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運転手  作者: 真波(nisikawa)
3/5

第2話

 正雀車庫に入り、電車から降り、併設してある検人場に入る。ここでアルコールなどの検査をする。

 私は基準値内だったので阪急の9000系の前に立って指さし確認をし、車内でも指さし確認をしてから、

 運転台の鍵を入れマスコンを1回上げ下げする。そして、

「進行!出発!」

 と言ってマスコンを5に入れる。そして、

「回送 梅田 停車!」 

 と言って、速度を55km/hにする。検車場~梅田間は暗黙のルールで制限60km/hである。そうして、

「相川 通過!」

 と言って、相川を通過した後、制限30km/hの標識が出てきた。これは淡路を通過したら解除される。そうして、速度を25km/hにした後、

「淡路 通過!」

 と言って淡路を通過した後再び速度を55km/hにした。そうして、30秒後に

「崇禅寺 通過!」

 と言って崇禅寺を通過する。南方も1分後に通過する。そうして、また制限30km/hの標識が見えた。

 標識が見えたために25km/hにする。そうして、20秒後に

「十三 通過!」

 と言って十三を通過した後、55km/hに戻す。

 そうして、中津を通過した後20km/hに減速する。そうして梅田に入る。

 わたしは停車位置の40メートル前でマスコンをー5に入れて停車位置で停車する。

 そうして、表示板を 特急 河原町行きに変えてから運転手の休憩所へ行った。中には幼なじみがいた。

「おう。」私が言う。

「おう。」と幼なじみが返す。

「お前はどこに配属になったんだ?」私が言う。

「あぁ。俺は神戸線に配属になって、8000系の特急を動かしてる。」幼なじみが返す。

「それはそれは。私と一緒じゃないか。」私が言う。

「何がだよ。」幼なじみが聞く。

「特急てことがだよ。」と私が返す。

「どこのだよ。」幼なじみが聞く。

「去年と同じ京都線だよ。」私が言う。

「よかったじゃねーか。」幼なじみがいう。

 そして時間が来たので9000系の全部の機器を指さし確認をしてから運転台に戻る。そのときアナウンスが鳴る。

「まもなく京都河原町方面へ向かう電車が発車いたします。」

 そうして、車掌が

「ドアが閉まります。」

 と言って扉を閉めた。そうして

「進行!出発!」

 と言ってからマスコンを5に入れて発車した。

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