クリスマスの時間です ③
執筆してる日、8月26日。11時21分。
いつもは一昨日に書くんだけどな……。
尚、この日は四本書いて予約しようと思ってる模様。まず1本目
……なんだかこのダンジョンの中でミニスカになってから余計視線を感じるようになった気がする。
視線の方向を見てみるとなぜか男の人が女の人につねられてたり叩かれていたりしている。なぜ? というか、ミニスカートってやっぱ悪だわ。
「ここは制服のように膝丈くらいまで……」
むしろそれしかスカート着ないっていうか。
私服はほぼパンツとかだし家だと基本的に雑に過ごしてるからなぁ。裸族とまではいかないけど結構それに近い。
夏場なんか暑かったりすると下着だけでいることもよくある。ただそれは家で誰にも見られない状況だからするわけであって……。
「……で、マグダッドさんや。なにしてんの?」
「自分の煩悩を消去しようかと」
マグダッドはどんどんと頭を壁に打ち付けている。
それで煩悩消えないだろ。108回叩くまえに体力尽きるって。
「……私のこれのせい?」
「……うん」
「……恥ずかしいからホントに見ないで」
下着でいるからって羞恥心がないわけじゃない。むしろ部屋だと気が大きくなる。
「わ、わかった。ぜ、善処する」
それ絶対しない人のセリフ。
まぁ、これであーだこーだいってもクリアできるわけじゃないしな……。このミニスカサンタの呪い。解けてほしいわ。装備変えようと思ってもダンジョン内では変更できませんとか。
運営さんや。あなたは私になにをさせたいんだい?
先に進むと広い部屋についた。
宝箱がぽつんと真ん中にある。いかにも罠って感じがプンプンするんだが。というか、隣の部屋にはなぜか入れなかったしこの部屋は何だろう。
とりあえず宝箱を……。
宝箱に近づくと、地面がぱかっとあいた。
「これまた古典的な……! ”飛行”」
私は飛行スキルを使い落ちなくて済んだが。
「うわあああああ……」
飛べないマグダッドの手をつかみ損ね、下に落ちていった。
……あー。私一人助かるのに必死になりすぎた……。もう助からないわ。あれ。どこに行くのかは知らないけど。
というか、これ初見回避無理臭いだろ。罠があるんだしたぶん横から行こうにも……。
宝箱の横に行ってみると上から針山が落ちてきた。
「あっぶない!」
緊急回避!
どうやら宝箱の周りには罠が敷き詰められてるらしい。性格悪いなっ! ここにきてリア充を殺しにかかるとか……!
じゃ、じゃあ後ろは?
後ろに行く。カチッというスイッチの音がした。
そのあとにちっちっちっちとなにか進む音がする。こ、こういうのってドラマでよくある……。
「爆弾だぁあああああ!」
ドッカーーン!
とデカい音を立てて大爆発。これリア充爆発しろって感じで作ったかしらないけどほんとに爆殺してどうするの!? 運営カップルに恨みありすぎない!? 男女のペアということで制限したくせに!
ただ、一番安全なのはここということだ。たぶん。
針山なんかは範囲広くて時間も短かったし、落とし穴とか論外だ。
右側は知らないけど。とりあえず中のものとって帰ろうか。
作者銀魂2見てきました。面白かったです。漫画の実写化は大抵こけたりクソなんですが銀魂は結構外れないですね。
これ以上かくと批評になりそうだからやめとこ。