②告知
針生検では,細胞診よりも太い針をしこりに刺し,その中に組織の一部を入れて,からだの外に取り出す
針が太いので局所麻酔が必要で、痛かった……
おっぱいに穴があいた
先生から
「石灰化の可能性が高いけど、良性か悪性か検査しますので、結果出るの2週間後くらいで、結果がでましたら連絡します」
と言われた
麻酔もするのに1人で来たから、先生は、家族に、話してないのかと心配してくれた
家族に、話してるけど、仕事の合間で来たのでと説明して、
無事帰れるか心配してたし、いろんな不安などを、親身になって聞いてくれる、本当にいい先生だった
同じころ、祖父も前立腺がんの疑いで、同じように悪いところの組織を採取して検査してた
2人とも2週間後の、連絡待ちだった
この2週間、わたしも、祖父も、母も、祖母も、
みんなが、色んなこと考えてた
それは、なぜか、悪い方に悪い方に、考えてしまうし
ネットで、調べると悪いことばかり、目に入ってくるから、泣きたくなくても涙がでた
長い2週間だった
2週間で、連絡来たのは祖父だった
総合病院だからかなと思ったけど、【良性】だった
今後も、状態が変わることもあるので、定期的な経過観察だったようだ
祖父と、祖母は、一安心してたな……
でも、孫のことを思って、祖母は、ずっと心配してたし、この先のことも考えて…気分が沈んでた
反対に、祖父は、癌じゃないから、喜んでて、生き生きして、なんか憎らしくなってた……
検査から2週間、まだわたしには連絡がなかった。
「まだですか?」
って一度……クリニックに問い合わせたけど、
「まだです」
と言われた
そして、4週間目に、
「検査の結果が、でましたので、今回は家族と来てください」
と言われた
予約して、母を連れてった日
わたしたちより、後に来た人が、数人呼ばれ、夫婦が、先に呼ばれ、
診察なのか、検査結果なのか、みんな、普通の顔してたし、
夫婦は、「よかったね、安心したわ」と、語ってた
待合室は、わたしたち親子と、
本も、スマホも見ず、ぼーっと足下を眺めてる、30代前半のお姉さんだけになった
先に呼ばれたのは、わたしたち親子だった
「癌です」
先生は、はっきり言った
それは……未知の病気で、死ぬ病気で……
パニックになり、母も貧血起こして……
わたしは「余命は?」とか聞いてた気がする
何とか平静を装おって、先生と対話した
「若いのに…………ね………」
先生たちが、涙ぐんでた




