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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第五層エリア 【気高き武士は今日も行く】
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クリスマスの時間です ②

 踏んでしまった罠はどうやらダメージギミックではない。

 ただ、装備が強制的に変わった。


 「サンタ(ミニスカver)ってなんだ……」


 上にはサンタのジャケット。下にはサンタのミニスカートというなんだか際どいようで際どくない格好になっていた。

 恥ずかしいっ……。


 「可愛い!」

 「見ないでよぅ」


 スカートとか制服以外とおしゃれ以外で着ないんだってぇ……。

 というか、ミニスカとか嫌すぎる! 可愛いのはいいんだけど恥ずかしい! パンツとか見えそうだよ! っていうかアバターがはいてるのか知らないけどね!


 「先急ぐよ!」


 罠だよこれは。ほんと罠。私の心にダメージを与える罠だ。


 「す、スクショ……」

 「とったらギルドから追い出すよ」

 「ごめんなさい!」


 こんな姿撮られてなるものか。恥ずかしい格好はしたくないんだ。コスプレって感じしかしないこの服装。性能はいいんだけど恥ずかしさが限界突破。

 はやく財宝取りに行きましょう!







 ダンジョンの奥深くに進んでいく。

 奥深くに行くほど敵の強さも上がっていっている。また、狂った雪の精霊や雪の悪魔も確認した。悪魔モンスターって出会ったことがない。

 経験値も普通らしいからあまり変わらないけど。


 ただ厄介なのは魔法を使ってくることだ。


 「ここがダンジョンとなるとボスいるんじゃないですかね」

 「そうなんだよね」


 ダンジョンとなるとボスがいる。

 運営がそう簡単に取らせるわけがないのだ。ボスを倒してから行かなくてはならないだろう。どういうボスかはわからない。


 歩いていると、目の前に白い影が現れた。


 二つの玉。上が小さくしたが大きい。


 「雪だるま……?」


 その雪ダルマは私たちを襲ってきたのだった。


 「襲うのかい!」


 ならこっちも応戦するのみ!

 精霊魔法”火”。雪は火に弱いでしょ? 溶けちゃうからさ。

 私の思惑通り雪だるまから水滴が垂れてくる。動きを止め、雪の中に潜っていった。ボス……ではなさそうだ。


 雪だるまは逃げていった。

 潜った場所をつついてみるけれども反応はない。火で周辺の雪を溶かしても雪だるまらしいモンスターは見当たらなかった。どこいったのだろうか。


 まぁ、気にしてても仕方ないだろうし、先を急ごうか。

 まだ時間はたっぷりあるけどね。






 















短くてすいません……。

あと、多分明日の更新はないです。書こうと思った日に寝落ちしたんで…。明後日なら多分更新されてるかな?

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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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