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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第七層エリア 【異界から来たるは勇ましき者】
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ラーメンを作ろう

 ちょっと思うんだけどA2Oでも料理のバリエーションを増やしたい。

 今までご飯ものしか作ってなかったけど今回は違う。麺類! 麺類に挑戦しようと思っているんだ!

 

 麺類っていってもうどん、蕎麦、パスタにスパゲッティ、ラーメン……いろんなのがあるけど今回挑戦しようって思っているのはラーメン。ちょっと食べたいから。

 ただラーメンもいろんな味があるからね。


 簡単なラーメンの作り方も調べておいて……。


 「ねえ、ラーメンのスープは何が好き?」


 ギルメンに聞いてみた。


 「私はあっさりとした塩だな」

 「僕も」


 エルルゥとルルークは塩。


 「私は味噌です。ロックは豚骨」


 ジャンヌが味噌、ロックが豚骨。


 「僕は変わり種のカレー」

 「いや、あるけど……」


 マグダッドがカレー。


 「私はァ……。うーん。しょうゆ!」

 「同じく俺も醤油っす」


 ユキショウグン、サンがしょうゆ。


 「俺は塩ですね!」

 「私醤油」

 「ここは豚骨だろう」


 ニル兄弟は好みが違うらしい。


 「うーん。ラーメンに入るかわかんないけど冷やし中華のほうが好きだな」

 「私は味噌バター」


 ソゥ様は冷やし中華。マーヤは味噌バター。マーヤの好みがちょっと意外過ぎる。


 「私はお姉さまの作るものなら!」

 「む、私も!」

 「あん?」

 「やるの?」

 「こらこら、喧嘩始めない」


 うぉたぁとマシュマロはすぐ喧嘩する……。


 「俺は……醤油が好きですね!」


 ガイは醤油。

 うーん。やっぱ人によって好みは違うよなー。私はみそが一番好きなんだけど、チリンは辛いラーメンが好きだしなー。

 一人一人違うスープっていうのもあれだし……。


 そもそもラーメンってあまり作ったことないんだよね。しかも麺は自作しなくちゃいけないし……。


 「うーん。じゃあオーソドックスに塩でいくか」


 私は厨房にこもることになった。

 実は厨房、つけました。完全に私のスペースです。


 「麺はあらかじめ作ってもらったからスープなんだけど……。まず鶏ガラ……」


 滑鶏の肉を鍋にぶち込む。あと塩と醤油。

 そしてドライ野菜もいれておこう。栄養とか云々がね。いや、単に美味しくならないかなーって思ってるだけだけど。

 そしてスキル発動!


 「ラーメンスープでけた!!」


 相変わらずスキル超便利!

 時間短縮したためスープが出来上がった。鑑定してみると。


 ―――――――――


 滑鶏と乾燥野菜の温スープ


 ―――――――――


 ラーメンのスープじゃなく普通のスープになった。

 うーん。たしかにガツンと来ない。ちょっと脂がいるかな?


 たしかこの前豚買ったときに脂を無料でもらった……。本当は背脂だろうけど仕方ない。入れてみるか」


 ―――――――――


 滑鶏の塩ラーメンスープ


 ―――――――――


 脂いれてよかった!

 うん、美味しい。抜群! まだラーメンスープは研究できるけど、とりあえずこれでだそう! プロじゃないしそこまでのこだわりはないからね。


 ちゃっちゃと麺を茹でて~っと。













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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
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