オフ会を開こう ②
執筆した時刻、夜中の二時。
カラオケということもあり、歌を歌う人もいる。
私は目の前の料理を食べながら歌を聞いていた。意外だったのがジャンヌさんが演歌歌うのが得意でユキショウグンが邦楽が得意ってこと。
私は、まあ、器用貧乏?
「おいうぉたぁ。お前中坊って話じゃねえかよ。先輩にたてつくんじゃねえぞ?」
「たてなんてつくほどあなたは偉い人なんですかねえ?」
あっちでは喧嘩してたり……。
「チリンーーー! はっしーん!」
チリンがみるきーのおもちゃにされていたり。
みんながみんな楽しんでいるようで何より。企画したチリンが一番の功労者かな。
「ミキ。楽しんでる?」
「エルルゥ」
「君だけが一人だったみたいだから声をかけてみたよ。ふふ、私イケメンだろう?」
自分で言うとなんか残念だけど、まあ、イケメンです。
「次私と歌わないか?」
「いいよ?」
「おっけ。曲何にする?」
と、パッドを手渡してくる。
デュエットを考えると、難しくないやつがいい気もするけど、むずいやつに敢えて突撃してみるのも悪くない。
んー、これかな。
「よし。じゃ、マイク持って」
マイクを持ち、曲が始まる。
そして、私は高らかに歌い始めた……!
歌うときは何も考えない。
それが気持ちの切り替えになったりしてとても楽になることができる。安心できるっていうかね。
歌い切った。
「これ選ぶとはなかなかだね」
「恋する怪盗 ラブリーマフィンの挑戦状ってアニメは結構好きだから」
あらすじは怪盗として物を盗みにきたのだが、その時であった金持ちの御曹司に一目ぼれしてしまったマフィン。その美貌と可愛らしい容姿から彼女はラブリーマフィンと呼ばれている平民。片方は兵士長の息子であり貴族。敵同士、そして、身分の差が違う彼らは対立しなくてはならないのだ!
っとまあ、ロミオとジュリエットに似通ったような設定だけどこれがまた面白くて。
後半は泣ける。
「マフィンちゃんいい子過ぎてね。私は泣いたよ」
「わかる! 最後、まさかマフィンとタルト様があんなことになるとは……!」
「対立してタルトが勝つけどタルトは捕まえることができず逃してしまう。盗まれたのは大事な国宝であり守れなかったタルトは処刑台に上るけど、マフィンがそれを攫いに来る……。素晴らしいよねえ!」
まさかあのアニメを見てる人がいるとは思っていなかった! チリンとかとそういう話できないからさ…。
「ラブリーマフィン。めちゃくちゃ可愛かったよ」
「うんうん。わかる」
私はエルルゥと妙に話が合い、そのまま駄弁っていたのだった。
やばい。唐突にラブコメ書きたくなってきた。A2Oにラブコメいれるか(暴走)
・・・まあ、冗談ですが。
ラブコメ書きたいのは本当です。設定もなんとなくは思い浮かんでます。
タイトルはそうだなぁ……
『天邪鬼ボーイと能面ガール』
って感じかな? 呪いで嘘しかつけなくなった彼と過去のトラウマのせいで笑わなくなった女子とのラブコメ。
いいな。
あとは……
『なぜか俺だけ入室許可された女子更衣室』
やばい匂いしかしねえぞ……。
あと、もう一つ思いついてるんですが……。それは本当に書きたい。けど、そうなったら四本……えっ、辛い。設定だけは書き連ねておこうかな。