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自殺少女

ジャンル:文学……なんですかね?

※別サイト「カクヨム」にて、リメイク版+監視員視点の短編を公開しています

 目が覚めると、そこは知らない部屋だった。

「どこだろう」

 呟いたその言葉は無機質な白色の部屋に吸い込まれるように、消える。

 その部屋は壁も天井も扉も白く、少女が寝ているベッドと小さなちゃぶ台があるだけ。窓は扉の横に鉄格子がはまった小さなものが一つあるだけであった。

 少女は取りあえず、その窓から外を覗こうとそこへと向かう。


「もしかしてここが死んだ後の世界だったりして……ね」

 少女が窓の前に立って、ぼそりと呟いた。自分の右腕を思いっきり(つね)ってみる。

 普通に痛かった。

「それは痛かろう」

「誰っ」

 その声に少女がパッと振り向いて部屋を見回すが、自分以外誰もいない。

「前だ、前」

 その声に前の小さな窓を見てみると、確かにそこには人が居た。よく見ると窓も、鉄格子がはまっているが、硝子がなく、その外は廊下になっているようであった。

「やっと起きたか。体調は悪くないか?」

 目の前のスーツを着た男が表情を変えずに尋ねてくる。心配しているようには思えない無機質な口調である。

「体調は悪くない……けど、ここはどこ」

 少女が問う。

「俺らはここを施設と呼んでる。お前、自殺しようとしただろ?」


 確かに少女は自殺サイトで知り合った数人の人と共に、オフ会をして自殺しようとしていた。この薬を飲めば眠るように楽に死ねると言われ、どうせ死ぬのだから何の薬だろうとどうでもいいや、と普通ならば疑うその薬を飲んだ。

「しっ、しようとしてたけど。何が悪いのよ、あんたなんかに何が分かるのよ!」

 少女が思わず、大きな声で言い返した。

「いや、何にも分からないし、分かろうとも思わない。話を進めていいか?」

 冷静に返された。

 少女はどうも調子が狂ったようで、無言で頷いた。

「簡単に言えば、ここはお前ら、自殺志願者を集めて解体(バラ)して臓器売買の品物にする施設だ。詳しいことは言えないがまぁ、お前は死ぬんだ。関係なかろう」

 男のあまりにも淡々として、突拍子もない説明に少女は一瞬、ポカンとした表情になったが、その言葉の意味を理解するにつれてその表情に怒りが混ざっていった。

「ふざけないでっ! そんなことをして許されると思っているの。警察にバレるよ」

「うるさいな。許されるとは思っていないし、警察にはバレないようにしているが、バレたらその時はその時だな。あと、お前の名前は今から四十九番だ」


 咄嗟(とっさ)に少女が自分の名前を言おうとしたが、それを言わせる前に男がもう一度、四十九番だと言ったために言うことができなかった。

「この施設についてお前に教えることはこのくらいだな。トイレは行きたいときに俺に言え。食事は俺が運ぶ。俺はお前の監視員だ。娯楽を与えることはできないが、お前の話し相手くらいにはなる。何か質問はあるか」

 四十九番は首を横に振った。

 それを見た監視員が姿を消した。

 静かな部屋に、恐らく監視員のものであろう去りゆく足音だけが聞こえる。四十九番は窓際からふらりとベッドの方へと戻り、パタンと仰向けにベッドに倒れ込んだ。

 静かな天井を見て、四十九番は呟く。

「こんな思いをしたくて死のうと思ったわけじゃないのにな」

 天井に一本だけ光る直管蛍光灯に手をかざした。

 学校で虐められ、家でも両親が喧嘩ばかりで、ストレスだけが溜まる日々で、ネット上にも話せる人が居なくて、ストレスが原因で勉強が身に入らず先生に怒られる日々で、それならばいっそと自殺を決心した。

 そういえば、行方不明者は警察に報告されているもので約八万、その中で見つかったのは約七割だとかテレビで報道されていたのを聞いたことがある。私は見つからなかった残りの約三割になるのだろうか。それとも警察に届け出すら出されないのか。

 すぅっと心にあった何か熱いものが消えていく感覚がする。


「食事だ。開けるぞ」

 その言葉と同時に鍵が開く音がして、ガチャリと扉を開けて監視員が中に入ってきた。その手に持っているのはトレイ。片手だけで持っているが、持ち方からしてかなりバランスが悪そうだ。

