19.邂逅
あんまり収拾つかないまま暴走気味に投稿しました。変なところがありそう
「久々に色鬼が全員集まる楽しいお誘いのメールだな」
三人の反応を見て、からかうように笑ってみせる
「これ、提案したのアンタよね?」
アオヒメはメールを指して噛みつくように元凶を睨み付ける
「面白いだろ?さっき、サーバー管理者にメールしたらあっさり了承してくれた」
「ここの管理者はそういうイベント事好きそうだからしょうがないけど、アンタ分かってるの?色鬼が集まるってことはそこが戦場なるってことなの!」
「戦場って俺達全員が戦いたいわけじゃないだろ?一部の戦闘狂だけだ」
嗤って否定する
「アンタって相変わらず、こういう時の言葉と表情が噛み合わないわね」
そんな癖を呆れるツンデレ娘だった
「この人の変な癖はいつも事だから置いとくとしてその格好のまま会いに行くのかしら?」
「何か変か?」
格好をしげしげと見るが精々、全体的焦げたり、破けたりが見えるくらいか・・・
「自分で確認しながら何で貴方は何も思わないのかしら?」
「ボロボロだな」
「もういいわ!防具全部渡しなさい」
当人は事も無げに答えるだけで業を煮やしたエミルはまるで追い剥ぎのように渡された防具を引っ掴み根こそぎ奪い取る
「お、お嫁に行けない格好にさせられた!」
黒い鬼は身ぐるみを剥がされてトランクス一丁のほぼ裸一貫になってしまう
「貴方の場合はお婿でしょ!バカなことを言ってないで防具新調するから何か要求はないのかしら!」
お約束なツッコミを入れつつ、きっちりと仕事をこなそうとするゴズロリ娘
「STRの追加とAGIとVITの上昇、デザインは任せる」
「了解。少しお待ちなさい、すぐに作ってあげるわ」
俺から剥ぎ取った防具を抱えてトコトコと二階に消えてしまった
「しばらくエミル待ちだな。エン、この格好だとギルメンに目の毒だから全部寄越せ」
悪意たっぷりな笑顔で手を突きだし言葉そのままを体言してみせる
「俺に恥じかかせる気かよ!ひでぇぜ」
「いいじゃん。減るもんじゃあるまいし・・・お家芸ダロ?」
さらに手を突きだし笑顔で要求を続ける
「そんな芸ねぇよ!あることないこと言ってるとクロノと言えど容赦しないぜ?」
槍を目の前に突きだし露骨に拒否を露にしてみせるが・・・
「分かった、分かった。見る方か・・・すまん!」
手を合わせ、わざとらしく頭を下げてまま少し経ってから上げる
「え?・・・おい!おーい」
そうエンは気づいてしまった
「どうした?」
「“どうした?”じゃねぇぜ!お前のおかげで誤解されちまった」
「おやおや、それは可哀想だな」
さっきわざとらしく時間を置いてから頭を上げたおかげで信憑性が増し、露出するのではなくさせるのが好きと女性陣に誤認させることに成功したのだ
「あたしは少し変わったところがあって仲間外れにしないさ」
うっすらと涙目になりながら少しずつ後ずさるギルドマスター
「ミヤビ~誤解だぁー」
「エンサン、私モミヤビサント同ジデスヨ?」
ミズキはロボット口調でそれだけ言うと全力疾走で逃げた
「本気の引かれた!アオヒメ、お前なら分かってくれると信じてるぜ!」
「アンタ、バカ?ゲームにまで自分の癖を持ち込まないでよキモい!来るな女の敵!滅びろ!!!」
アオヒメは誤解した上に罵倒し、引き金を二回も引いた
「ハッ!誤解され、逃げられ、撃たれてギルド内での俺の立ち位置がスマツルとあんまり変わらないぜ!」
「今更じゃないかしら?“槍バカ”以外のネームバリューがなかったのだから箔が付いておめでたいことじゃない」
コツコツと足音を立てて、さも最初からいました感たっぷりに階段を降りてきて止めを刺すエミル
「ウッ!」
あっ倒れた。去らばスマツル同類・・・
「速い、流石!」
「褒めても何もないけど貴方の気持ちは受け取っておくわ」
言っている割にはいつもより心なし嬉しそうに見えたのは気のせいか?
