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4/1347

4 宴会に参加した



 大宮殿を空から抜け出した私は、すぐに市街地には向かわなかった。

 祝福の残滓で輝き続ける夜の空を飛んで、大宮殿と市街地をつなぐ、美しい広場の上空で静止する。


 宙に浮かびつつ、自分の確認だ。

 まずは、『ユーザーインターフェース』を使ってみる。

 ゲームの世界と同じように開けと念じたらメニュー画面が現れた。


 ステータスを開く。

 種族は精霊、名前はクウ・マイヤと出ている。

 レベルはカンストの120、各種ステータスはゲームのまま。

 称号は精霊姫。

 称号もゲームから持ち越せている。

 サーバーでは私しか持っていなかった超レアな自慢の称号だったので嬉しい。

 あと称号欄には、精霊第一位、女神の友人、女神の加護、ともあった。

 ゲームでは、称号はひとつしかつけることができなかった。

 なので精霊第一位の称号はつけていなかったけど、アシス様が気を利かせてつけてくれたのだろう。

 女神関係もアシス様がつけてくれたのだろう。

 ありがたや。


 次は、早速だけど魔法を使ってみよう。

 技能や特性は、自由にすべてを使えるわけではない。

 ゲームシステムとして、魂の器『ソウルスロット』への装着で、アクティブ化させる必要があった。

 武技は武器種、魔法は系統ごとに装着可能だ。スロットは3つ。


 1:黒魔法

 2:古代魔法

 3:敵感知


 さくっとセット完了。


 スロットの変更は、ゲームの世界と同じなら、平時はいつでも可能だけど危険地帯では不可になる。

 お遊びセットのまま危険地帯に行かないように注意せねば。

 ちなみに技能には熟練度がある。

 熟練度は、その技能を使えば使うほどに上昇する。

 数値が伸びれば、伸びた分だけ難しいことができるようになっていく。


 私は戦闘系では、魔法全系統と小剣武技の熟練度をカンストさせていた。

 系統は、武器については一般的な感じなんだけど――。

 魔法については少しだけ独特だ。

 私の魔法はゲームのまま、白魔法、黒魔法、緑魔法、銀魔法、古代魔法という名称で分類されていた。


 白魔法は回復系。

 黒魔法は攻撃系。

 緑魔法は強化と弱体。

 銀魔法は空間系で、透化、飛行、転移、各種フィールド設置、重力操作など。


 戦闘では、どれをセットして、どう戦うのか。

 考えるのは本当に楽しかった。


 さて。


 敵感知に反応がないことを確かめてから、私は古代魔法のリストに目を向けた。


 古代魔法は、究極魔法や広域殲滅魔法といった、ひたすらに殺傷力の高い魔法が主に集まっている系統だ。

 発動までに長い精神集中がいるので、レイドでは使い物にならない。

 フィールドの敵に撃ち込んで倒しても、例外なくオーバーキル扱いでアイテムドロップなし。

 ゲームではイベントバトルで、古代竜を一撃で消滅させたり、魔物の大軍を薙ぎ払ったりしたい時に使う程度だった。

 さらに成長に合わせて覚えていく魔法がひとつもなく、すべてスクロールを読んで覚える必要があった。

 そして、スクロールの入手難易度は高い。

 古代魔法を極めるのは大変で、そして、あまり意味がなかった。

 でもロマンのため、私はすべての古代魔法を集めて、極めた。

 ここでも使えるなら嬉しいと思って、確認のためにセットしてみたのだけど。


 うん。


 使えるようだ。

 やったね。


 でもこれ、使ったらどうなるんだろう。

 ゲームでは派手なエフェクトと共に敵を薙ぎ払うだけで、特に地形が変わったりはしなかったけど。

 下手に確かめたらとんでもないことになりそうだ。使うのはやめておこう。


 まずは簡単なレベル1の黒魔法にしよう。


 魔法は、発動の意思を明確に示すことでその効果を現す。

 簡単なのは、魔法名を口にすることだ。


「マジックアロー!」


 指を突き出して叫ぶと、指先から魔法の矢が勢いよく飛んでいった。


「おお」


 ゲームでは見慣れた魔法だけど、感動した。


 他にもいくつか魔法を使ってみた。

 どれも、ちゃんと発動してくれた。


 次にマップを開いてみる。

 ほぼ真っ白だった。

 行ったことのあるエリアしか表示されない仕様なのだろう。

 ゲームでもそうだったので仕方がない。


 アイテム欄には、『アストラル・ルーラー』だけがポツンと入っていた。

 ゲームと同じ感覚で取り出すことができたし、収納することもできた。


 装備欄には私が今身につけているものとして、精霊の服、精霊のスカート、精霊の靴があった。

 ゲームの世界で精霊族の女の子が最初から身につけている初期装備だ。

