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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第二層エリア 【機巧士たちの集う場所】
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第二回イベント 攻略最前線 ①

 これは、ミキたちが時計塔を攻略する前…第二回イベントが行われている時の話だ。


 第二回イベント――三日目。

 精霊王ミキが強制的にログアウトした日。プレイヤーに震撼が走った。

 なんと、イベントユニークモンスターの発見。名前は星獣せいじゅうサターン。

 強さはチート級でフィールドを徘徊しているらしく被害は甚大なるものだということだ。


 ―――というのはある一つのニュースで隠れてしまった。


 それはミキのログアウト。

 司令官がいなくなったプレイヤーたちはどうすればいいのかわからず、ただ依頼を闇雲にこなすことになった。おかげで進めようとする人は少なく、NPCたちとの会話もしづらくなった。


 一番は農家のイケメンである。

 イケメンは農作業は続けるが、その背中は哀愁漂うものであり、それを見たプレイヤーはおもわず声をかけてしまった。すると、ミキみたいな魔法を使えっか?と聞かれ首を振るとそうかといって鍬だけ渡してきてまた耕し始めるという。


 一方マチはというと、腐らせる……ということを見つけてくれたミキを探してフィールドをさ迷っている。それも可哀想に見えたプレイヤーが保護したらしい。ずっと精霊王様って呟いているとか。


「……ふむ、嫌なにおいがする」


 そして、ミキがいなくなったあと、一人の男は動き出した。

 男の名前はめだか。職業は重戦士で両手斧を掲げている。傭兵としてプレイヤーに名が通っており傭兵だけで話が通じるらしい。


 もちろん、本人自身ががっちがちの鎧に斧とかいういかにもな格好をしているから傭兵だの呼ばれるんだが。


「……さて、と」


 男の目標は決まった。

 サターンを、ぶっ潰す。つまりサターンの討伐をすることだった。


「まずは、パターンから調べていこうか」








 結果は散々。

 リスポーンしたのだった。


「一撃死かよ……俺は防御力には自信があったんだがへし折れそうになったぞ」


 星獣サターンはクマのような外観をしている。攻撃も爪をつかったものが多い。その爪でひっかかれた。ただそれだけのことで死んだ。

 即死。


 めだかは考える。


 (貫通攻撃か……? いや、単純にレベルやステータスが高すぎるということか?)


 ただひたすら考えても無駄であった。

 サターンは、両方持っている。高ステータスはもちろんのこと、防御貫通攻撃というものももっている。まさに悪意の権化と言わんばかりのモンスター。普通なら討伐不可なのだ。


 あったらおしまいだと思え。そういう認識がプレイヤー内でされている相手。


 それに挑もうとするめだかは戦闘バカなのかもしれない。


「あのー、すいませーん」

「なんだ」


 声をかけられた。


「あの、今から討伐に行くんですけど来てくれませんか?」

「いく」


 戦闘は満更でもなさそうな様子だった。






 声をかけたプレイヤー……マキという。


「おいおい、雑魚相手じゃないのかよ……」

「すいません。ちょっといろいろあってこういうクエスト受けちゃいました……」


 そのいろいろが気になるところだったが。

 その前に目の前の状況を整理しよう。


 目の前には大蛇がいる。直径5メートル。人間を丸呑みできそうなほどに巨大な蛇。鑑定してみると”デッドリースネイク”と表示される。

 どうやら、井戸が濁る困り事とかはこいつのせいらしい。


 これを討伐したら貢献度がすごそうだと思っためだかは攻撃を仕掛けた――










予約投稿しすぎているせいで割り込み投稿できなかった……。

なので今掲載しますね。文字数少ないですが最初はこんなものです。慣れない第三者視点で書いてみた?ので非常に拙いです。ご容赦ください。


この話は作者が入れ忘れた話です。いきなりイベントからボスに変わったことを驚いている方もいらっしゃるかと思います。すいませんでした。

なのでお詫び?も兼ねて明日も二話投稿にいたします。


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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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