「おおおぉぉ」
できたてほやほやの防具を受け取り早速、装備してみると・・・
tops:漆黒のレザージャケット STR+15 AGI+15 VIT+3
inner:漆黒のシャツ STR+15 AGI+15 VIT+3
bottoms:漆黒のズボン STR+15 AGI+15 VIT+3
shoes:漆黒のレザーブーツ STR+15 AGI+15 VIT+3
黒いV字のシャツにこれまた黒いレザージャケットを重ねて、黒無地のズボンに黒のレザーブーツって結局、真っ黒・・・舞台裏では黒子として活躍できる!じゃなくて・・・STRもAGIも高い、VITはあんまりだけど思った以上に使える。良いモノ作ってくれた!
「急造で作ったから少し不安だったけどお気に召したようで安心したわ」
俺の反応を見て、一瞬、満足そうな笑みを浮かべていつも妖しい笑みに戻す
「俺がエミルの作るモノに文句言ったことないだろ?」
「なっ何言ってるのかしら!私は貴方の格好が見苦しいからしただけよ!」
「そうだな。助かる」
言葉の割に顔が紅くなってるんだけどあえて指摘はしないでやろう
「そろそろ行かない?首謀者が遅くなるのも悪いし・・・」
アオヒメは椅子に腰掛け、足を退屈そうにプラプラと動かして待っていてくれたみたいだ
「首謀者言うな!そこは主催者にしろ」
「アンタの名前が入ってるだけで良いことないの!」
酷い奴だ。俺がお前に何をしたというんだ・・・
「二人とも、バカな言い合い始めるなら置いていくわよ?」
エミルはギルドホームの扉に手を掛け、その後ろで欠伸をしているエンもいる
「それじゃ、昔馴染みに会いに行きますか!」
「全くしょうがないわね。私も付いてってあげるわよ」
四人はギルドホームをあとにして噴水のある広場に向かって歩きだす
「二人に何も言わずに出たけど良かったのか?」
「貴方達が話してる間に言っておいたから大丈夫よ。感謝なさい」
「ハイハイ」
「ハイは一回でしょ!」
「ハイ!」
暇潰しにエミルと古典的なやり取りをしていると・・・
「アンタ達、戦場に行くのに何でそんなにのほほんとしてられるのよ?」
アオヒメから非難鳴いた声が届く
「別に戦いに行くわけじゃないんだからいいじゃん」
「そうよ、ただ集まるだけで殺し合いに発展するわけないわ」
「アオヒメ、ビビりすぎだぜ」
二人に続いてエンも茶々を入れる
「うっさい!もうアンタ達は揃いも揃って好き放題言ってそれ以上はぶっ飛ばす!」
そんなアオヒメの意地っ張りな台詞に三人は爆笑し、ちょうど広場に到着する
「四人は相変わらず仲が良いみたいだね」
広場に着いてすぐに白コートのエルフのハクが話しかけて来た
「昔もこんな感じでつるんでクエストとか受けてたからな。今、この場にいるのってお前含めてどれくらいか分かる?」
「僕ら五人だけ。色鬼は自分かっての集まりだからもう少し時間掛かるよ」
「・・・集まるまで時間掛かるのは変わらないな。それはそれとして【宴】抜けた後にどこかのギルドに入ったのか?」
「入らずに自分で作ったよ。メンバーは僕を含めて5人の小規模ギルド【白銀の刃】ギルド名の割に白いのって僕だけなんだけど・・・」
照れたように笑って見せる
「白髪はお前だけか。あとは十円ハゲか、三十円ハゲが入れば釣り合いが取れるな。エルフって長寿設定がデフォルメされてるから間違ってないよな?」
「誰も髪の毛話してないから!僕まだ若いから!」
クロノの茶々に真面目にツッコミを入れるハク
「貴様ら・・・騒がしい。首を刈られたいのか?」
