円形の丸テーブルの、ちょうど対面側に座り込み。

 遅れてやってきたククリアに対して、下品な声で罵声を浴びせかけてきた奇抜な衣装の女性に、ククリアは目を向けた。


 その女性はカルタロス王国の新女王――サステリアと同じで、ククリアにとって初めて目にする女性だった。


 全身にワイン色の真紅のドレスを身にまとっている。

 体中には無数の紅い薔薇の花びらで彩られた装飾が施されていて、見る者全てを魅了する、妖艶でド派手な衣装を着た破廉恥な姿をした女性だ。



 見た目の年齢は……おおよそ30歳くらいだろうか?


 長髪の黒髪に無数の薔薇の髪飾りを付けていて、顔の化粧があまりにも濃過ぎる為、その実年齢は外見からは推測しづらい。

 もしかしたら、見た目よりも遥かに若いのかもしれないが……。真っ赤に色付けされた濃い唇から漂わせる妖艶な雰囲気が、女の見た目の年齢を分かりづらくさせていた。



「失礼ですが、あなたは一体どなたでしょう? たぶんボクは、あなたとはここで初めてお会いすると思うのですが」


 ククリアがテーブルの向かい側に座る、この世界各国の王族のみが腰掛けている会議の場において。

 明らかに一人だけ場違いな雰囲気を放っている、赤い薔薇まみれの女に向けて尋ねてみた。



「あらあらあらーっ、そうよねぇー、そうよねぇー! ワタシの自己紹介をまだ、ククリアお嬢ちゃんにはしていなかったわよねぇー! 改めまして、ワ・タ・シは、偉大なる大クルセイス女王陛下様にお仕えをしている親衛隊長。薔薇の騎士の団長を務めるロジエッタと言うの。今回の世界会議では、忙しい大クルセイス女王陛下に代わって、グランデイル王国代表として参加をさせて貰っているから、ぜひよろしくねぇー、ククリアお嬢ちゃん〜!」



 ロジエッタを名乗る赤い薔薇女は、格式と礼式が重んじられるはずの、王族だけが出席を許されたこの会議場において。


 一人だけ薔薇の扇子をあおぎながら、机の上に堂々と脚を乗せ。スカートの側面が大きく裂けて、太ももが完全に(あら)わになっている両脚を組み、ニヤニヤと微笑み続けていた。


 会議に出席している各国の王族や、各商業都市の自治領主達も訝しげな視線でロジエッタを見つめている。どうやら彼らは、遅れて参加をしてきたドリシア王国のククリアだけではなく。

 このグランデイル王国の代表を名乗る、明らかに怪しい雰囲気のド派手衣装の厚化粧女に対しても、反感を抱いているようだった。


「……なるほど。クルセイス様は、今回の会議には不参加という訳なのですね。たしかにここ最近のクルセイス様の奇行は、あまりに情緒不安定でボクも心配してしまうくらいのメンヘラっぷりでしたからね。一体何を画策しているのかは知りませんが、まさか女神教に対して敵対する姿勢を取るなんて。さぞかし、クルセイス様は大忙しな毎日を過ごされているのでしょうね」


 ククリアは皮肉のつもりで、そう問いかけた。

 それに対して、赤い薔薇のロジエッタは、嬉しそうに体をクネクネさせながら答えてきた。


「うんうん、そうなのよぉー、そうなのよぉー! うちの大クルセイス女王陛下は、もう本当に大忙しなのよぉー。この会議に来る途中だって、女神教の『魔王狩り(デビル・ハント)』達が数人、ワタシ達の監視にきていたから。ついつい本気を出して、そいつらを皆殺しにしちゃったのよねぇー。弱いくせに、大クルセイス女王陛下の命を狙おうするなんて、ホントにバカみたいな連中よねぇー! ほーっほっほっほっほーー!」



 ククリアとグランデイル代表であるロジエッタが、あまりにも不穏な会話を始めたので。会議に出席していた他の参加者達が、ざわつき始める。


 互いに敵対しているドリシア王国とグランデイル王国の代表が、火花を散らすのは仕方のない事だとしても……。

 グランデイルを代表するロジエッタが今、話した内容は、この世界で最も影響力がある女神教と、その幹部達に対する不敬な言動を含む発言が、あまりにも多く含まれていたからだ。



 いくら礼儀をわきまえない、新参の不埒(ふらち)者であったとしても、口に出す事が決して許されない発言もある。

 特にこの世界においては、女神教に敵対する発言をする事は、最も許されないタブーなのだ。


 ……今、ロジエッタが発言した内容は――明らかにその一線を大きく超えてしまっていた。



 もちろん参加者達には、『魔王狩り(デビル・ハント)』など、聞き慣れない言葉や単語も多く含まれていた為。その発言の意味を正確に把握出来た者は、ほとんどいなかったであろうが……。


 議長を務めているカルタロス王国のサステリアが、舌戦を交わし始めたククリアとロジエッタの様子に狼狽(うろた)えて、オロオロとし始めていた頃。



 突然、その場を(いさ)める大きな叫び声が、会議場全体に響き渡った。



「――つまらぬぞッ!! そのようなくだらぬ戯れ言を聞かされに、我はここまで来たのではないわ! カルタロス王国の女王よ。全員が集まったのならさっさと会議を進行させよ! 我はしつけのされていない子犬同士の吠え合いを聞かされる為に、わざわざここに来たのではないッ!」



 声を荒げて、大きな怒声を放ったのは……。



 『バーディアの女海賊』こと、バーディア帝国の若き女皇帝――ミズガルド・フォン・バーディアその人であった。


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