第二回イベント、始動
今度から気まぐれで二話投稿します! 深夜にも更新されていたら二話更新です、はい。
気まぐれチルドレンって呼んで。
熱も無事回復し、久々にログインすることになった。
熱はとっくに治っていたけど現実で用事が立て込んでいたのとちょっとだけ自粛し、最近はログインできていない。
今日、久しぶりにログインする。
「わー、ひっさしぶりー!」
ログインした感想がそれだった。
私がログインしたのは最初の噴水広場。私は、ギルドホームにまず向かうことにした。
「あっれぇ。ミキさんじゃないですかぁ。お久しぶりでーすー」
ホームに入ると一人でごろーんとくつろいでいるサンの姿が見えた。
設置されている畳床に横になり、私を見上げたまま挨拶をしてくる。この子って現実でもこんな感じなんだろうか?
女の子なのにお腹出して……。
「お久しぶり。他のみんなは?」
「ああ、ゆっきーはクエストを受けに行ってチリンさんは新たな生産職の人を求めていきましたよぉ。他の二人も同じですぅ」
「ああ、そう」
エルルゥ、ルルーク、チリンは勧誘に。ユキショウグンはクエストに行っているんだとか。
うーん、一人で行動するのもつまらないしサンと話していようかな。あまり話してないような気もするし。
「そういやサンって何年生なの?」
「私はー……まだちゅーがく3年生ですよぉ」
「私の二個下か」
「先輩は高校二年生だったんですねえ」
「そうだよ。意外かな?」
「私てっきりもう社会人なのかと思ってましたぁ」
社会人に見られてたの? 結構老けて見られてるのかな?
「あぁ、そうだ。せんぱーい。一つ情報があるんですよぉ」
「情報?」
なんだろうか。重要なことなのかな?
「第二層フィールドボス一体が討伐されてえ、あとちょっとで第二回目のイベントですぅ。内容は知らされてませんけどねぇ」
「第二回目のイベント? 日時は?」
「今日ですぅ」
……はい?
「今なんて?」
「今日の後数分後にイベントがあるんですよぉ……。ふあーあ……。眠くなってきたので寝ますねえ……おやすみなさぁい」
「あ、寝るな! おい!」
今日イベントあるのかよ!?
すると、目の前がぐにゃりと歪む。まるでどこかに移されるかのように。ふわっとした感覚があり、気が付くと村の中にいた。
……なんだこれ?
文字数すっくねえ……。いや、説明とかは次回に回そうとしたらこうなったんです。
言い訳するつもりはありません。言い訳言っていいわけないですしね。
……笑ってくださいよ。苦笑いでもいいですから。
・・・笑えよ。