そう言った男は緑色の髪、爬虫類のような細い瞳孔に青黒い肌、ボロ切れ同然の黒いフード付きローブを被り、背中には身の丈に合わない大きさの大鎌が装備してある魔族
「黙れ、斬るぞ?」
「伐れるものなら伐ってみるがいい“剣鬼”」
「殺るか?」
「刈られたいのか?」
売り言葉に買い言葉で互いに武器を構える
「二人とも、久し振りに会ったんだからもう少し仲良くしたら?」
ハクは二人からの剣呑な雰囲気に慌てて止めに入るが・・・
「黙れ“白夜叉”!我は剣鬼と話している!」
一喝されてため息をついて肩をすくめる
「貴方達、静かにできないのかしら?」
「その話し方、貴様は“魔工”か?」
「その通りよ“死神”」
死神・・・コイツの大鎌と闇系統の魔法を使った残虐な戦闘スタイルと格好ゆえに通り名として獄門、残虐神など幾つか呼ばれていたが一番多く呼ばれていたのが死神・・・だからか色鬼の間ではそう呼んでいることが多い
「するとそこにいる赤箒頭と蒼髪は“炎鎗”と“蒼穹”か。ここに鬼が六匹・・・あと四匹来るということであるか?“剣鬼”」
「そうなるな。あと来てないのは“両面”、“呪製”、“無形”、“奇策師”だけだ」
「申し訳ありません。こちらで色鬼の集会があるとお訊きしましたが合っていますか剣鬼様」
振り返ると猫耳にパピヨンマスクを着け、たわわに実った果実を抑えつけるようにボンテージを身に付けた猫人が膝を着き恭しく頭を下げている
「合ってるけど・・・何でそんな風に聞くんだよ?」
「私は敗者だから奴隷ですの。どんなに蔑んでも、罵倒されても全てを受け入れます。むしろ、浴びせてくれることを期待して・・・もう・・・身体が・・・疼いて・・・疼いて」
顔を紅潮させ、また恭しく頭を下げてみせるが息の荒さは隠せなかった
「黙りなさい“両面”!相変わらずの変態っぷりに引くわ恥を知りなさい」
エミルは両面を見かけるなり即時に汚いモノ見るような侮蔑を露骨に含ませた視線を本人に浴びせる。
「私は剣鬼様とお話をしてるの。卑しい婢には昔みたいに鞭の味を思い出させてあげないといけないの?それとも苛められるのが好きなの?」
キッとエミルを睨み付けると立ち上がり高圧的な態度で腰に付けた鞭を恍惚の表情で舐め上げように舌をチラつかせ、肢体を厭らしくクネらせた
「おい、キモい変態癖があるのは知ってるけどやめろよ?」
「はい、剣鬼様」
コイツは自分より強い者に従順で幾らでも罵倒されようが蔑んでも悦ぶ被虐性と自分よりも弱い者を嬲り苛める加虐性の二面性を有する真性変態キャラから通り名として“両面”とオーガバーサス内では言われていた
この変態って返事だけはいいからあとは放置しとけばいい・・・勝手に勘違いして悶え始めるだけだ
「両面さん相変わらずの変態や!儂、もの凄い引くわ。剣鬼さんもそう思わへん?」
浅黒い肌、角刈り、アロハに短パン、関西弁混じりの話し方をした大男ががに股で風きって馴れ馴れしく話しかけてくる
「・・・そうだな。相変わらずの高い身長と関西弁は変わらないみたいだな“呪製”」
呪製・・・性能は良いが必ず呪われたモノを製作するゆえにそんな通り名が与えられた。
エミルの“魔工”という通り名とは対称的な意味で有名だ。
魔工・・・何を作っても必ず最上のモノで呪いもない完全なモノを作り上げる魔法の工房と言われていた
「せやで、身長は自前やし儂が標準語とか話とったらキャラ崩れて皆、分からんようなるしなぁ」
腹を抱えてゲラゲラと笑いながら己の首をぐるぐる回して話してくれる
