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創壊書物  作者: 松本ハイデルベルク
1/1

踊る終末

________長い旅だったな……


俺の横にいる相棒はそう呟くと静かに目を閉じた。


「ずっと頑張ってたからな。少し休めよ」


俺の目からは溢れんばかりの水滴が零れ落ちる。


涙腺は崩れ、悲しい気持ちが込み上げてくるが、すぐに止まった。


______それで娘が…おっと時間か。

………もう行くよ、こんな話に付き合ってくれてありがとな。


いつもこうだ……


ここから立ち退くとすぐに涙が溢れでる。


どうしてだろう…理由は分かっているはずなのに未だに認めたくないと思う。


流星が流れ落ちるヴィシュヌの審判。


黄昏に願いを誓った俺たちは、幾つもの願いを掲げながら一歩、また一歩前に進んだ。


何回か止まることはあっても、すぐに進む。


人が歩くのと同じように……

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