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Another Arcadia Online  作者: 鳩胸 ぽっぽ
第四層エリア 【精霊は無邪気に笑う】
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夏休みが終えて

 アップデートも終わる。

 夏休みも終わる。


 学校の季節になりました。

 まだ夏の残暑は残っていてとても暑い。半袖のまま登校してきて休み時間は机でだれていた。ははは、こんな暑いと力でえへんよ。


 「なんか夏より蒸し暑い気がする」

 「そりゃ夏休みクーラーがんがん効いた部屋の中でA2Oをしていたんだから涼しいだろ」


 そりゃそうだ。

 おかげで夏休みはめちゃくちゃ快適に過ごせたんだからな。


 「お? 広瀬ばててる」

 「広瀬パンツ見せてえ」

 「うんいい……っていうわけあるかあ!」


 久しぶりのクラスメイトは相変わらずのバカさ加減。

 日焼けしている人もいればなんか少し太った人もいる。正月太り?


 「チリンのならいいよぉ」

 「チリン?」

 「チリン?」

 「なっ……!」


 ん? なんかおかしいこといったかなあ。


 「ごめんねー。ちょっと美咲にお話あるから」

 「お? 痴情のもつれか?」

 「ちゃう」


 と、チリンに連れ出された。


 「ねえ、学校でチリン呼びはやめてくれないかな? ネットの名前出されると恥ずかしいの」 

 「……ごめん。ついくせで」

 「ったく……」


 毎日チリンって呼んでたからそう呼ぶのに慣れて……。


 「あれ、チリンって名前なんだっけ」

 「おおい!?」

 「嘘だよ。早川 鈴でしょ」

 「思いっきり間違ってる! ゲームのやりすぎで名前すら忘れるのか! 葉隠 珠洲!」


 あ、そうだった。

 まずい。なんか暑さのせいとゲームのやりすぎで現実との区別がつかなくなってる!


 「誘った本人が言うのもなんだけどほどほどにしなよ?」

 「き、気を付ける」


 さすがに区別がつかないようじゃまずい。

 早めに……。






 ドッチボール。

 体育の時間が自習になってドッチボールをすることになった。


 ふふ、ドッチボールは得意だ。

 特に躱すのが。ボール投げるのはダメ。ノーコン過ぎるから。なんで真上に投げたつもりが真下に投げて、真正面に投げたつもりが後ろに行くんだろ。


 この私のノーコンぶりは七不思議に設定されてる。


 と、チリンが私めがけてボールを投げてくる。左に避ける。


 背後!


 かがんでよける。

 

 真正面!


 手でジャンプして避ける!


 またまた背後!


 体をひねって避ける!


 「おい、集中砲火してもあたらないぞ」

 「こいつ化け物かよ……」

 「はぁ」

 

 チリンがため息ついていた。


 すると、私のほうにボールが転がってくる。私はボールを拾うと、仲間チームがまずいというような表情をして、敵チームは嬉しそうだ。


 ふふん。ちょっとばかしはうまくなってるもんね! 投げるのも!


 「えいっ!」

 「ごふぁ!」


 なぜか左隣の奥にいた外野の選手にボールが当たっていた。

 なんで九十度曲がった!? 魔球投げたの!?


 「どうやったら直角に投げられるんだよ……」

 「むしろ剛速球よりすごくね? 前に投げてるのに直角に行くとか物理法則無視してない?」


 あ、また転がってきた。今度こそ!


 「今度はどの角度だよ……!」

 「えいっ!」





 私が今度投げた角度はまっすぐ。だったけど、ものすごく回転がかかってたらしくとろうとした人が手をはじかれて落としてしまった。

 ……私は、泣きたくなりました。










ミキちゃん現実世界でも軽く物理法則を無視してる。

あと大幅には改稿は完了したと思います。

自分未熟なもので改稿したんですがこれでいいのかはわかりませんね。文才がない自分が恨めしいです。あとは誤字を直していくために読み返します。

多分大丈夫かな? 投稿できるかな? 誤字程度なら携帯からでも直せますしね。


まあ、文はPCでいつもうってるので携帯版で一文字あけるやりかたとかわかんないんで大きい改稿はPC版でやるんすけどね。

未だに慣れてません。やってもう1年くらいにはなるんだけどな……。

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いずれ王となる君に~部下である剣士の私はその才能をゲームでも発揮します~
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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