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ここどこですか?

…………ココハドコ?ワタシハダレ?……ふざけましたごめんなさい。でも、ここマジでどこ?……えーと、まず状況を整理しよう。学校登校→教室到達→バ○ス!→真っ暗→現在………いや意味わからん!…考えても分からんのでここから脱出する事にした。とりあえず立とう。よいしょっとお!?

転けた。立とうとしたら転けた。え、まってなんで……うん、四足歩行っぽい動物だね、俺。しかも、犬?猫?分からん……足しか見えないからな!よし!犬猫(?)と呼ぶことにしよう!後、めっちゃどうでもいいけど、目線がすげえ低い。

違和感しかない。


なんでだぁあああああああああああああ!!


……と、俺は盛大に叫んだ。しかし、叫び声と言うよりは


「キュピイイイイイイイイ!!」


鳴き声だった。うん、そうだよな、犬猫(?)だもんな!犬猫(?)が日本語ペラペラ喋ってるとか普通に怖くね?



……………今、俺は恐ろしいことに気づいた。これ人間と会話出来ないじゃん…

また叫んだけど、やっぱりキュピイ!としか声が出なかったよ(泣)



――――――――――――――――――――――――――――――――



「キュピ~」


あ~疲れた…道中で何度も言ったなこの言葉。まあ、言葉と言うか鳴き声だがな……思ったんだけどさあ、これいつまで歩けばいいの?いや、町とかに行っても駄目だろうな、捕まって速攻保健所行きだ。……目的無いな………あ!あるわ目的!凖達と合流しないと!…でも待てよ………凖達に、俺の言葉が通じるか?…無理だろうな…………………でも凖達も、動物とかになってるかもしれない!言葉が、通じるかも!よし、みんなを探そう!


「キュピィー!」


叫んでみるが返事がない、当たり前か。……腹へってきたな……食い物も探すか…



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



はい。あれから数時間がたちました。お腹すきました。喉も乾きました。食い物見つからないどころか、凖達の手がかりもつかめてません。……辺りも暗くなってきたのに何一つ収穫がないとか……泣けてくるぜ…


ガサガサッ!


ん!?なんだ?人間か?まさか、もう(謎生物)がこの森にいると連絡が行き渡って……あばばばばば!どど、どうしよう!捕まったら死だ!逃げる準備をしよう……え?何で今すぐ逃げないのかって?だって、仲間かもしれないじゃないか!


「ギギッ!!」


…違いました。俺の勘違いでした。現れたのは、全身緑色のなんかよくわからん生き物だ……つまり、RPG とかによくある雑魚敵のモンスター…いわゆるゴブリンだ……とりあえず落ち着こう……何で現実世界にゴブリンがいるんだ?

……ハッ!まさかこれは転生とか言う奴では?おお、すげえ!知識も少しはあるからなんとかやってけるかな?うん、見てて良かった、ファンタジー系小説!……で、これ俺倒せんの?大抵の奴は弱いけど、実はここの森の主でしたーとかだったら、洒落にならねえぞ?自分の強さとかも分かってないし。とりあえず、攻撃してみよう。攻撃は最大の防御なり!ってな。あと、何でか知らんが爪を出したり引っ込めたり出来る。

これは猫の特徴に近いから猫系かな?……今はとりあえず、目の前のゴブリン(?)を倒そう


宇宙は後ろに回り込み思いっきり爪で攻撃した……のだが


「キュピ!」


ガキンッ!


「……」

「……」


えっ?効いてない?


ゴブリンは平然と立っていて、攻撃が全く効いてないのか、ドヤ顔(宇宙にはそう見えた)だった。

宇宙弱いですねー(笑)


ちょ、なぜ攻撃が効かない!?格が違いすぎる!ん?何か今、馬鹿にされた気がする…ようなしないような…………どうでもいいか。


「……ホウ、コノモリノヌシノオレサマニコウゲキシテクルトハ、ナカナカドキョウガイイナ、シカシ、オレサマニコウゲキシテキタッテコトハ、ソレナリノカクゴハシテイルンダナ?」


喋れる……だと…ずるい!片言だけど。ん?え?待って、聞き間違いだといいんが今、ここの森の主って言った?……逃げるしかないじゃん!ってことでさいならー 宇宙は逃げ出した! ▼


スタタタタタ


「ジブンカラシカケテオイテ、ニゲルトハ…オイカケルマデモナイナ…フッ」


うっわ、鼻で笑われた…あいつ絶対友達いないな!…とりあえずあいつとは逆方向に行こう!また鼻で笑われたくねえしな…あ、でも、『あ“あ“!?なに攻撃してんだよ!覚悟しろゴラアアアア!!』的な人じゃなくて良かった。


「キュピーーーイ?」


しばらく走っていると、キラキラ光っている物が視界に映った


ん?なんか向こうで光ってるような……行ってみるか!




――――――――――――――――――――――――――――――――――――




あ、湖だあああああ!やったああああああ!これで死なないいいいいい!いやいや、落ち着け俺。もしかしたらこの湖も何かしらのモンスター的なのがいるかも知れない…慎重に飲もう。…………水、美味い。これほど水に感謝したことないぞ。もうちょっと飲もう………ってもう真っ暗なんですけど。でも、ここで寝ると死ぬかもしれない。例えば、寝返り打って湖にドボン!→魔物とかに喰われる。とかありそうだし、よし湖から数十m離れて寝よう……お、いい寝床見つけた!ここなら敵にも見つかりにくいし湖ドボンもないと思うからここで寝よう!


おやすみ一……………やっぱ寝れねえ。うん、どうしよう、寝不足で死んだらどうしよう。…流石にそれはないな。

オマケ↓


?「ハローこんにちは!突然ですが問題!!私は一体誰でしょう?」

宇「知るか」

?「まあ、知ってるわけないですよね。教えてませんし」

冷「じゃあ聞くなよ!!」

ナ「そして、問題の答えはナレーターです!イエーイ!!」

宇「ああ、本編の方で俺を馬鹿にした奴だな。殴っていい?」

ナ「駄目に決まってますよ~それで、いいですよって言ったら確実にその人Mじゃないですか!」

冷「でも凖は、遠回しに殴って下さいって言ってるようなもんだぞ?」

凖「おいこらちょっと待て。何でそこで俺が出てくんのさ!?今の流れで俺出てくる要素あった!?」

宇「さあ?」

ナ「知らないです」

冷「うるさい凖、殴るぞ?」

凖「だから、何でそうなるの!?余計な事言わないように黙ってたのにさ!」


ドゴッ


冷「だからうるさいって」

凖「……理不尽…じゃ……ね………?」

ナ「冷美に殴られる運命は不可避だったのだ、まる」

凖「…て…めえ……」

作「凖が瀕死の状態になったので終わるよ」

宇・冷「お前誰d(強制終了☆

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