表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第五層エリア 【気高き武士は今日も行く】
194/856

精霊の創造神 ①

 ニルというか、メンバー全員を進化させたい。

 なので三人一組になってもらうことになった。私とチリンはすでに進化済みだから除外。となると残り15人になる。

 

 エルルゥ、ルルーク、みるきー組。

 マーヤ、ソゥ、ガイ組。

 ジャンヌ、ロック、マシュマロ組。

 ユキショウグン、サン、うぉたぁ組。

 ニルヴァーナ、アガルタ、シャンバラ組。


 五組ができた。

 森の中で稀に発生する迷いの森イベント。それ以外の進化方法はまだ確認していない。まだ他の方法もあるんじゃないかと思うけどこの組で行かせることにした。


 五組には森の中に入ってもらう。


 私たちは特に何もすることがない。けど、ちょっとだけ気になっている。

 それは他の進化方法の事。進化できないだろうけどちょっと探してみようかな。


 大体、迷いの森……って森だよね。

 森以外で起きないのは変じゃないだろうか。いや、迷ってそこにたどり着く……。という感じならわかるけどね。でも、森がないところだったら?

 例えば海に囲まれて木々が少ししかない島国が舞台のエリアだったら進化できないんだろうか。


 今のところ全エリアに森はある。水もある。


 木の次は水の中?


 「いや、裏をかいて空に行こうか」


 飛行スキルを使用。チリンがこっちを見ているけれど気にしない。

 というか、変なんだよ。モンスターが。森の中で動物に襲われるっていうことはわかるし、モンスターにも動物型が多いのもわかる。けれどね。


 鳥型・・のモンスターだけは今まで一度も見ていない。


 地、水にモンスターはいることは確認されているのに空にだけいないっていうのは不自然じゃないかなってね。

 なんとなく思っただけであるとは限らないけど。


 鳥型のモンスターがいない理由はなんだろうか。


 人は空を飛べないから? いや、地上でも攻撃できるようにすれば別にいても構わない。

 何かに怯えている? それはない。ドラゴンがたまに頭上を通るくらいでいちいちビビるほどじゃない。

 なにかがモンスターを封じている? これが一番有力なんじゃないかなって。


 私は縦横無尽に空を飛んでみると、頭に何かぶつかった。

 何もない? けれど、ここに何かある。


 なにかというのはわかんないけど……。まっすぐ進んでいるのにぶつかるなんておかしな話。ここに入れたりしないのかなーって。

 すると、私の考えたことを読み取ったのか、ギィ……と音を立てて開いた。


 私は中に入る。


 すると、宇宙が広がっていた。








 な、なにここ。

 私は今、なぞのばしょに来ています。あれれ、バグ?

 そんなわけないよね。四天王最初の部屋で波乗りしてないし。というかできないし。なら、この宇宙空間は何?


 「なんかまたやっちゃった!?」


 その通りだと思うんだよ。いや、ほんと。まじで。

 私って結構運がいいのかな? 洒落にならない発見ばかりしている気がする。


 『精霊神。来ましたか』

 「だ、だれ!?」


 女性の声が聞こえる。

 誰なんだ……? と、すると奥から女性が歩いてきた。女性は花冠みたいなものを頭にのせている。可愛い……美女……。


 「ここは私の神域。創造神アルテナの神域です」


 創造神、アルテナ? アテナなら聞いたことあるんだけど……。


 「ふむ、神気解放済み、ですか。なるほど。精霊を司る神……。実によく育っておりますね」

 「え、えっと」

 「なら、私から試練を課しましょうか。そうですねえ。では、今から魔物を出しますので、それに勝ったらご褒美を授けましょう」


 ということだった。

 ご褒美……。何かいいものでももらえるのかな。もらえるものはもらっておきたい。

 まあ、その前に試練だけどね。










ちょっと愚痴を吐かせてください。



















暑い。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