 四十九番はベッドから起き上がり、監視員からトレイを取った。

「私のご飯を零されたら困る」

 四十九番はそれをちゃぶ台まで運び、置いてから座る。

「俺は外に出るが。外に居るから食べ終わったら言ってくれ」

「待って」四十九番が監視員の方を見ずに言う。「一緒に食べたい」

 監視員は少し迷ったような素振りを見せた後、頷いて少女が座っている場所とちゃぶ台を挟んで反対のところに座った。

 四十九番は満足そうに頷いて、小さくいただきますと言って食べ始めた。

「ねぇ、私は殺されるの?」

 四十九番が豚汁をすすりながら訊く。

「ああ」

 ふうん、と四十九番は豚汁を置き、鯖の塩焼きの身をほぐしていく。パリッと淡い茶色の焦げがついている皮を破ると、脂がじわりと出てきた。


「あなたたちには道徳心とかそういうものはないの?」

 細かい骨を取り除きつつ、言った。

「無いな。道徳心で腹は満たされない。俺にとって、今のお前は臓器提供するための臓器の保管庫だ。それ以上でもそれ以下でもない」

 茶碗を左手に持って、骨が取り除かれてようやく食べられる状態になった鯖の身を、白い湯気が出ている白米の上に乗せ、一気に食べる。

「臓器の保管庫……ねぇ。臓器売買って稼げるの?」

 よほど鯖がおいしかったのか、他のおかずはそのままで、鯖と白米だけが減っていく。

「お前、例えば心臓の相場を知ってるか?」

 四十九番は監視員の問いに口の中に白米を入れていたため、声を出さずに首を横に振った。

「大体、八千万弱だ。皮膚ですら、一平方センチメートルで七千くらいだな。どうせ捨てるつもりだった命だ。俺らが有効に使ってもいいだろう」

 四十九番は茶碗をコトンと置いた。

「有効……ねぇ。なんかご飯を食べてたら、死んでもいっかって気がしてきた」

「起きた時は散々喚いてたのにか?」

 監視員が意地悪そうな笑みを見せる。


 四十九番は胡麻ドレッシングがかかった、レタスと紫玉葱(たまねぎ)のサラダを箸で掴んだ。

「私の親ってどっちも働いててさ、いつも帰ってくるのが遅くて、二人とも仲が悪いから深夜に喧嘩するの。一緒にご飯食べたこともあんまりないし、喧嘩のせいで毎日布団をかぶって寝れずに過ごしているの。学校でもね、毎日いじめられるの。先生も気づいているのに止めないし、どんどん成績が下がる私に怒るの」

 四十九番がサラダを口に入れる。

「そんな世界で、生きる意味はあるのかなって。勿論、あなたたちの考えが正しいとは言えない。でも……でも、間違ってるとも言えない気がする」

 新鮮なレタスが口の中でシャリリと音を立てた。胡麻ドレッシングの芳香な胡麻の香りが口に広がる。

 監視員は四十九番の言うことに黙って耳を傾けていた。

「ねぇ、私が殺されるまであとどのくらいなの?」

 四十九番の静かな問いに、監視員は人差し指を立てた。

「一日は検査を受ける。これは臓器移植で拒絶反応を極力防ぐためのものだ。で、その日のうちに適合者を探す。これは大して時間がかからない。まぁもちろん、見つからなかったらここにしばらく居ることになるが。あとは適合者の都合によって変わるな」

 四十九番はその言葉に首を傾げた。

「そんなあっさり見つかるもんなの?」

「見つかる」男は頷いた。「詳しいことはお前が知る必要はないがな」

 ふぅんと四十九番はつまらなそうに言って、残りの豚汁をすする。


「ごちそうさま」

 ちゃんと手を合わせる。

「ちょっとこれ、戻してくる。明日は朝早いからもう寝ろ。……あ、トイレ行くか?」

 四十九番は頷いた。

「じゃあ、これを戻すまで待っておけ」

 そう言って、監視員はまたトレイを片手で持ち、扉を開けて出ていった。

 鍵のかかる音を聞いて、四十九番はその場にゴロンと寝転んだ。

「色んなことがあったなぁ」

 ぽつんと呟く。まだすべてを受け入れることができない。

 自殺志願者を集めて、自分の商売道具にするという考えが正しいわけではない。……しかし、それを悪だと言い切れるのだろうか。自殺しようとしていた自分が。

 とめどなく溢れてくる思いは、しかし四十九番にはどうすることもできずに終わった。

「四十九番、出ろ」

 そのままうとうとしていた四十九番を起こしたのは監視員の声だった。

「ん……」

 四十九番は伸びをして起き上がり、監視員が開けた扉から外に出る。


 外の廊下は、室内と同じく天井や壁が白く、長い廊下に等間隔で白い扉があった。

「トイレは目の前だ。いってこい」

 目の前にも白い扉があり、そこを開けるとちょこんとウォシュレット付きの便器があった。

 トイレも例外なく白かったため、この施設を作った人は白が好きなんだろうかと思いつつ、用を足す。

「終わったか。部屋から出たからといって、間違っても脱走しようなんて思うなよ」監視員がトイレから出てきた四十九番に言った。「まぁ、お前じゃ俺から逃げられるとも思わないが」

