表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第六層エリア 【誇り高き獣】
313/856

天空に聳え立つは大きな廃町 ①

 天空の城っていう情報が初心者の人からもらえた。

 いやあ、天空の城って言ったらあれを想像するよね。竜の巣の中にあるあれ。やっぱりラ〇ュタはあったんだ!


 「で、今のところ行けるのは私とマーヤだけだね」


 空にあるとしたのなら。

 飛行スキル所持、飛べる鳥人族だけだろう。だとすると、必然的に私とマーヤ、プギー以外はいけない。プギーも羽根あるからね。飛べるよね。

  

 で、ルシファーとベルゼブブの二人はと言うと。どっちも飛べるけどそんなに多くてもあれだしな……。ベルゼブブをこっち残していろいろとやってもらおう。とりあえず暇を持て余してるなら人を襲わないでモンスターでも倒しておいてとか素材集めよろしくとか言っておこう。


 ベルゼブブは料理をふるまうだけでいいからね。楽だ。


 「プギーはいく?」

 「んー、いかないです! ギルドでやることありますです!」


 そうか。残念だ。

 んー、私とか抱えていけないかな?


 いや、落としたら怖いしやめておこう。


 「じゃ、早速行ってみる?」

 「わかった」








 空を飛んでいた。

 飛行スキルって便利だわ。地図によるとこの地形からするに第二層エリア。第二層エリアの奥地ぐらいにそれはあった。


 でかい雲。積乱雲だか知らないけどすごい。

 この中に本当にあるのかな?


 「んー、この中にあるのか」

 「ありましょう我が神よ。ここからは私が案内いたしましょう」

 「ん? 知ってるの?」

 「はい」


 ルシファーがそういったのでルシファーの後を追って飛ぶことにした。

 まっすぐ進み、上にあがり、下に下がる。ルートがなんだか複雑だ。このまままっすぐちょっきったらダメなんだろうか……。行くにはルートがあるのか?


 「マーヤついてきてる?」

 「きてる」


 この白い霧の中でミ失ったらわからなくなる。必死についていかなくちゃ……。迷子になったらどうしようだとかいろんな心配はあるね。

 真っ白だし見えないし。


 「まだつかないの?」

 「もう少しで着きましょう」


 というので必死にルシファーの後を追っていく。

 ルートが複雑すぎて自分でどこいってるのかわからない。ルートが決まってるんだろうけど、ちょっと不思議だなあ。なんだか雲の大きさより大きい気がしてならない。


 というか、つくまで長くね?


 すると、真っ白だった目の前が晴れてきたのだった。


 そして、そこにあったのは。

 でかいお城。そして、小さい町のようなもの。ルシファーは懐かしそうに眺めていた。まるで故郷に帰ってきたかのように。


 もしかしたらここって……。


 「元、天界?」

 「はい。天界です」


 だからルート知ってるのか……。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