「笑うか、首回すかどっちかにしてくれ気持ち悪い」
「酷いわ~ボケでやっとんのにウケへんやなんて儂が人族やのうて機械族やからなん?」
「知らねぇよつーか、機械族ってロボットじゃなくて人造人間なんだな」
「ファンタジーゲームやからメカメカしいの避けただけちゃうの?」
「そうかもな」
そこで会話は途切れて呪製はエミルのほうに行ってしまった
あと二人か・・・コウは放っといてもいいとして“無形”はいつ来るのやら・・・っと噂をすれば
「・・・・・・待たせた」
そこにはぼさぼさの黒髪に赤い鉢巻きを結び、両手には手甲を付け、灰色の胴着を着た男が節目がちにこちらをじっと見ている
「気にしなくてもいい」
「・・・・・・ならいい」
「戦闘スタイルは変わらないな。一切武器を持たず、自分の身体を武器として戦う以外の型のない戦い方ゆえに無形と言われ、体術のみなら化物」
「・・・この・・・戦闘方法は黒鬼を斃す・・・ためだ」
「再戦宣言どうもありがとう。自分で俺を殺れると思う時に来いよ?」
ニッっと笑って首を切る真似をして挑発する
「・・・・・・分かった、必ずそうする」
仕返しとばかりにクロノの首スレスレに手刀を突きだして素早く切ってみせる
無形の奴、話すの苦手だから行動で闘争心剥き出しを表現って分かりやすくて良いねぇ~
「話してる間に出てくると思ったけど・・・」
あの野郎、全損でとっくに広場に転移されてんのに・・・なにしてやがる
「眉間にシワ寄せてどうしたの?」
他の奴らが話し込んでて暇そうな白エルフが話かけてきた
「奇策師のバカがもう広場にいるはずなのに出て来やがらねぇと思ってるところ」
「色鬼一、目立ちたがりで、時間にルーズでウザさはどのプレイヤーにも追随を許さない奇策師だね」
これまた、笑顔で説明しやがって
「そうだよ!」
さっさと出てきてくれウザいけど
「あっ」
ハクは笑顔で手招きをして耳元でヒソヒソと思い付いた内容を話してくれる
「いや、それは・・・無理だろ?アイツらが協力してくれるか・・・・・・イヤだ、やめろ、ろくなことにならない」
「大丈夫。全ては君の双肩に掛かっている!」
渋る俺の肩に手を乗せ、その内容の説明、説得をガッツポーズで丸投げされる
「・・・まったく」
面倒事を押し付けてきやがったよこの白髪野郎
「女性陣方、悪いけどこっち来てくれ。話がある」
「アンタ、絶対良いこと言わないでしょ!」
とアオヒメ
「楽しいことなら大歓迎よ」
とエミル
「ああ・・・剣鬼様・・・つい・・・私を・・・フフフ」
と妙なトリップをする両面
こちらを振り向き、嫌そうな顔をしたり、妖しい笑顔をしたり、悦んで悶え始めたりと三者三様の反応を見せながらも来てくれる
「来てくれて礼を言う。さっそくだがあの馬鹿が出てきたくなるような声かけを三人にしてほしい」
クロノは来てもらって矢継ぎ早にハクに言われた内容を話す
「「「ハァ?」」」
その答えは予想仕切るモノとは言え露骨に皆が嫌そうな顔を俺も含めてする
「言ったアンタもそんな顔する当り嫌なんだ?」
人の言っておいてアンタもそんな顔するなって言いたいんだろうな
「俺だって好き好んで馬鹿を呼ぶのに被害者は出したくない・・・ただ嫌がらせがしたいんだよ!」
「「「・・・」」」
「撃つな、叩くな、靴で踏もうとするな、PvPを申し込んで来るな!・・・分かった、分かったから何か一つ言うこと何でも聞くからそれで協力してくれ!」
あっ攻撃が止んだ
「「「本当?」」」
三人はきらきらと乙女ように目を輝かせて息が掛かるくらいに顔を近づけて真偽を問うようにじっと見つめる
