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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第四層エリア 【精霊は無邪気に笑う】
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修学旅行(東京) ①

 修学旅行、始まりました。

 私たちは新幹線に乗り込み、東京へと向かって、そのあと北海道行の飛行機に搭乗、そのままホテルに泊まって翌日から北海道観光が始まる。


 で、行く前に、A2Oの会社にいくことになっている。

 今現在、新幹線に揺られています。


 「ミキちゃんたちってすごいねー! 私最近ログインできてないからあまり状況知らないけど、ボスとかミキちゃんが最初倒してるんだって?」

 「まぁねえ」


 チィは最近ログインできていないとか。ここ最近バイトがきつくてやる余裕がないとのこと。もう少しでやれそうって嬉しそうにしていた。 

 バイトかー。私は考えたことないなー。


 「……さて、やりますか」

 「やる?」

 「よーし」


 私は腕をまくる。


 「「「さいしょはグー! じゃんけんぽんっ!!」」」


 私がグー、他はパー。私の一人負けか……。


 「美咲の負けー。はい、お菓子出してねー」


 恒例の行事。

 私と珠洲、地衣でじゃんけんをして負けた人がお菓子をだしてみんなで食べるっていうゲームだ。もちろん持っていなかったら奢ろうという話になり、これが私たちの最近のブーム。

 私が持ってきたのはチョコチップクッキー。手作り。


 「うわー、美味しそう!」

 「いただきまーす」


 クッキーをひとつつまむ。うん、うまいうまい。


 「そういえばさ、A2Oの会社ってどんなんだろうね。パソコンとかものすごく置かれてるのかな」

 「さあ?」

 「モニターはあるだろうね。今日がイベントだしイベントの様子が見れるんじゃないかな」


 多分だけど。

 何時からイベントだっけ。10時くらいだから大丈夫か。飛行機は午後の便にのるしね。


 「参加したかったなー」

 「諦めてチリン。修学旅行はさぼるわけにはいかないよ」


 少なくとも、北海道が楽しみなんだ。


 「今日イベントなんだ」

 「そうだよ。見てないんだっけ」

 「うん。ろくにパソコン触れてなくて風呂入って寝るだけの生活でした」


 なかなかバイトがハードだったんだな。

 ……私ってバイトしたことがないからよくわかんないけど。


 「スマホとかでは見ないの?」

 「見る暇もないし、見ようと思っても妹が大体使って通信制限が来ちゃうからあまり使わないんだよね」


 通信制限か。来たことがないな。まあ、あまり使っていないからだけど。


 《まもなくー……》


 そういう話をしていると、目的地へ着いたようだ。






 私たちは、東京の地へと降り立った。

 A2Oの会社は東京にあるらしい。そこまでは駅から徒歩で向かうとのこと。駅から五分って言ってたけど本当だろうか。

 そういうのってだいたい五分で着かないけど……。


 「楽しみだなー」

 「ああ。俺もやってるから見てえんだよな」

 「俺もやってるぜ?」

 「あ、俺もやってる!」


 と、次々にやっていると言い出していた。

 人気があるな。クラスの大半の人がやっているらしい。そういう私もやっている。


 ……さて、楽しみだ。









ちなみに、運営はミキがくることを予測してません。というか、今現在なぜ精霊神がイベントに参加してこないのか不思議に思っています。


そういえば、今更なのですが、二千ポイントに行きました。ありがとうございます。

これからもぼちぼちと……。はい。


文才欲すぃ……

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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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