外国人観光客向けと国内在住者向け
今週もありがとうございました!
桜が順調に咲いてきました
もうすぐ満開かな?の大阪です
入学式も目の前ですしね
ええ感じじゃなぁかなぁ・・・
来週もよろしくお願いいたします
最近はインバウンドとやらで、海外からの観光客が日本にお見えになられているのは公然の事実でみなさんもよくご存じだと思います
そして物価高の影響もあるので、外食もどんどん値上がりしていてランチで1,000円超えるぞ!と悲鳴を上げるようにもなっています
まあ、バブルの頃は平気で1,000円超えたりもしていましたけどね・・・
ただ、当時は安いうどん屋さんなんかは200円前後から食べることができたのも事実です
でも、今はもう軒並み高騰しています
私も滅多に外食はしなくなりました
特に外で酒を呑むのは皆無です
それでスパイスカレーに凝ったりしているのですけどね(笑)
そして飲食店側も金持ちの外国人観光客相手の価格設定をしたりして、さらに高額になり完全に国内在住者を相手にしなくなっているよなぁ・・・と感じることもあります
「その食べ物をそんな値段で販売するなんて!」
あきれてしまって、私なんか絶対買わないです
でも、外国人観光客さんからすると、お手軽な価格らしいのがねぇ・・・
悔しいとこもあります
かつては、東南アジアへ行けば日本人はええカモだったのですけどね
まったく、逆転しています
ということで、私のようなものは外食しないといけなくなると完全に昭和感満載の食堂なんかを探すのです
一番有難いのは立ち食いそば屋さんを見つけた時ですね
迷わずに直行します
国内在住者がまだ選べる店舗と言うのは本当に貴重です
かつて日本がまだアジアで偉そうにしていた頃にタイへ行ったことがあります
ツアーだったのですが、参加者は私とパートナーの二人だけでした
当然食事は添乗員さんまかせのお店へ行くことになります
とても豪華で1,000円ぐらいなのですね
最終日最高級レストランとかにつれて行っていただいたときも、屋外のテラス席でいただきました
コース料理で2,000円とのこと・・・・
最終日でもあるので添乗員さんに「お二人もいかがですか?」と聞いたら
「私たちはこんな高価なものは食べられません、帰りにラーメンでも食べます」と固辞されました
と言うことで、別れ際に日本円ですが2,000円を心づけとしてお渡ししました
さて、当時のタイの平均月収は7,000円ぐらいだそうで、15,000円もらっていれば高給取りだったそうです
仮に失礼ながらこの添乗員さんが月収7,000円だとしたら・・・2,000円の食事なんて・・・月収の三分の一に近い価格の料理・・・そりゃほぼ食べないですよね
私たちにすれば数万円以上の食事ですからね
この時タイのスーパーや屋台では、鶏の唐揚げが15円(日本円換算)でてんこ盛り食べられたのです
でも、ナ〇スコのリッツが240円と言う・・・日本より高いのよねぇ
輸入品は高いのです
そして数年後ベトナムに行った時も添乗員さんは観光客向けの食堂へ連れて行かれました(リベートもありますからそれは普通ですね)
この時ハノイで自由時間があったので、地元の方に聞いて地元民が行かれるレストランと言うか、居酒屋を教えていただいたのです
大きな店舗にテーブルが一杯ならんだ・・・日本で言えばビアガーデンみたいな感じですね
ここは地元の方で大変賑わっていました
日本人もちらほらと・・・
メニューを見る・・・おお安い!
食べてみる・・・おお美味い!
こういう所がええやん!最高!
私は根っからの庶民なんですわ
こういうお店の方が幸福感が高いのです
日本に話を戻して・・・だから高いお店には行く気がしない(笑)
単価が上がり続けるのは堪忍してくれ!と切実に思うのです
国内庶民向け価格の食堂が存続できるように政策もよろしくお願いいたします
余談ですが、タイの話で平均月収が7,000円とかの時代に、日本人観光客がチップで気軽に5,000円なんて渡していたのです
心あるタイ人は「こんな高額なチップを渡さないでくれ!働かなくなってしまうじゃないか!」と怒っておられたようです
知らず知らずのうちに金にものを言わせるようになっていたのですね
この当時の日本人観光客はマナーが悪いと酷評されたこともありましたね・・・
時代が変わっても誰もが繰り返すのでしょうか?