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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第五層エリア 【気高き武士は今日も行く】
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クリスマスの時間です ④

短いです。

 ダンジョンを出ると装備変更可能になったのでミニスカからすぐさま精霊のドレスのほうに変えた。

 あー、恥ずかしかった。


 「ご、ごめん。役に立たなかったね」


 落とし穴に落ちたマグダッドはどうやらスタートに戻されたらしい。最初の地点にいてまた下にもぐろうとしたけれどPKしたプレイヤーに覚えられていたのかそのままプレイヤーを相手どってたらしい。結果は私が止めたから勝負つかずだけどさ。


 「で、中に入ってたのは?」

 

 そうだ。

 イベントリにしまっていたものを取り出す。四つ入っておりうちの二つはマグダッドの分だ。


 「まずクリスマスケーキ」


 白いホイップクリームでデコレーションされたケーキ。『Merry Christmas』と書かれている。美味しそうだ。 

 上のイチゴも美味しそう。


 「二つ目は……なんだこりゃ」


 トナカイソリというものだった。

 鑑定して効果を見てみると、飛行スキルをもってない人でも飛行できるようになるらしい。このアイテムの上にのっているとね。

 正直、私にとっては外れかな。だって自分で飛べるし。


 移動には便利だよね。


 「……あれ? なんか一つ違うのある」


 デコレーションクリスマスケーキは二つあったけどトナカイソリとは違うものがある。だが、魅力があるものじゃなかった。

 サンタ服。サンタ服かぁ……。


 外れ臭いな……。


 「妙に引き悪いね」

 「運でも使い切ったのかな? 今までが運がめちゃくちゃよかったからね。使い切ってもおかしくはない」


 そうだ。全然おかしくない。


 「まぁどっちもマグダッドにあげるよ。私いらないし」

 「ほんと? じゃあもらうね」


 マグダッドにどっちもあげてその場を後にした。

 この後ログアウトして現実の用事済ませなくちゃいけないんだから。五日間くらいはログインできなくなる。


 「マグダッド。メリークリスマス」


 私はそう言ってログアウトした。











きりよくおわったんだけど短い。いつものことだけど。

というか早くスイッチでスマブラでないかな……。

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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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