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変わり者の彼女
そもそも、彼女はあまり頭の良い方ではない。
いや、はっきり言おう、悪い。
だが、ギリギリでうちの高校に入ってきたんだろうという僕の予想を裏切り、彼女はかなり上位で入学したらしい。
その理由はもはや能力としても良いぐらいの運の良さだ。
何をしようにも彼女の良いようにしかならない。それを使って何かしようだの、自分は凄いだのと言わないところを僕はとんでもなく変わっていると思う。
自覚はあるのに、どうして使わないのか不思議で仕方ない…
勘違いしないでほしいが頭がおかしいとか、気が狂ってるとかではなく、単純にとてつもなく運のいい変わり者の女の子の話をしているだけだ。
そんな子と付き合って、僕はこれからどんな生活を送るのだろう……
次回からほのぼの本編です。初心者なんで色々と大目にみてください。
追記
Twitterで次の話を更新するか別の話の冒頭をまた投稿するかを聞きたいので、ぜひTwitterの方、フォローよろしくお願いします。
@tottokousatan