第十五話:運営会やで!
変更:相談事務所→運営会
2日目。2日目は、1日目で生徒会と交流したため、運営会と交流する日だ。
ミリアは運営会の仕事をいまいちわかっていなかったので、それを知ろうと意気込んだ。
ミリアは運営会の運営会室に入ると、そこには既に4人が揃っており、仕事を始めていた。
6時限目終了のチャイムがなってからまだ2分も経っていないのにである。
「こんにちは」
「こんにちは、ミリア・マイルさん。 今日は初日ですし、どうぞごゆっくりしていってください」
セフィルが作業を中断しミリアの挨拶にそう返すと、残りの運営会役員3人が一斉に挨拶してきた。
「「「本日はよろしくお願いします」」」
挨拶をし終わると、4人はまた作業を再開した。
ミリアはその様子を見ていることしかできなかった。
* * *
「ねぇ、ミリア君って好きな人って〜、いないのかな〜?」
仕事の休憩時間になると、オベールがミリアに話しかけた。
「…いません」
ミリアがそのように返すと、オベールは面白そうに顔をニヤつかせた。
「いませんって言うのに間があったね〜、隠してるんじゃな〜いの〜」
「別に、いません」
「本当〜かな〜あ〜?」
どうやらミリアの言ったことが信じられない様子のオベール。
「オベール、後輩をネタにするのは止めだよ」
「は〜い、わかりま〜した」
気を利かせたセフィルによりミリアは難を逃れた。
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明日は投稿16:30にします。