 その言葉に四十九番は少し不機嫌そうな顔をした。

「脱走する気なんてない」

 そのまま四十九番がスタスタと殺風景な部屋に戻った。

「寝る。おやすみ」

 監視員は頷いて、部屋の扉に鍵をかけた。

 四十九番はベッドへ行き、布団を頭まですっぽり被せる。両親の怒声が聞こえない夜に安堵して、眠りに落ちた。



「起床だ」

 その声に目が覚める。体を起こして小さな窓の方を見ると、監視員がこちらを覗いているのが分かった。

「体調が悪くはないか?」

 その問いに四十九番は首を横に振る。むしろいつもよりよく眠れたことで調子がいいくらいだ。

 そのことを伝えると、監視員はそうかとだけ言った。

「今日は検査だから残念ながら朝食はない……が、向こうで栄養はどうにかしてくれる」

「向こう?」

 扉の鍵を開け、部屋の前に立つ監視員に訊いた。

「検査室と言った方が分かりやすいか。昨日言っただろう?」

 そういえば昨日、一日は検査にあてるとか言っていた。

「ほら、向こうに移動するから出ろ」

 四十九番は大人しく外に出た。昨日と同じ白い廊下が伸びている。その光景が彼女に現実を伝えるが、哀しくはなかった。

 監視員は扉を閉め、施錠はせずに歩き出す。

「ついてこい」

 四十九番は素直に監視員の後をついて歩いた。

 白い廊下に監視員の高そうな靴の音と、四十九番の裸足のペタペタという足音だけが響く。

 長い廊下を曲がると、また同じような長い廊下があった。


「あとどのくらいで着くの?」

 長い廊下にうんざりとした四十九番が尋ねる。

「もうすぐ……ここだ」

 そう言って監視員が立ち止まったのは廊下を曲がってから三番目の白い扉の前であった。

 よく見ると部屋の横に検査室と書かれた小さなプレートがあった。

 中に入ると、そこにはいかにも検査室といわんばかりに、検査で使いそうな機器が二列に並べて置かれている。

「連れてきたぞ」

 監視員が部屋の奥の方に声をかけると、明るい茶髪の女性が奥の方にある部屋から出てくる。

「待ってたわぁ。あなたが四十九番ちゃんよね? さあ上がって上がって」

 そう言って彼女は四十九番を検査機器の列の奥にある部屋に連れて行こうとする。

「え、あの、あなたは来ないの?」

 四十九番が監視員に訊くが、監視員は首を横に振った。

「ここに連れてくるまでしか俺にはできないからな。検査は検査員の仕事だ」

「ま、そぉいうことっ。ささ、おいで~?」

 四十九番はそう、とだけ呟き、検査員の方へついて行った。

 奥の部屋に入る直前になって聞こえた、バタンと扉の閉まる音が監視員が部屋から出ていったことを教えた。


「ねぇ、お姉さん」

「なぁに?」

 検査員が四十九番の問いかけに甘い声で答える。

「検査のお姉さんってこの仕事、好き?」

 検査員は少し悩んだ顔をして、奥の部屋の扉を開ける。

「んん、好きってわけじゃないわね。でも、仕事をしなきゃ食べられないわ」

 部屋にはベッドが数床あるだけだった。

「あ、このベッドの一番左に寝てちょうだい。検査はほら、大体の人がやっぱり死にたくないって暴れて喚く人も居るから、みんな眠らせてからするのよ」

 何も言わずに四十九番は頷き、大人しく一番左のベッドに横になった。

「死にたくないって言う人は生かすの?」

 検査員がその問いに笑った。

「そんなわけないじゃない。一度死のうと思って、わざわざ自殺サイトのオフ会に来たんだから、どうやっても臓器を取られてお終いよ。だから四十九番も来世はちゃんと考えてから自殺しなきゃだめよ? 自分の行動は取り消せないんだからね」


「私は」四十九番は言葉を選びながら、ゆっくりと言う。「あなたたちが正しいとは思わないけど、この選択肢を後悔していない。そりゃあ、あなたたちのしていることを聞かされた時は驚いたけど。だから、輪廻転生(りんねてんしょう)があるとして、来世の私が自殺の道を選んでも後悔はしないと思う」

