ブレーメン、ゴエモンの異世界転移
私はまたワノ国の橋の上から飛び降りようと橋に足をかけた。
「待ってくださいミキ様! 私も行きます!」
と、ブレーメンが太鼓を片手に私も行くといってきた。
ついさっき目覚めた彼女。私はきちんと説明すると、「アルテナ様のためになったのならよかった。現に生き返らせてもらってるし恨むことじゃない」と優しく笑う。
この子、いい子だ。
それはおいておいて。
「本当に来るの? 死ぬかもしれないよ」
「……行きます。私の音楽を異世界に伝えるために!」
と、太鼓を鳴らす。
私はその決意に頷いた。そして、私はブレーメンの手を握る。この異世界転移の場所はランダムらしいから同じ場所にいけるかわからない。
そして、私はブレーメンと一緒に飛び降りた。
「……ミキ。起きやがれ」
目が覚める。
すると、そこにはゴエモンとコマチがいた。……まだワノ国、だろうか。と辺りを見回すと森の中だった。どうやら、異世界には来れたみたいだ。が、なんでいるんだ?
「え、なんでいるの?」
「なんでって……まぁ、ヘマして川を泳いで逃げようと思ったらよ、溺れて気が付いたらここにいた。ったく、どこなんだ?」
なるほど、偶然か。
ただ、NPCも一緒に異世界に来れるとなると……。いや、まだ戻り方変わらないし連れてくるということはできないか。
と、私はあることに気がつく。ブレーメンがいない。
「え、ブレーメンは!?」
「ブレーメン? ああ、赤い髪の少女か。その少女ならその木の上だぜ」
「え?」
私は木を見上げると木のつたに絡まってるブレーメンがいた。
ええ!? この子なんでこんな位置にワープしてるの!? 私は急いでツタを切り、地面に下ろす。
「……あれ、異世界に来たのですか?」
「あ、ああうん。そうだよ」
そういうとブレーメンは飛び上がって喜んでいた。
「異世界の音楽! 私はそれに興味があります! いきましょう!」
「いきましょうって……ここ、どこかわかんないんだけど」
「へ?」
ブレーメンは辺りを見渡す。
「……え、ここどこですかああああ!?」
「今更かよ!? ったく、しゃあねえ。説明してやるとだな……。ここは森の奥地だな。私らが歩き回っても人里が見当たらねえ。しかも魔物は狂暴で手ごわい。厄介なところに来たもんだ」
と、ゴエモンがそういうとゴエモンは武器を構える。
「と、また魔物のお出ましみてえだ。ミキ、ブレーメン! 戦うぜ!」
「わかったよ」
「ええ!? と、とりあえずやってみます!」
がさがさと茂みをかき分けてでてきたのは、可愛い可愛いウサギ。ただ、違うのは……ウサギはウサギでも手に包丁をもって耳が鎌になっており、体は棘だらけの全身凶器ウサギだった。
もふもふじゃなくてチクチク?
今更モンハン4Gリア友とやってました。
古竜骨が欲しくて上位のクシャルダオラをやってたんですよね。いや、古竜骨ってレアでも何でもないのに一個出すために三時間もかかった…。




