NAMIDA
悲しいから泣くのでしょうか?
虚しいから泣くのでしょうか?
どうして人は涙を流すのでしょうか?
それは、最愛の人との別れ
いつも傍にあった温もりが、温もりを失い枯葉のように散り積もり、それは悲しみになりました。温もりを失った枯葉が積もれば積もるほど、涙の数は増えていきます。
別れと行っても二種類の別れがありまして、取り返しのつく別れとそうではないもの。
取り返しのつくもの。それはただじっと待っていれば戻るもので、戻らなければそれまでなのです。
取り返しのつくもの。そうでないもの。
そうでないものは、きっとその人にはもう会えません。ずっとずっと遠くに行ってしまうのでしょう。会いたいとどれだけ思っていても、この世に生を受けた限りは会えません。
この世に生を受けた限り会えないからといって、会いに行こうとすることはいけないことです。
誰1人として望んではいないのですから。
別れとは皺を重ねた人間になっても辛いものです。
避けられぬものです。別れは付き物です。
あなたが生まれた時に、涙を流した分だけ別れて流れる涙があるように、誰かがいなくなっても無情にも世の中は廻り続けています。
世の中は廻っても、誰かの心の中には消せない消してはいけない大切な、記憶として必ず残っています。
あなたが忘れていけないのは、涙の数だけ生命は生まれまた失われていくということ。
それだけです。




