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感覚

作者: しぇりー

軽めの上着を着たくなる

そんな季節になっちゃった

こないだまで半袖だったのに

あれは夢だったのかなぁ


皆で遊びに行こうって

結構前から決めてたし

これは悪いことじゃない

分かっているのに


まさかあなたから

すっとやって来るなんて

思ってもいなかった

皆が見てないからって

どうしてそこまで出来るの


     あの子

あなたには彼女 がいるじゃない

皆が知ってることなのに

私の中身を知ってるからって

どうして優しくするの


もう少し早かったら

立場が逆だったのかも

私があの子で

あの子が私で

考えてももう遅い

分かりやすすぎる

私が悪い



すぐに赤くなるからって

楽しそうにからかわないで

本気になったら止められる

毎回そう思うのに


寒くない?って抱き寄せられて

ドキドキしないわけがない

ばれなかったら大丈夫

私の心はそうじゃない


どうしてそうやって

釣るだけ釣って放置なの

何も出来ないだろうって

甘く見ないで欲しい

私だって1番になりたい


ふっと繋いでさっと離して

どうしてそんなに普通なの

あなたの手のぬくもりは

簡単には消えてくれない


友達の近くなら

こんな事されないだろう

予測できるけど

近くにいたい

ずっと今日が良い

最低すぎる

私が嫌い



もっと演技力があって

無表情とかできたら

こんなにズタズタにされることなく

終われたのかもしれない


何もしてないつもりなのに

それが1番卑怯かも

理解するほどに

抜け出せなくなる



    あの子

あなたには彼女 がいるじゃない

皆が知ってることなのに

私の中身を知ってるからって

どうして優しくするの


もう少し早かったら

立場が逆だったのかも

私があの子で

あの子が私で

私があの子で

あの子が私で

考えて考えて

訳が分からなくなった振りをして

また繰り返してる


好きなだけなのに

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