「嘘言ってどうするんだ?あと顔が近いから離れてくれ流石に恥ずかしいんだけど・・・」
「「「「・・・」」」」
四人の間に気まずい空気が流れる
「で・・・お前ら何か思い付いたか?」
気まずい空気の中、無理やりに話題を推し進めた
「そうね・・・・・・貴方が私に何かしてくれることを望むわ」
絶対、嫌がらせだよな
「人任せって趣味悪すぎ」
「貴方が嫌がることをするのが楽しいだけよ。でも楽しみしてるわ」
とりあえず交渉成立かな
「アオヒメは?」
「休みの日に道場行くって言ったの覚えてる?」
「覚えてるけど?」
「じゃあその帰りにチョコパフェ奢りで手を打ってあげる」
「了解」
金で解決できるなら安いもんか
「剣鬼様・・・私は今すぐに“この意地汚い牝猫が一丁前に媚びた目で盛りやがって、キモいんだよ!グズが罵られてきたねぇもん嬉しそうに垂れ流してんじゃねぇよ”と感情を込めて罵ってくれたらそれで満足ですわ」
「・・・却下。もう少しマシなことを頼む気はねぇのか?駄猫が!てめぇは人じゃねぇんだろ?もっと地面に這いつくばって靴の裏でも涙流して舐めながら頼むこともできねぇのかこのクソ変態」
「ああ・・・申し訳ありません。次からその様にしますので今回はそれで私は満足しました。ありがとうございます」
「どう・・・いたしまして?」
艶っぽく瞳を潤ませ、土下座で礼を言われた。断っただけなんだけど?そしてなぜか、全体的に俺に冷たい視線があるのはなぜだろう?まぁ・・・いいか
「三人、あとは任せた」
嫌そうな顔をまたして頷くと三人はアイコンタクトをして
「「「アレレ~イケメンな彼がいなーい?どこにいるの~?あの奇策師様~会いた~い♪」」」
甘えるような猫なで声でわざとらしく痛い女の子を演じる
「呼んだかーいガールズ?このイケてる男の口上を聞け~い。一に「「「ウザい」」」俺っち、二にやっぱり「「「みんなに嫌われる」」」俺っち、三、四がなくて五に「「「世界一の嫌われ者」」」俺っち!それが“全魔の奇策師”コウ様さ!って何で全部に変な合いの手を被せたんだよ~」
三人の痛い声に反応して空から勝手に降ってきて変な口上言いやがって誰も聞きたくないから被せたんだろ?
「死んでもそのウザさだけは治らないな」
「お~そこにいるのはマイベストフレンドのクロやんではないか~♪それにコウ・ガールズ、マイフレンド達ではないか~。こんなにも人に出迎えられるなんて俺っち感激」
テンション高くして涙流しているけど誰も眉一つ動かしてないからな。あとお前のせいで空気が冷え切ってるから
「誰も歓迎してねぇよ。中々出てこないから嫌々そういう措置をしただけで必要もなければ誰も呼ばないから」
「そ、そんな・・・じゃあさっきの皆からの視線は俺っちを出迎えようっていう暖かな視線じゃないの?」
コイツの目には良いものようにしか映らないし、勝手に項垂れて顔から色んなモノが垂れ流し始めてるが気にしない
「“ウザいのがやっときた”っていうのがここにいる九人の心情だよコウ君」
突然、人の頭上に現れてニコニコと事実を告げるちんちくりん
あっコウが崇め始めた。何がやりたいんだよお前!
「やっぱり出てきたな暇な管理者」
さっきメールに書いてあったから出てくると思ってたけど
「いいじゃん。ボクはラブ&ピースを愛してるつもり戦士なんだから!」
知らねぇよ
「で、何しに出てきた?」
「とりあえず・・・転移!」
『ハァ?』
十人はよくわからないままにどこかに運ばれた




