疎遠な文字
萩原朔太郎の記念碑を見に行ったついでに、文学館に寄りました。
そのときに感じたことを綴った詩です。
メールと手紙。
便利なのは明らかにメール。
なのになんで?
メールにあたたかみが感じられないのは。
手書きと手打ちの差?
たしかにそれはあると思う。
直筆と電子文字。
それっていわゆる生身と機械だもん。
温度差が感じられて当然だよ。
だけどそれだけじゃないでしょ?
手紙の冒頭には、相手の近況を尋ねる文句が入ってる。
メールにはほとんどそれがない。
だってそれはいつでも訊けるようなことだから。
別に今じゃなくてもいいもんね。
お元気ですか?
いかがお過ごしでしょうか?
だけどこの文章を入れるだけで、心があったかくなるんだよ。
手書きの原稿や手紙を見ると、何かしらのインスピレーションを受けるはずです。
皆様もぜひ感じてみてください。