自警団へ
庭園。そう聞いたときは、アレクはどのくらいの規模の物か全く想像してはいなかった。しかし、ここは、大陸の中でも随一の大国。その王城なのだ。庭園もそれ相応のものであるはずだ。
まさに庭園と呼ぶのにふさわしい場所までやって来たアレク達は、もう既にピリアの場所が分かっているかのように走り続けるリズベルの後を追う。
広大な庭園は普通に回ろうとしたら半日はかかるんじゃないかと思うくらいに広大な敷地を有していた。
そこは、庭園の中のはずれ。花など殆どないところに一人の少女は座っていた。両肩には小鳥が止まり、小動物たちが少女の周りには集まっている。
「ピリア。久しぶり。」
リズベルが呼ぶと、そこにいた少女は、立ち上がらずに振り返る。肩の上の小鳥は飛び去り、小動物たちも散って行ってしまう。
「あらら、行ってしまったのー。久しぶりなのー、リズに会いたかったの-。」
「私も会いたかったよ、ピリア。」
おっとりとした口調で語尾を伸ばす抑揚のないしゃべり方をする少女。年齢はリズベルと同じ15歳くらいだろうか。頭のてっぺんから徐々に色の抜けた青色の髪は、縦ロールに巻いてある。大きく開いた両目からはなぜだか生気をあまり感じない。華奢な体は今まであって来た人達の中でも群を抜いてひ弱そうだ。
「じゃあ、行こうなのー。」
「そうだね。」
まだ何も説明していないのにピリアは、立ち上がり兵舎の方へと歩き出そうとする。
「なんか不気味なんだが・・・。」
リズベルとピリアに聞こえないようにアレクはフィルビアに話しかける。
「そうだな。いい子ではあるんだが、独特の雰囲気があるだろ?リズの乳姉妹の一人だ。」
「あの髪は生まれつきなのか?」
「分からん。私が初めてあったころからあんな感じだ。」
頭のてっぺんは、濃紺。そこから徐々に色は薄れていき、毛先は淡い水色の髪色をしている。いろんな髪色を見てきたが、グラデーションのある髪色は初めて見る。
アレクの黒髪もこの国では大分奇抜ではあるのだが、ピリアの髪色もなかなか異彩を放っていた。
歩いていたピリアが突然180度体ごと回転して後ろで話していたアレク達の方を見る。
「(やばい。聞かれたか?)」
と、焦るアレクとフィルビアだったが、二人の会話は届いてはいなかった。
「フィル姉さん、その殿方はだれなのー?」
「?。ああ、そうだな。この人はアレクだ。新しい自警団の仲間だぞ。」
「そうなのー。よろしくなのー。」
「あ、ああ。よろしくな。」
体を90度に折り曲げて挨拶をしてくる。アレクもそれに合わせて頭を下げる。本当に不思議な子だとアレクは失礼承知で思おう。言葉に行動に何より瞳に感情が全く感じないのだ。リズベルなら元気な、フィルビアなら優しい、ルシアなら素直な瞳でオーラを感じるのだが、このピリアからは、それが全くないのだ。
長いこと頭を下げていたピリアは、顔を上げるとアレクに顔を近づける。吸い込まれるような濃紺の瞳にはやはり生気を感じられない。
「こんな人初めてなのー。これからよろしくなのー。」
「さっきも挨拶したじゃん。なに言ってるのピリア。」
「そういう意味じゃないのー。でも、仲良くしようなのー。」
改めて挨拶してきたピリアにアレクも頭を下げて答える。抑揚のない声は少し不気味に感じたが、リズベルやフィルの接し方からピリア自身には、害はないものだとアレクは判断して兵舎への歩みを進めた。
「おかえり、アリシア。無事で何よりだよ。」
「フィルこそおかえり。もう用事は済んだの?」
「ああ。アレクの実力も見してもらったよ。これからの活躍に期待したいね。」
天馬騎士団の団長-エリダの予想通り兵舎に戻ったアレク達を迎えてくれたのは、会議が終わって戻って来たアリシア達だった。アレクにとっては二、三人知らない人は居たものの、恐らくは自警団員だろう。
