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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第九層エリア 【さらなる世界へと】
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従弟ができました ②

 蜜柑ちゃんたちとゲームしててわかったんだけどこの子たちゲームろくにやれてないんだなってこと。

 聞いてみると結構貧しくてゲーム機買う余裕もなかったんだとか。今も変わらないんじゃないだろうかと思うけれど叔母さんもいいところで働いてるし余裕はできるんじゃないかとは思う。


「珠洲。もうゲームは終わり。勉強しようか」

「うぐぐ……楽しい時間は過ぎ去るのも早し……」


 珠洲は自分の部屋に戻っていった。

 私は蜜柑ちゃんたちのほうをみる。ゲームを楽しそうにやっていた。邪魔するのもあれだし飲み物とか持ってきてあげよう。

 下に降りると母さんたちが話していた。


「真司さん転職したらどう? 子供二人養うのにそんな低賃金なところは正直きついわね」

「ですがもう30も後半なので今更転職というのも少し怖いんですね」

「怖いとかいってたらキリないわよ。うちの旦那は36で別の会社に転職したわ」

「……なら、考えてみようかな」

「私が斡旋してもいいわよ? 私の友達に経営者多いから」


 そういえばお母さんの友人ってどんな人なんだろう。

 話では聞いたことあるんだけど実際には見たことない。そう思っていると玄関から「ただいまー」という声がする。時計を見てみると五時くらいをさしていて美鈴が帰ってくるといっていた時間だった。


「って、もうこんな時間? ご飯の支度してないわ……。その、食べに行く?」

「お姉ちゃんってたまにそういうところあるよね。食べに行こうか」

「上の二人を……って美咲。いたの」


 お母さんがそう尋ねてきたので頷いた。

 お母さんは目で上の二人を呼んできてと言ってきたので無言で上に登っていく。ゲームして遊んでる二人に私は声をかけた。


「今日の夜食べに行くんだってさ。そろそろいくころだろうしゲームは帰ってきてやろうか」

「あ、はいっ」

「もっとやりたい……」

「帰ってきたらやらしてあげるから」


 すっかりゲームにはまったのかな?

 うーん、ゲーム何か買ってあげようかな。貯金はあるし仲良くなるためにプレゼントを……。いや、ヘッドギアは二人分買えないけどゲーム機なら買えるぐらいにはあるなー。

 いや、プレゼントにゲーム機とか親かよって思うけどやれないっていうのもなんだか可哀想だし……。お姉さんだから買ってあげよう!


「ゲーム……」

「大翔。帰ってきたらやらしてもらおうよ。ね?」

「うん……」


 大翔くんは渋々下に降りていった。






 ファミレスでご飯を食べて、私はちょっと買いたいものあるからといって別れた。

 先帰ってるよとお母さんがいうのでうんと返して私はゲノのいく。ゲノはゲームを主に扱ってるので売っているだろうというものだ。

 コンビニでお金卸してきたので財布の中には9万くらいはいっている。


 エスカレーターで上に上るとゲーム売り場には真野ちゃんがいた。


「あれ、美咲ちゃん?」

「真野ちゃん? なぜここに?」

「うーん。たまにはA2O以外のゲームもやってみようかなって思ってさ。美咲ちゃんは?」

「従弟にゲームプレゼントしようかなって思ってきました」


 家のことを話すと真野ちゃんが目を光らせた。


「なら私買ってあげるよ? お金稼いでるし美咲ちゃんのためならいいよ」

「なんか悪いですよ」

「いや、日頃のお礼だよ。勉強も見てくれてるし何か返したかったんだ」

「大丈夫ですよ! 真野ちゃんは存在してるだけで癒しですし!」

「ありがとう。でもさ、私のためと思って受け取ってくれる? 私も何かしたいんだよ。美咲ちゃんのためにさ」


 と、真剣な顔で言ってきたのだった。

 そんな顔されたら受け取るしかないじゃん。ズルい女の子だ。でも、そんなところが可愛い。私は好意に甘えることにした。


「携帯ゲーム機と据え置き機買ってあげようかな。ゲーム好きそうだし」

「なら私はソフト見繕いますよ」

「買ってあげるのは3D〇とス〇ッチかなぁ」


 うちでやってたのはP〇4だけれどいいのかな?

 まぁ初心者にはこれがおすすめだろうな。


「ならソフトも無難なの選びましょうかね」


 スイ〇チならス〇ブラとかかな。

 結構高いんだよね。ソフト一個で七千円するし。とりあえず買っていって一応コントローラーももう一個買っておいてあげよう。

 ソフトを適当に見繕って購入した。


 真野ちゃんのほうの買い物は充電コードとかもろもろつけて七万を超えていた。それをカードで一括で支払う真野ちゃん。財力すごい……。

 さすが人気女優。お金も結構あるんだ……。


「七万も使わせてすいません……」

「いいのいいの。お金は余ってるからさ。伊達に人気女優じゃないって。美咲ちゃんを一生養えるくらいには貯蓄あるよ」

「え」


 養う!? 結婚しますか!? 真野ちゃんが望むのなら私は大丈夫です!

 同性愛にはそこまで興味ないけど真野ちゃんになら私の初めてを捧げても……。


「まぁ、就職とかどうしてもできなかったら私のところきていいよ」

「真野ちゃん! 愛してます!」

「ありがとう」


 真野ちゃん大好きです!

 だけど、就職はしますよ……。私だけ何もしないっていうのちょっと良心の呵責が……。











ミキ「貧乳はステータスだ!希少価値だ!」

作者「貧乳は人に非ず」

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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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