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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第四層エリア 【精霊は無邪気に笑う】
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レッツ、ダンジョン! ⑥

 ヴァンビーとの戦闘が終わり、ドロップが落ちる。

 ブラッディナイトメアという素材と吸血鬼の牙という素材が落ちた。だが、私たちはそんなのには目もくれず、奥にある部屋……。に向かう。


 そこには、デカい宝箱が一つだけあった。


 私たちは、その宝箱を開ける。


 中には巻物が入っていた。

 なんだろう、と、私は一つ手に持って鑑定してみる。


 ――――――――――


 吸血鬼のスキル封印の書

 効果:吸血鬼のスキルをランダムで獲得


 ――――――――――


 というものがある。これはダンジョンによくあるものだそうだ。その種族固有のスキルが手に入るとのことだった。

 早速、一つ使用してみることにする。人数分あるので大丈夫だろう。


 「みんな一つずつだな。手に持て」


 そして、ニルたちも一個ずつ手に持った。

 どうやら一斉に使用するらしい。いっせーのせっの掛け声のもと使用してみる。


 《スキル:霧状化 を獲得しました》


 霧状化?

 説明は……。ああ、なるほど。一定時間無敵になるやつね。なるほど。効果時間は一分。任意で解除も可能。ただし、1分というのは基準でありMPが多いほど効果時間は長くなる……。

 ……私にぴったりじゃね?


 いや、常時MPが減り続けるということを除いてもものすごくいいし、私は保有MPが桁違いなので私にとって鬼に金棒といえるもの。

 常時発動は出来ないのだろうか。


 出来たら……ゲームバランスおかしくなるし、最大でも十分くらいだと思うけど。


 「何手に入れた? ちなみに俺は豪腕っていうスキルだ」

 「俺もそれ」

 「私は再生かしらね。体力が徐々に回復していくらしい」

 「僕は吸血でした」

 「私は……えっと、闇魔法を」

 「私は鉄壁だ」


 それぞれ相性がよさそうだ。


 「師匠は?」

 「ミキはどうだ?」

 「私? 私は霧状化っていうちょっと私と相性がいいスキルを」

 「どういうことだ?」

 「一定時間攻撃を無効化、時間は使用者の魔力に準ずるって感じですね」

 「わぁ……」


 三人も驚いていた。

 私ってなかなか運がいい気がする。神様に愛されているのかな? そうだとしたらちょっとうれしい。ありがとう神様。

 私、こんなんだけどね。神様なんて信じてはいないけど……。まあ、ありがとう。


 そして、私は地上に戻っていった。






 ニルたちをチリンに任せ、私は霧状化の効果時間を調べるために使用する。

 

 《効果時間は30分となります》


 あっれれえ? 意外と多いぞお?

 30分って……。やばくないか? 30分間どんな攻撃も無効化となるとボス戦が楽になっちゃうじゃないか。だって、耐久されなければこっちのもんなんだから。


 ……これは緊急以外使わないでおこう。つまらなくなるし。











これ以上強化してどうするの?


とりあえず四層終わるまでにはブックマーク1000達成するのが目標です。

細々と趣味で書いているもので作者程度にはそれくらいの低い目標があります。暖かい目で見守っていてください。いろいろと稚拙な部分、誤字脱字もあります。報告していただいている方には大変感謝しております。


まあ、第四層のボスとかまだ考えてないんだけどね。

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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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