ログインしたくなかった
本日は一話だけとなっております。
私は朝起きて、リビングに向かう。
今日も元気に過ごそう。夏休みも中盤に差し掛かってきたしそろそろ宿題にも手を付けなくてはならない。
コーヒーブレイクを決めつつテレビをつける。
朝の報道番組で日本の情勢などを知りつつ焼いておいたトーストに口をつけた。ふわふわもちもちとしててとても美味しい。ジャムなしでも結構いけるもんだ。
トーストを食べ終えて皿を片付ける。
トイレ休憩をはさみ、トイレから戻って今度はリビングに掃除機をかけることにした。お母さんとお父さん共働きだし朝早く出勤しているから掃除する暇ないっていっているからね。
数十分後、かけ終わって、換気するために窓を開ける。外は心地よい風とむんむんと私を照らす太陽がある。曇り一つなし日本晴れ! 気分がいいねー!
今日もがんばろーーーー!
「お姉ちゃんA2Oやらないの!?」
……うん。邪魔されるの知ってた。
「……しばらくログインしないつもりだったぁ?」
ゲームにログインし、チリン達にそう説明する。
「だって怖いんだもん!? 早くだれか三層突破して私も一気に駆け抜けるの!」
「いやいやいや、どっちにしろ一回はくるし根本的な解決にはならないけど」
「ボクたちがついてるから、さ?」
「大丈夫。幽霊なんて現実にはいないんだ」
いなくても怖いものは怖いんだよ!
なんていうか、不気味? 私絶対夜道とか歩けないよ……。
「だけどミキこの階層は無理そうだな」
「無理そうじゃなくて無理」
「怖がるお姉さま! 安心してくださいな! ゴーストやアンデッドからは機械王である私が、守ってみせますぜ!」
見るのもこの雰囲気も嫌なんだよ……。
夜の学校でかくれんぼとか絶対無理だし肝試しとか私絶対無理。その手の勧誘が来たら嫌われる覚悟で突っぱねてるからね。
一年の時の宿泊研修は大変だったなあ……。
「しょうがない。目隠ししてなよ。私がおんぶしながら運んでいってやるから」
「……いいの?」
「戦力が減るけどエルルゥたちでも十分対処できるレベルだと思う」
「そうだな。任せておけ」
「私もいますから安心してくださいね!!」
この階層だけはどうも無理です……。
幽霊だけはこの目で見たくない。
「って、言ってる傍からゴーストが!」
「お姉さまをお守りいいいい! ……あれ? 攻撃当たらない?」
「……あ、物理攻撃効かないんだゴーストに」
「……この中で魔法使えるのってミキだけ、だよね?」
「……だね」
…………。
「まずい! 逃げろ!」
「魔法使いも入れておくべきだった! こういうハプニングに対応できないしね!」
「お姉ちゃーーーーん! 復活してええええ!」
「お姉さまには近づけさせぬううううう!」
「はっはっ、か、勧誘しなくてはダメだな!」
「走るの嫌ぁ~い。ちーくんおぶってぇ」
チリン達はフィールドを必死に走りまわる。
振動が私を揺さぶる。酔いというものはないがあまり心地よくはない。
「ちりんん……もうちょっと振動をすくなくすることできなぁい……」
「無茶言うな!」
何で一話なのかというと
・執筆しているのが深夜で超眠い
・明日朝早くから仕事
・まだ話の内容を思いついていない
という理由ですね。
内容というか、それっぽい内容は思いついてますが文章ですね。
短いとはいえ毎話千文字は超えようという自分なりの基準を設けてるのでそれ越えるようにがんばってます。文章考えないと……。