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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第八層エリア 【優美なる妖精】
439/856

vs巨人兵 ①

 ルシファーを仲間にして森を突き進む。

 ミカエルも合流していた。


 「封印されたのはどこらへんだ?」

 「えっと、出口に近かったし……」


 あのデカい亀裂なんだから結構わかりやすいと思うけど……。

 あ、いや。あった。


 あったんだけど……。


 「ダンジョンと化してますね。もしかしてダンジョンができるのに巻き込まれたのでしょうかミキ様たちは」

 「……どうすればいいの?」

 「ダンジョンの力を抜けばいいのですから単純にダンジョンを踏破すればミキ様の体やラファエル、アリス、クー・フーリン、ランスロット、チリンは戻りますね」

 「なら早速入ろうぜ!」


 入りたいけど結構危険っぽいよなぁ。

 君子危うきに近寄らず。本当は近寄らないほうがいいけどアリスとか使用不可能なのはちょっと痛い。中に入る……けど、ルシファーたちに任せっきりになるしルシファー一人で太刀打ちできない人が出てきたらどうしようか。


 ……チリンにフレンドメッセージ送れないかな。


 試しに送ってみた。

 すると届いたのかすぐに返事来た。


 『私もアーサー、ドロシーつれて今徒歩で向かってる』


 徒歩って……。

 転移魔法使ってもいいのに。


 『ギルドの資金は私が足しておくから転移魔法使っていいよ』

 『いいの? さんきゅ』


 第八層エリアまで飛んでくるだろう。

 

 「アーサー、ドロシーがくる。六人で踏破しようか」

 「かしこまりました」

 「腕が鳴るな!」


 そして数分後チリンと合流する。

 チリンはヴァイツという名前になっていた。


 「このダンジョンを踏破すればいいのか……」

 「ドロシー。能力使って」

 「わ、わかりましたぁ……」


 そうしてドロシーは変身を遂げる。

 そして、オズの姿となった。


 「我が主よ。力をお望みかな?」

 「お望み。力を貸して」

 「お安い御用。このダンジョンを踏破すればいいのだろう?」

 「わかるの?」

 「ダンジョン前で代わったのだから推測は可能だ」


 なるほど。


 「我はそういう賢いの嫌いじゃないぞ。無駄話をしている暇はない。さっさといくぞ」


 と、ルシファーが入っていった。

 オズ、ミカエル、私、チリン、アーサーと続いて入る。中は暗く、オズがライト魔法を使ってくれなくちゃ見えなかった。


 「敵だ」


 ルシファーがそう告げる。

 ルシファーの剣が貫くと敵は消滅した。強いなぁ。







 ルシファーのおかげでボス部屋まで辿り着いた。

 全10階層。敵の平均レベルは140。チリン以外は敵のレベルを超えている。こう考えると化け物過ぎないか。

 まあいいや。ボスは……。


 扉を開けると、そこに鎮座していたのはでかい巨人だった。

 巨人が私たちを睨みつける。ぎろりとデカい瞳がこちらを鋭く睨んでいる。ルシファーとオズはビビる様子がなかった。


 「よし、喧嘩相手はお前だな?!」


 ミカエルが嬉しそうに拳を手のひらに打ち付けていた。


 「一人で相手するのは骨が折れそうだ。オズ、ミカエル、アーサー。やるぞ」

 「命令されなくともやるつもり。サンダルフォンとヴァイツはアーサーが護るんだぞ」

 「任しておけ。円卓の騎士王として、命を賭してでも守ろう」


 NPCはどうやらやる気みたいだ。


 「じゃ、やっちゃいましょうか!」

 「勝負開始!」


 勝負のゴングは鳴り響いた。











ミカエル(cv悠木碧)

ルシファー(cv嶋村侑)

オズ(cv中原麻衣)で脳内再生している……。


ちなみにミキ(cv種田梨沙)

    チリン(cv三森すずこ)


とかそこらへん……。

自分の脳内再生です。

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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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