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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第八層エリア 【優美なる妖精】
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ギルド戦;先峰

 パワフルというギルドとのギルド戦。

 団体戦形式を選択した。

 五対五の団体戦か、三対三を選ぶのだけれど、三対三にしておいた。先峰、中堅、大将。こちらは私がすべて務めることにした。


 「まずは先峰か」


 私と、相手のギルドの一人が前に出る。

 受付にいた人だ。あのギルドでも結構強いらしい。どんくらいだろうか。


 《勝負、開始!》


 勝負の火蓋が切って落とされた。


 「”サイレント”」


 魔法を封じるスキルか。

 状態異常に分類されるからこれも回復余裕です。


 「”状態異常回復”」

 「は?」


 対戦相手の男はものすごく驚いていた。魔法を封じれば勝てるのだと思ったんだろうか。その気になれば魔法を使わなくても勝てる。

 たとえばこういう風に。


 「”約束の地”」


 約束の地で相手の男の足もとに穴を作る。穴に吸い込まれるかのように落ち、落下ダメージが入っている。落下ダメージといっても微々たるものだけれど。

 でも、こういう風にすることは可能だから。


 「くそぅ……。なら、”つる縛り”」


 と、足を植物のつるで固定される。

 動けない。なるほど。動きを封じようということか。魔法はあまり得意な感じはしない。なら、霊体化。これで一方的に攻撃できるだろう。


 霊体化をすばやく唱える。


 「死ねえええ!」


 と、剣が私をすり抜けた。

 それを驚いたような目で見ている。物理攻撃は不可能になりました。これって何気に反則級の強さだよね……。

 とりあえず、一戦。勝ち確定。


 私は精霊魔法を放った――









 勝負はあっという間にケリがついた。

 まずはこちらの一勝。勝てるとは思っていなかったのかあちらのリーダーの表情は変わっていない。多分勝てる秘策は用意してあるんだろう。

 警戒しておくにこしたことはない。いざとなったらあれがあるから。


 「次は中堅か……」


 中堅。

 相手は知り合いの強い人に頼んだらしい。ここらで決着をつけようとでも言わんばかりに用意したらしいが、正直、どんな人が来ても勝てるとは思う。


 攻略法はその場で考える。


 私が前に出ると、中堅の人がインしたらしく、目の前に現れた。

 

 すると、目の前に現れたのは、トロフィだった。














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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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