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第四十五話:後輩の務め
ミリアはモナカとニナを返した後、ネロとメロを連れて地下室に戻ってきた。
「ねぇミリア、今思い出したんだけど、今日使いまくった跳躍魔術って禁術じゃないの?」
「おぅ、俺様も思ったぜ!アレって禁止されてるんじゃないのか?」
ヤイヤイ、と騒ぎ立てる使い魔達に顔を変えずにミリアは答える。
「禁止されてるのは転移魔術さ。
跳躍魔術は転移魔術と性能は同じだけど危険性が無いんだ」
はえ〜、ふ〜ん、と言い納得した様子をした使い魔達を横目に、ミリア達は基盤にたどり着いた。
「…やれやれ、結界を書き換えたのは師匠でしたか」
「違う、モナカだ」
基盤の奥側から現れたのは『結界の魔術師』ローラン・ヴァイスだ。
「師匠はあの小娘を使わないと考えていたのですが、意外でした」
「私は好き嫌いで使う人物を選んではいないからな」
ミリアはローランと話しつつ!帰る準備をし始めた。
「おや、もう帰るのですか?」
「ああ、私が来たのは結界を元に戻すためだったからな。
『結界』が来たのなら、君に任せておけばいいというものさ」
「おやおや、これは後輩使いの荒い」
「雑事や後始末は後輩のやることだろ?」
あの小娘も後輩でしょうに、と嘆くローランを横目にミリアは寮まで跳躍していった。
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