元気をもらえた
本日はこの一話だけとなります。
あと、いつもより短いです。次から違うものやりたいなというか、違うことというか違うクエストになります。、
すごいことに回復魔術を覚えた。
蘇生もできるらしい。結構な進化だけれど、精霊でなくなったのはちょっと残念かな。スキルはそのまま使えるけどね。
そして……。
「復興、完了!」
飲食店、観光スポット等々できあがり神々を迎える準備も整えた。
神殿も新しくなっていてパルテノン神殿のような感じとなっている。そして、アルテナ様が住み着いた。もともと住んでいたがある天使に失望し去っていったらしい。ある天使はもういない。ということだ。
アルテナ様が中を見回り、満足したのか無表情だったのが口角がちょっと上がっているように見える。なんとなく感情がわかるようになってきた。
そして、アルテナ様がきて他の神様も来る。天使のお出迎えが大変そうだった。
「これで、やっと復興できました。天使の皆さんも喜んでおります」
とウリエルが告げる。
たしかに盛況を取り戻しているような感じがする。天使一人一人が生き生きしているというか。とりあえずよかったと思う反面、疲れたという気持ちもある。
結構かかった気がする。
天界大戦の後処理もあってざっと一か月そこらじゃないだろうか。ゲームの時間で換算してるけど。
現実だとそれほどかかっていない。
「天界復興への道。著書ができますねえ」
「訓練場はあるよな!? コロシアムもあるよな!? 戦えるよな!?」
ミカエルは相変わらず戦闘狂のようだ。
で、ラファエルはというと。大盛り牛丼を食べていた。肉が山盛りに積まれていて紅ショウガがほんのりと。それを黙々と食べている。食いしん坊なのか……。
「ミキ様の力なしではできませんでした。我らからささやかなお礼があるのです」
「お礼?」
「かつて神殿にあったものです。転生の書と呼ばれるものなのですが……」
……二冊目!
転生の書は貴重なものらしいが世界にはあるらしい。私はそれをもらう。主神だから転生する必要がないしほしいひとにあげるとしよう。
「ありがとうございました。ミキ様」
と、天使四人が深く頭を下げるのだった。
復興できたのは私のおかげじゃないしみんなのおかげ。特に神殿なんかはそうだけど、ありがとうと言ってもらえるのは嬉しいものだ。
「……よーし、頑張るぞ!」
力があふれるような気がする。
このまま第六層ボスを探しましょう!
この話書いてるときに無性にラブコメが書きたくなったし眠い。