「なんだい、アレクって強いんなら今度、私とも一線やろうぜ。」
「リズ!無事かい!怪我とかしてない!?魔法で治したとかじゃなくてだよ!?」
「うん。大丈夫だったよ。」
と、各々勝手に話し始めてしまう。10人に満たないはずなのに兵舎の中は人の声で埋め尽くされそうになる。しかし、こういったとき、止めるのは当然セバスだ。
「うぅん。」
一つ大きな咳払いをするとまるで、一瞬にして糸を張ったかのような沈黙が訪れる。
「皆さん。順番に説明しますので、お座りください。」
そのセバスの言葉に腱反射の如く速さでアレク以外の全員が兵舎の中央にある円卓の周りの椅子に座る。
「では、アリシア様お願いします。」
「は、はい。」
アリシアも緊張してしまったようで、一瞬声が裏返る。
「じゃあ、みんな。まずは、遠征は無事終了しました。苦戦はしたものの全員無事帰ってくることが出来ました。」
おかえりなのー。と、この状況でも抑揚のない声でピリアが答える。
「そして、今回の遠征では様々なことがあったわ。殆どは追々説明があると思うから、自警団に最も重要なことから話すと、新たに仲間が加わることになりました。アレクさん。」
アリシアに呼ばれ、扉の前から円卓を越えたアリシアの立っている場所に向かう。
こういった、他人の前で話すのには慣れていないアレクは、ひどく緊張して手汗がすごいことになっていた。
「えっと。アレクといいます。アリシア達にあう前の記憶はほとんどないです。一応、形式上では、それを取り戻すのと自分の国を見つけるという目的で自警団に入ったのですが、今後ともここにいられるように頑張りますのでよろしくお願いします。」
リズベルに強く言えないほど内容の薄い自己紹介だったが、アレクにはこれが精一杯だ。全員の視線がまだアレクから離れない。アレクは、助けを求めるように視線をリズベルに向かわせる。その視線にリズベルも気付いたらしくあからさまに目線をそらされる。
この状況から助けてくれたのは、兵舎に入ってすぐアレクに模擬戦を申し出て来た、赤紙の女性だった。
「私の名前はスフィア・アイリーナ・ケイネスだ。スフィアと呼んでくれ。質問いいか?実際どのくらい強くて武器は何を使うんだ?」
初めての会話からかなりコアな質問だが、こういったマニアの方が意外と壁を作らず接してきてくれるものだ。
赤紙の女性―スフィア・アイリーナ・ケイネス。身長は170くらいでアレクよりも少し小さいくらいだろうか。きれいな赤色の髪をボーイッシュに切り、真っ白なタンクトップからはおへそが見えてしまっている。ダボッとした緩いズボンを履いているところからも、女性らしさは感じられない。しかし、彼女は、相当に胸がでかい。スタイルがいいと思っていたメリンダさんよりもかなり多き胸は、白いタンクトップがスポーツブラに見えるほど目のやり場に困る。
「えっと、武器は基本、片手直剣かな。後、魔法を少々って感じだ。」
魔剣士か・・・。と、今まで見たことのない反応でスフィアは自席に座る。
以前にも言ったが、殆どの魔剣士を目指すものは大成しない。どちらも二流以下で目も当てられない結果に終わるのが、関の山だ。今まで驚いてきたのは、アリシアと同程度の実力があると知っていたからこそ、それに加えて魔法も使える事実を知ったからである。
「じゃあ、アレクに初めましての人が自己紹介も含めて質問しましょうか?」
アリシアの提案にフィルビアが賛同し、その流れが出来る。
沈黙は幸い訪れることなく次の人が立ち上がってくれる。ピリアだった。
「じゃあ、私が聞くの-。アレクさんは、本当に人間なの?」
首をかしげてはたから見れば美少女の可愛らしいしぐさなのだが、感情の感じない瞳と、無表情に近い微笑が、その発言に拍車をかける。
「ど、どういう意味だ?ピリア。」