 四十九番は真っ直ぐに検査員の目を見て言う。

「そう。なら良かったわね、と言うべきなのかしら。……あ、ちょっと注射するからね。チクッとするけど我慢して」

 検査員は四十九番の腕を消毒綿で拭き、そこにプスリと針を刺した。

 検査員のこちらを見下ろす綺麗な顔を見ながら、彼女の意識は次第に薄れて、途絶えた。



 夢を、見た。

 自分はまだ五歳くらいで、笑顔の両親と一緒に公園で遊んでいる。

 母と一緒に滑り台を滑っているところを、父が写真を撮る。

 お昼になったら、母が早起きして作った弁当を食べて、父とボールを投げあって、そこを今度は母が写真に収める。

 キャッチボールに疲れた自分は母の元に行き、母の膝枕の上で眠るのだ。そこはポカポカと暖かくて、ずっとこの時が続けと願った。



「四十九番ちゃ~ん」

 その声にパッと体を起こした。眠る前と同じ部屋だ。

「そんな跳ね起きなくても」

 検査員がコロコロと笑う。

「もう夕方よ。検査はお終いっ。検査の結果、四十九番ちゃんの適合者は居たわ。そうねぇ。今日の夜か、遅くても明日にはサヨナラかしらね」

 四十九番はその言葉に頷いた。死ぬ時間が早まろうと遅くなろうと、大した差が無い気はする。

「あ、お迎えが来てるから、早くそこから出てらっしゃい。布団の中が気持ちいいのは分かるけど」

 そういえば、検査前には掛布団が無かったはずだ。となると、検査員が掛けてくれたのか。

 四十九番はベッドから出て、自分が寝ていたベッドを整えてから向かおうとするが、検査員に止められた。

「そんなことは私がやっておくから、あなたは早く行きなさい。ほら、監視員を待たせちゃってるでしょう?」

 四十九番は検査員に礼を言い、その部屋を後にした。


 検査機器が二列に並ぶ部屋の向こう、検査室の扉の前に監視員が居るのが見えた。

「戻るぞ」

 四十九番を見た監視員が部屋に戻ろうと、(きびす)を返す。

 四十九番は検査室に来た時と同じように、監視員の後をついて行った。

「ねぇ」

 長い廊下の曲がり角に差し掛かるあたりで、四十九番が監視員に声をかける。

「今日の晩御飯は何かな」

 その言葉に監視員の足がふと止まる。

 いきなりの停止に四十九番は自分よりずっと背が高い監視員にぶつかってしまった。

 監視員が彼女の方を見て言う。

「今日の晩御飯はないぞ。お前は三十分後にはもう居ないからな」

 そう。小さく呟いた。

 また監視員が歩き始めたので、またついていく。

「部屋には一旦戻るだけだ。そこで待っていれば、俺より上の立場の人間がお前を連れていく」

 前を向いたまま言う。


 そうしている間に部屋につき、四十九番は中に入った。

 中に入ったことを確認して、監視員が扉を閉め、鍵をかける。

「最期に一つ、言っていい?」

 四十九番が小さな窓から覗く監視員の目を見て言う。

「なんだ」

「私、考えてみたんだけど、あなたたちのやりかたはあっているとは思えない。でも、捨てるつもりの命が誰かの中で生きるのはいいことだと思う」

 監視員がその言葉を聞いて俯いた。

 数秒の間の後、そうか。とだけ小さな弱い声で呟いた。

 それから、何も話さなかった。

 四十九番はずっとベッドに腰を掛け、監視員はずっと俯いていた。

 だからだろうか。ここへ向かってくる人間の足音が妙に大きく聞こえたのは。

「……迎えが来た。出ろ」

 監視員が開錠し、扉を開ける。

 四十九番が出ると、そこには監視員の他に数人の男が立っていた。

「じゃあ」

 四十九番は監視員の方を見る。

「ああ」

 動かずに四十九番を見つめる監視員の顔は俯いて、よく見えなかった。

 四十九番は前を向いて、真っ白な廊下に一歩踏み出した。

こんばんは、雨時雨です。

臓器売買のことは詳しくないので、ネットで調べつつ書いていましたが、臓器の値段が違うのならご指摘いただけると嬉しいです。行方不明者数は2013年のものです。なぜ最新のものではないのか。それは、ただ単に調べて一番上に出てきたものを使ったからです。

誤字・脱字、アドバイス等ありましたら、教えていただけると嬉しいです。

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