 だけどゲームよりも性能がいい。

 なんと、私が使っていた防具と同等の性能だった。

 さらに、汚れない、破れない、無くさないという付与効果がついていた。

 説明欄には女神の贈り物とある。

 ありがたや。

 アシス様に感謝。


 しかし所持金はゼロだった。

 これは……。

 大丈夫なのだろうか。

 さすがにお金がないというのは不安だ。


 いや、待て。

 これはアレだ。

 アレかもしれない。


 アシス様は、精霊はふわふわするのが仕事です、と言っていた。

 つまりふわふわしていれば仕事になって、所持金が増えるのだ。


 ふわふわしてみた。


 ふわふわ。

 ふわふわ。


 しばらく頑張ったけど、所持金が増えることはなかった。


 うーむ。


 もっとふわふわしなくてはいけないのか、それともそもそも、ふわふわしたって所持金は増えないのか。

 悲しいけど後者の気がする。


「まあ、頑張るしかないかー」


 私は冒険者になるのだ。

 たくさん依頼を受けて、稼げばいいのだ。

 なにしろ私は強い。

 魔物退治だって余裕のはずだ。

 たとえ現実だとしても。


 意気込んで、私はふと思った。


 現実での戦闘……。

 それは、どんなものになるのだろうか。


 ゲームの世界でなら、単にHPを削り合うだけだけど……。

 HPを0にすれば、魔物は消えてアイテムに変わるだけだけど……。


 ここはゲームの世界ではない。

 私は転生して、現実の異世界に来たのだ。

 いろいろと飛び散ったりするのだろうか……。

 グシャっとして、プッシャっとして、顔にかかったりとか……。

 生暖くてね……。

 血とか肉とか……。


「あああああああああ! ヤダぁぁぁぁぁ! それはヤダぁぁぁぁぁ!」


 そんなことになったら、私は卒倒しかねない。

 マズイ。

 最強のゲームキャラになれば気楽にやっていけると高をくくっていたけど、これはどうにもならないのでは。


 最悪、精霊界に戻ってふわふわするしか……。


「いや、ふわふわするにしてもこっち側の方がいい。あの水の中みたいな世界で過ごすのはいくらなんでも悲しい」


 いや待て。


「私には生成技能があるじゃないか。物がなければ作ればいいじゃない」


 私の生成技能は全系統カンスト。

 なんでも作れる。


 ……作れなかった。


 何故なら、何を作るにしても素材が必要なのだ。

 私は何も持っていない。


「取ってくるしかないかぁ……」


 ただ、私の採集技能は低い。

 生成は大いにしていたけど、素材は市場や他の冒険者から購入していたのだ。


 まあ、うん。


 空の上で、1人でぼやいていても仕方がないか。


 市街地に行ってみよう。


 私は空を飛び、目立たないように『透化』で姿を消してから、いかにも賑やかそうな通りに降りた。

 広い道の左右に、石と木で組んだ大きな建物が連なっている。

 なかなかの発展ぶりだ。

 あたりは、外灯やお店から広がる人工の光とは別に、夜空と同じように全体的に薄く輝いていた。

 祝福の光がまだ残っている。

 そんな中、多くの人が大騒ぎをしていた。


「皇帝陛下万歳! 帝国万歳! 精霊様万歳!」


 人間の男性と獣人の男性がジョッキを片手に肩を組んで笑っている。

 完全に酔っ払っている。

 羨ましい。


 なんにしても、やはり私は本当に異世界に来たのだ。


 景色としては、実は西洋のどこかの町でしたなんて言われても納得できそうだけど……。

 獣耳と尻尾のヒトがお酒を飲んで騒いでいる光景は決して前世の世界にはなかった。


 ゲームの世界とも違う。

 ゲームの世界では、NPCが通りでお祭り騒ぎをすることなんてなかったし。


 他の人の会話も耳に届く。


「しかし、精霊様の祝福は凄いな。俺んちもよ、臥せっていた婆さんがすっかり元気になって酒飲みに走っていっちまった」

「祝福の光って大宮殿から広がったんだろ? 皇帝陛下万歳だよ」


 説法をしている神官もいた。


「精霊様はお許しになられたのです! 我ら罪深き大陸の民を! さあ、皆様、喜びと共に祈りましょう!」


 食堂の店先では猫耳のお姉さんが通行人に声をかけていた。


「みんなー! 食べていってねー! 今夜はAランク冒険者ロック・バロットさんが復活記念に全部奢ってくれるよー!」


 どうやら女神様の祝福は帝都にしっかりと広がって、セラと同じように住民たちの怪我や病気を治したようだ。

 あちこちのお店からタダだの大サービスだのと威勢のよい声が上がっている。

 そしてなぜか、女神ではなく精霊の祝福になっている。


 うん、誤解だ。

 振りまいたのは私だけど、私の力ではない。

 というか、もう私のことがそんなに広まっている?