たまらずアリシアが聞き返す。新しい仲間を歓迎してもらいたいアリシアからすればピリアの質問は亀裂を生みかねないものだ。
「特に深い意味はないのー。ただ、ちょっと他の人とは違ってよく見えないから、ひょっしたら人間さんじゃないのかなって思っただけなのー。」
ピリアはシャーマンだ。
幼い頃から対峙する人がこの先に起こすことをぼんやりだが見えるという能力を持っている。それは、年々はっきり見えるようになっていき、今では、コントロールできるまでに成長したらしい。しかし、幼少期は、他人の未来がいやおうなしに見えてしまったため、感受性はあまり発達することなく、現在のような無表情に死んだ目、抑揚のないしゃべり方になってしまったらしい。
そのピリアが、アレクの未来を見ようとした時、全く見ることが出来なかったらしいのだ。今まで見ることが出来なかったのは、意思が疎通できない動植物くらいだったため、アレクは、そのたぐいなのかと聞いたらしい。
「悪い。もしそうだったとしても覚えてないから正確なことは言えない。」
「分かったのー。仲良くしようなのー。ああ、私は、ピリアリス・クライネ・ティティっていうの-。リズの乳姉妹で呪術師なのー。好きなことはボーっとしていることなのー。」
それだけ言うと今までよりかは、多少、いい雰囲気の微笑を浮かべるとピリアリスは席に着く。
次に立ち上がったのは、リズに話しかけていた真っ黒い神父が着るような主導服に身を包んだ深緑色の髪の少年だった。
「オレの名前は、フェルヴィオ・ヴォ・コルード。リズベルの乳兄弟だ。魔法を使うといったが、特異魔法を扱うのか?」
特異魔法。世界を構成していると言われている、火、水、風、地、雷、陰、陽の要素を複数混ぜ合わせることにより生まれる新たな魔法の事。配合は非常に難しく、多くの魔導士が挑む者の実用性が高いものは少ない。しかし、形にすることが出来れば、唯一無二の魔法といえるだろう。
久しぶりのフィードバックによる頭痛を覚えながらもアレクは答える。
「嫌。これも多分だけど、今使っているのは、魔導書による炎の魔法だけだ。」
「そうか・・・分かった。」
リズベルの乳兄弟。深緑の髪には強い癖が見え、整えるのは面倒なのか、すいてはいるもののセットはしていない。身長は156センチ、年齢は16歳くらいの少年。服装から聖職者かリズベルと同じ神聖系の魔導士だと判断する。黄色い瞳からは、少しの敵意を感じたのは気のせいだろう。
「じゃあ、僕が最後だね。僕はダンケル。20歳の平民出身だよ。よろしくね。じゃあみんなに習って強さを聞こうかな。どのくらい強いんだい剣の実力は?」
「目安がないから難しいな・・・実際、さっきのルシアってことの模擬戦も負けたしな。あの子のことを知ってれば、ちょっと弱いくらいだ。」
と、笑って見せるアレクにリズベルが反論する。
「でも、アレクさんは魔剣士だから実力の半分くらいで、ルシアって子と同じ実力ってことでしょ?」
「リズ。模擬戦なんだし、もしもの話はなしだぜ。あれがオレの実力だよ。」
場の雰囲気が少し変わったことにアレクとリズベルは気付かない。ようやく分かったか。と、アリシアとフィルビアは笑い合う。
自分が認めた剣士に不名誉な強さの指標が張られるのは、同じ戦うものとして、由々しきことだ。アレクの実力は、普通の大成しない魔剣士などではない。古の大英雄の再来を思わせる希望を持った魔剣士なのだ。
「ルシアと同格って本当か!?」
先程、一番最初にアレクに興味を失った、スフィアが食いつく。
ルシアは強者だ。初見であの突進攻撃はまず防げないし、呼吸法からくる見た目に合わない腕力も十分厄介だ。さらに、槍術は天才なうえに、日々の努力で今や自警団でも確実に勝ちこせる人はアリシア、セバス、サイラスのみだ。
