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流れゆく

作者: 柊 雨雪

流れゆく


友達と笑いあったあの時間、あの場所が

流れゆく


沢山悩んで泣いたあの日も、胸いっぱいに幸せを感じたその日も

流れゆく


今この瞬間の何の変哲もない時間も

流れゆく


記憶の引き出しにそっとしまったはずなのに

大事に持っていたかったのに

思い出したいのに


私の中から知らないうちに

流れゆく


記憶がなくなってしまうこの病気

初めはとても怖くて辛くて、分かってもらえなかった

嘘だともいわれた


毎日起こることが初めての感覚

でもそれだっていいじゃないかと思えた自分がいた


だから今日も必死に生きて

流れゆくものに怯えることなく生きていく


                                       柊 雨雪

今年に入って記憶障害と診断されました。

凄くマイナスに捉えてしまって、無くすことの苦しみや辛さを感じていました。


それでも一歩ずつ、自分を受け入れて生きています。

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