 さすがにそれはないか。

 たぶん私とは無関係な、信仰的な話だろう。


 あと、冒険者という職業はあるみたいだ。

 やったね!


 いろいろと想像して萎えた私ではありますが、あるというならば、なろう!


 依頼は選べばいいよね!

 とりあえず、お金は稼がないといけないわけだし。

 頑張ろう。

 おー。


 やる気になったところで、お腹が空いてきた。


 治安はよさそうだし、私は『透化』を解いてロック・バロットさんがタダで食べさせてくれるという食堂に入った。

 賑わう店内の真ん中では、20代前半に見える人間の男性が串に刺された肉を掲げて大きな声をあげていた。


「みんな、どんどん食ってくれー! 俺が破産しても構わねえ! 足が動くようになったんだ! またいくらでも稼いでやるぜー!」


 彼がロック・バロットさんのようだ。

 私と目が合うと近づいてきた。


「ようっ、嬢ちゃん! うるさくして悪かったな、目が醒めちまったか?」

「いえ。お腹が空いたので来ました。私もいただいていいですか?」

「おう。食ってけ。メアリーちゃん、この子にも食いもんと果実水を用意してやってくれ!」

「はーい! ちょっとまっててねー!」

「ありがとうございます」

「かたっ苦しい言葉はなしだ! 気楽に行こうぜ!」

「うん。わかった」


 私はロックさんに促されて、テーブルについた。


「嬢ちゃん、見たことのない髪の色艶だな。どこの国の――。いや、もしかして夢幻の森のハイエルフか?」

「ううん。私は精霊だよ」

「ほーう。なるほど! 今夜はそういう夜だもんな!」


 横からバシバシと肩を叩かれた。


「いーたーいー」

「悪い悪い。ま、楽しんでってくれや! お父さんに怒られないように早めに部屋に戻るんだぞ」


 ロックさんは酔っ払いのおじさんたちに呼ばれて行ってしまった。


「はい、どうぞ」

「ありがとう」


 給仕のメアリーさんが食べ物と飲み物を持ってきてくれた。

 さっき外で声を上げていた猫耳のお姉さんだ。


「メアリーさん、私にもお酒って……。もらえ……。あ、ううんっ! なんでもないのいいの」

「うん。お酒は大人になってからだよー」


 メアリーさんは行ってしまった。

 まわりでは、大勢が楽しそうにジョッキを掲げているけど……。

 とっても美味しそうだけど……。

 私は、お酒で一度死んだ身なのだ。

 同じ失敗を繰り返してはいけない。

 お酒は、気にしないで食事を楽しもう。


 テーブルに来たのは、茹でた芋と焼いたソーセージだった。

 ソーセージをフォークに刺していただいてみる。


 クウちゃんだけに、くう。

 パク。

 うん、美味しいっ!


 口の中でパリッと皮が破れて、肉汁が溢れた!

 芋もほくほくで素晴らしい!


 そして、ジョッキにたっぷりと注がれた果実水。

 飲んでみるとリンゴだった。


 ああ、生きているんだなぁ、私。

 本当に転生したんだなぁ。

 実感すると涙が出てきた。


「なんだ? 泣きながら食って。そんなに嬉しいのか、この祝福の夜が。まあ、俺も少しだけ泣いたけどよ」


 ロックさんが戻ってきて、私の対面に座った。

 ちょうどよかった。

 私は気になっていたことを聞いた。


「ロックさん、冒険者って誰でもなれるの?」

「おう。ギルドで鑑定を受けて、犯罪者じゃなければオーケーだぞ」

「どんな仕事をするの?」

「そりゃおまえ、なんといってもダンジョンだろ」

「ダンジョンって?」

「おまえ、いいとこ育ちなんだな。ダンジョンっていうのは、地下に広がる魔素に満ちた空間のことさ。危険な魔物がたくさん生まれてな、そいつらをぶっ殺して魔石を集めるのが冒険者の主な仕事さ」

