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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第一層エリア 【始まりの町】
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リアルで会おう①

あとがきが本編みたいな感じ? あとがきちょっと長くなったというか語りすぎた気がする。

 プレイヤーたちが揃ってゴブリンキングを討伐しようとしているころ。

 私は駅前にいた。目的は生出 真野ちゃんに会うためだ。直結厨とかそんな言葉もあるらしいが真野ちゃんにならそれでも全然! 可愛いしね! ファンだし大好きです!


 まだかなー。ふふー、まだかなあー。


「あれ? 美咲。ここで何してるの?」

「あ、珠洲!」


 珠洲が一人で歩いていた。ふっ、寂しい奴だなあ。


「珍しいじゃん。あまり外に出ない美咲が外に出るなんて……。明日雨降るんじゃないの?」

「いやいや、目的があるからね! 私はその人のためならたとえ火の中水の中! 男性のパンツの中にだって!」

「それ以上は言わない。か弱き乙女の口からはアウトだよ……」


 おっと、危ない危ない。

 まだかなーっ、もう少しかなーっ? やっぱ有名人は時間かかるよねえ。楽しみだなあ。ワクワクが止まらないなあ……!

 真野ちゃんのことを思うとなんだか胸が痛くなってずきずきしてくる……これが、恋?


「なんか不気味な笑顔だ……。いつもの美咲じゃない」

「えっへへえ。そう?」

「美咲のバーカ」

「うん! バカですよー!」

「へあ!? いつもなら言い返してくるのに返してこないだと!?」


 今の私なら何でも許せる気分だなあ……!


「美咲ー! しっかりしろ! やばい顔してる! 見せられないよこれ!?」

「そうかなあ……!」


 私はきちんとしているよ。ほら、いつもの顔じゃん。


「いつもの顔じゃないよ!? もう、崩れまくってるよ!? しっかりしろーーーー!!」




「なるほど。そりゃなあ……」


 私がここで待っている理由を説明すると納得してくれた。


「熱狂的な信者だもんなあ……。真野ちゃん関係なら温厚な美咲が突然過激派になるほどだし……」


 そうだよ。私のことはいくらバカにしてもいいけどさ、真野ちゃんはしちゃだめだよ。だって、真野ちゃんは世界に一人しかいないんだよ? 可愛くないだとか、ブスだとか騒ぎやがって……。真野ちゃんはあんなに可愛いのに。


「っと、来たんじゃないか?」


 と、珠洲が指さしたのは灰色のワゴン車。駅前には不釣り合いの車だ。ロケバスというような、そういうやつ。あれだ!

 ここに取材に来るリポーターなんかじゃなきゃね!


「ふぅ。待たせたかな?」

「いえいえ! 全然待ってませんよ!」

「……何時に来たの?」

「朝の六時くらいですね」

「「六時間もここで待ってるの!?」」


 いや、早めに行動するのが一番。もしかしたら真野ちゃんは早めに来るかもしれない。かもしれないで行かないと安全にはつながらないってお父さん言ってた。


「どうりで美咲の家行っても美咲がいないわけだよ! そこまでして待つかなあ!?」

「本当! 君大丈夫!? ファンなのは嬉しいけどそんなに慕わなくてもいいんだよ……? 自分の体は大切にしなよ?」


 目の前にいるのが、本物の……! ひゃああああ……! 


「聞いてないねこりゃ」

「すいませんね、うちの美咲が。貴方のことになるとこうなるんです」

「あ、ああ。大変だね。き、君も」

「え、ええ。いつもは私が連れまわす側なんですけどね」


 私の目の前で二人が肩を叩きあっていた。

 なにそれ狡い! 珠洲だけ肩叩いてもらってるし! 









こんなにテンションの上がった美咲を書くなんて初めてなんじゃないかなあ。

いやあ、VRMMO物なのになぜ作者はVRMMOを書いていないんでしょうね。早くゴブリンキング書きたいのに……!


作者もこんなふうにテンション上がったのは三月の末くらいに一度ありましたね。いや、ここまでではないんですがテンションが上がったニュースが一つありました。


私が高校二年生の時にお小遣いで全巻纏めて買ったライトノベル、電撃文庫さんから出版されている青春ブタ野郎がアニメ化発表されたときはまあ、叫びましたね。

今年の秋アニメで動く麻衣さんを見れるんですよ!? 個人的にはおるすばん妹、ゆめみる少女、ハツコイ少女が好きなんですけどね。でもバニーガール先輩もなかなか……!

あ、そうそう。今月から発売される青春ブタ野郎の新刊”おでかけシスターの夢を見ない”もアマゾンで予約しました。おでかけシスターは楽しみですねえ。一年半ぐらいかな? それぐらいの期間を開けて新刊!いやあ、作者の先生もJust Because!で忙しかったのでしょうねえ……。でも、焦れて焦らされて心待ちにしていた新刊が今月。届くのが楽しみですよ。会社から帰ってきたらすぐに読みたいというか会社をさぼってでも読みたいですね。神ですよ。自分にとって。


初めてライトノベルで泣いたのがおるすばん妹、その次にハツコイ少女。実は修学旅行でゆめみる少女だけ買い忘れてあとでアマゾンで頼んだのでゆめみる少女が届くまでハツコイ少女は読みませんでした。いやあ、早く読みたい一心で高校いってましたねえ。


それぐらい熱狂的だったんですよ! はあ、早くおでかけシスターをくれえ……!


いやあ、テンション上がってあとがきが本編の説明から大きくそれましたね。

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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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