その初見殺しのルシアと初戦で同格だと思わせる実力を出した。しかも、剣だけの腕で。
一気にスフィアの中でのアレクの評価が改善される。
超えるべき一つの壁であると。
「すまん。もう一ついいか?今度はフィル。お前に聞きたい。フィルから見てアレクはどの程度の実力がある?」
「そうだねー。少なくとも、聖剣のないアリシアじゃまず勝てないかもね。」
聖剣エビロン。聖槍グングニルと対を成す、王家に代々伝わって来た国宝だ。その剣は使い手を選び、今回の継承者はアリシアとなった。必勝必殺の剣で、持ち主に絶対の勝利を約束するといわれるほどのバフ効果をもたらす。切れ味、重さ、扱い方は、継承者によって変化するという、神の剣でもある。この剣を使うアリシアが負けることはほぼなく、普段はメリンダが管理しているため、通常の戦闘では使用しない。
このエビロン、グングニル、モルディウスと呼ばれる盾はイグニアス王国の三種の神器で紋章に描かれた三つ足の鷹がもっているのもこの三種の神器だ。
しかし、アリシアもこの剣がなくとも有象無象なら30人相手でも負けなかった実力を有している。それでも、剣術だけのアレクに劣るとしたら・・・
「弟子にしてもらえダンケル!」
行き成り大きな声を出し隣に座っていたダンケルの服を掴みあげる。後に知ったのだが、この二人は、幼少期から仲が良く、二人でこの国に伝わる英雄の一人(二人が正確なのだが)、「双璧」と呼ばれた英雄を目指しているらしい。
「無茶言わないでよ、魔剣士の戦い方なんて真似できないよ。」
兵舎の中は再び団員たちの声で埋め尽くされる。本当に和気藹々とした空間。アレクはまだその一部にはなり切れていない事を自覚している。分け隔て分け隔てなく接してくれる団員達であっても、本当の仲間というものは、時間と共に形成されるものだとアレクは知っている
「はは。知ってるか。」
「どうしたの?アレクさん。」
急に笑みを浮かべたアレクにリズベルが声をかけてくる。
「いや。何でもない。ただ、昔、俺にも仲間がいた気がしてな。こんな感じで笑い合ってた気がしたんだ。」
「思い出したの!?」
「そうじゃない。だた、確実に仲間がいたのは確かだ。」
リズベルの質問にアレクは、首を横に振る。
思い出したのではない。仲間がいた記憶が戻ってきたわけでも、思い出があるわけでもない。ただ、懐かしいのだ。こうして誰かと笑い合っているのを見るのが。その空間にアレクがいることが。
「戻りたい?」
少し不安そうにリズベルが聞いてくる。
「そうだな。思い出したいとは思うな。」
「・・・そうだよね。見つかると良いね。」
「ああ。よろしくな。」
再びセバスに止められるまで長い時間はかからず、アリシアのまじめな話は再開する。
「・・・え~。では、次にいい報告があります。」
冷静なアリシアの声が、メリンダと再会した時のように、少しだけ嬉しさを隠しきれていない。
「ついに念願かなって、北部にあるベルディア公国との同盟締結のめどが立ちました。」
おおーや、よかったじゃんアリシアなどの声が兵舎の中に広がる。
フィルビアから聞いたのだが、何でもアリシアが15歳になったときからずっとベルディア公国との同盟締結のために奔走していたらしい。姉のメリンダの不安要素を一つでも減らすために。イグニアス王国の平和のために。
「ベルディアって大国だろ?そこを動かすなんてすごいじゃないか。やっぱり、アリシアは、王族なんだな。」
「王族だからじゃないよ。アリシアだからできたんだ。聖剣に選ばれたからじゃない、王族に生まれたからじゃない。アリシアが頑張った結果が、今の自警団で進む道なんだ。」
「ふッ。」
「なんだよ。」
ふいに笑みがこぼれてしまったアレクに不満そうにフィルビアが頬を膨らます。
「いや、すまん。そういう意味じゃない。好かれてるんだなって、思ってな。アリシアは。」