「魔石って?」

「魔力が詰まった石さ。この店の明かりも、料理を作る火も、便利なもんはだいたい魔石の魔力から生まれているんだぞ」

「そうなんだ。なんかすごいね」

「はははっ! そりゃすごいさ。死ぬ気で取ってくるだけで、孤児院育ちが一軒家を買えるんだからな」

「それってロックさんのこと?」

「そ。俺のことさ! でもな、失敗しちまってよ、片足がほとんど動かなくなって絶望してたんだ」

「祝福があってよかったね」

「ホントにな」


 ニカっと笑うとロックさんは立ち上がって、みんなに向かって声を上げた。


「みんな! ここにいるこの子こそが、精霊様だそうだ! 俺たちに祝福を与え、この俺に再びの力をくれた精霊様に乾杯!」


 皆が一斉に私に向けて乾杯をしてきた。

 ふむ。

 ここはアレだ。

 私、違います。

 とか言って、せっかくの盛り上がりに水を差すのはダメだ。


「よーし! 今夜は特別だ! このクウちゃんさまがもういっかい祝福してやるぞー! かんぱーい!」


 私は乗っかった。

 思いっきり声を上げて、高々と果実水の入ったジョッキを掲げた。


 その後はたくさんの人が来て祝福してくれとせがむので、形だけテキトーに祝福してあげて大忙しだった。

 みんな、本気で私が祝福したって信じているわけではない。

 ひたすらに盛り上がっているのだ。


 普通の人間も獣耳や尻尾のある人も私のテキトーな祝福で喜んでくれた。

 猫耳のお姉さんにすりすりされた時には困った。

 なんにしても食堂の中で種族差別はないみたいだ。


 冒険者のことも追加で聞けた。

 冒険者は基本的には、ダンジョンで魔物退治をしたり、野外で商隊の護衛をしたりと危険と隣り合わせの仕事だ。

 けど、もっと簡単な、狩猟や採集、掃除や力仕事の依頼もあるらしい。

 なので戦闘力がなくても冒険者はできる。

 冒険者とは言うけれど、アルバイターでもあるわけだ。


 さらに。なんと。


 ダンジョンの魔物は倒せば消えて、魔石だけが残るというゲーム仕様だった。


 素晴らしい。

 感涙だ。

 ダンジョンに挑戦しようと私は決めたのだった。


 なにしろ私は強い。

 精霊姫の称号は伊達ではないはずだ。


 ……まあ、冒険者になれるのは15歳からなのだそうですが。


 私は22歳。

 11歳なのは見た目だけだ。

 登録できるはず。

 たぶん。


 結局、その夜、私はかなり遅い時間まで食堂にいて、知らない内に寝てしまった。


 目が覚めると朝、ではなくて、昼くらいだった。


 居るのは、宿屋の部屋かな?


 ベッドから身を起こして窓から空を見ると、太陽の位置が高い。

 祝福の光は消えていて青空が広がっていた。


 部屋を出て、廊下を歩いて、階段から一階に降りると、昨夜の食堂で猫耳のメアリーさんが働いていた。

 私の姿を見ると、声をかけてくれる。


「おはよっ! よく眠れた?」

「うん。ぐっすり。泊めてくれてありがとう」

「お代はロックさんからもらっているからいいよー。昼も食べていってね」

「ありがとう」


 ありがたく、パンとスープをいただいた。

 なんとおかわり自由だったので、遠慮なく、たっぷりと食べさせてもらった。

 満腹になって、私は席を立った。


 メアリーさんにお礼を言って店から出る。

 宿屋も兼ねているこの食堂は『陽気な白猫亭』というらしい。

 看板の文字を私は読むことができた。

 と、ひとつ忘れていた。

 私は店に戻ってメアリーさんに冒険者ギルドの場所を聞いた。


「冒険者ギルドならそんなに遠い場所じゃないけど。それより早く家族のところに戻ったほうがいいよ。絶対に心配してるよ」

「私、1人なので」

「そうなんだ……。何かあったの?」

「ううん。普通に1人で来ただけ」

「んー。まあ、いいか。怖い人たちがいるから裏通りには行っちゃダメだよ。表通りだけを歩くことっ」

「うん。わかった」


 場所は聞けた。


「ありがとう。行ってくるね」


 私は再び通りに出た。


「気をつけてねー! また食べに来なよー! 待ってるからねー!」

「うん。ありがとー」





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― 新着の感想 ―
[一言] 11歳なうえにふわふわしてるから本気にされてないし、心配されてるんですねw
[一言] ふわふわしてみた。  ふわふわ。  ふわふわ。 可愛すぎッッッ!!!(*´’Д’):;*:;カハッ
[一言] この章をありがとう
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