「そうさ。私は、ううん。自警団のみんなはアリシアが大好きだから支えたいのさ。」
他者の上に立つものの資質。そういうものはいくつもあるだろう。常に優れていること、見良質続けること、革新的であること・・・その中でもアリシアは愛されることに秀でた上に立つものなのだろう。
「ありがとうございます。それで、三日後にベルディア公国に向かうのですが、その人員を募集したいのですが・・・」
アリシアの目線はセバスに向かう。団長はアリシアであっても、セバスの方が周りをよく見て行動できる人だとアリシア自身も理解しての行動だ。
「今回は、天馬騎士団の多くが王都のに残るので、自警団員は残らなくても大丈夫だと思いますよ。」
「そうですか。では、私と一緒にベルディア公国に向かう人を募集したいのですが・・・。」
「はい。はーい。わたし行く。」
一番最初に手をあげたのは、リズベルだった。そして、
「今回は連れてってもらうよ。アリシアが心配だしね。」
「もー、フィル。」
「冗談さ。セバスさんもいるしね。」
フィルビアも参加する。
「スフィアはどうする?」
「当然行くさ。何せベルディアの国王は武王何て呼ばれてんだぜ。行かないわけがない。」
「スフィア。戦ってはくれないと思うよ。」
「そんなの分かんねぇだろ。」
スフィア、ダルケルもアリシアと共に行くことをきめている。
「フェルヴィオはどうするの?」
「オレはパスだ。魔導の実験が山場でな、時間が惜しい。」
「そっか・・・。」
「私はリズと行くのー。また一人だと寂しいいのー。」
「わーい。ピリア頑張ろうね。」
リズの乳姉妹の方も会話は進んでいるらしい。
「まぁ、リズベルがどうしてもというなら別に行ってもいいが・・・。」
「本当!?じゃあ、考えとくね。」
「フェルヴィオは素直じゃないのー。」
「うるさい!?」
本当に仲が良いとアレクは思う。客観的にしか自分が寂しく思えるほどに。
「アレクさんはどうするの?」
ピリアたち乳姉妹の会話が終わってすぐにアレクのもとにやってきたリズベルが、のぞき込むようにアレクに顔を近づけてくる。
「もちろん参加するよ。ここに残ったらセバスが不信がるしな。」
「もちろんです。それはアレクさんの為であることも分かってください。」
「大丈夫。分かってるよ。」
自警団だけがイグニアス王国の全てではない。もちろん、貴族院や衆議院はアリシアやメリンダを信用しているが総意ではない。どこに何があるかわからない以上、アリシアや信用の厚い自警団と行動するのは、アレクにとって保身にもなることだ。
「それでは、三日後。日の出とともに出発しますので遅れないでくださいね。スフィア。」
「なんで私だけ!?大丈夫さ、ダルケルがいる。」
「善処するよ。」
「そうだったね、スフィアだけじゃなっわ。リズ。遅れたら置いていくから。」
「大丈夫。セバスがいるもん。」
「ハッハッハ。その時は、背一杯の愛情をこめて起こしてあげますよ。」
「う‘ぅっ。自分で起きます・・・。」
自警団の兵舎の中から笑い声が消えることは無いだろう。ここにいる仲間たちは、同じ団の仲間以上に深い絆がある。その中に一日でも入れるように努力しよう。認めてもらおう。と、密かにアレクは決意を固める。
どうも片桐ハルマです。
ようやく自警団の大体部のメンバーとアレクが顔を合わせました。この後も徐々に自警団のメンバーは増えていきますので全員の名前を覚えてくれれば幸いです。
さて、この後は、ついに最強の騎士であるサイラスに会うため(?)に行動を開始するのですが、あの黒い化け物に再び遭遇することになります。それも含めて楽しみにしていただければ嬉しいです。
最後まで読んでくださった方に心からの感謝を。次の話でもお会いできることを楽しみにしています。
では。




