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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

深夜テンションでテキトーになんか書いた。

作者: こっち見んな粕。

別にスクール水着が好きってわけじゃないんだけど。どうなんだか。

なんだ、なんだこれは。やめて、知らないとかいわないで。

信じられない、こんなことが俺の中史上かつてあったかい。いや、知らないよ。

とにもかくにも、俺はこんなもの人生で初めて味わった…!

そう、何か、これは、やはり、革命的じゃない!?やっぱり言い過ぎ?いいんや、言い過ぎなんかじゃないね、これはもう宇宙誕生とかその段階と同じだよ。

俺がこれを味わったのはそう、小学4年生のころであったかな、正確な詳細は全く浮かばないやい、ただでも漠然としたデジャヴュ感とまさにそのシチュエイションの類似とか…この弾んで収まることを知らない動機とか、全く同じだ。

いけない、あまりこの生命の脈動をていに表したら、もしかして悟られてしまうかもしれない、それは、ダメだ。命の危機に瀕しかねない。表皮から滴る俺の汗がコンクリートに撥ねている時点でもう気づかれてしまうかもしれないのに、これ以上何かやってしまえば十中八九俺の首根っこは掴まれてしまい、教室とかその他諸々のこの辺一帯のコミュニティでの俺の立ち位置が殺されてしまうだろうね。


それだけは!避けねばなるまいよ、おう、そうであろうよ!


うーん、あ、いや、あ、ちょぉぉっとずれてくれないかなぁーあーうん、良々、にしてもなんだろうね、この夕方の夏の日差しの、窓からの差込具合のせいかな、余計に雰囲気が出ているというか…確かに彼女らは先ほどのことについて喋り砕けているだけなんだが、なんだろうか、客観だから分かることなのだろうか、すごく艶かしいそれを覚えるんだ。


額を汗がつたう。


生唾が俺の喉を鳴らして奥の方へと吸い込まれていく。


…!あれは、まさか、相川じゃないかな!?くっそこういう時に開けた穴の小ささに憤死しそうになるんだ、でも、これ以上は確実にバレてしまって白日の下に真実として晒されるんだ、贅沢を言うもんじゃない、贅沢は敵なんですよ、そうなんですか?ええ、そうなんですともね。

ところでさっきから凝視が止まらない相川唯穂の腿の…インサイドラインが秀逸この上ないわけなんだ。すごい、ぜってー周りには死んでも言えんが国の重要文化財か何かに登録でもしてくれてもいいんじゃないかなぁなんて思ってみたりするんだ。いやぁ、是非とも。

これは全体的に言えることだが競技用の水泳着、というのは基本的には味気ないもののように扱われてきたわけなんだけどさ、それは極めて誤解だと確信したね。

確かに、一見、授業やら通常に見る分には「ああ、うん。水着だなぁ。全くもって水着であるね。」なんて流せちゃったりするのに、いざこの薄暗くも黄金こがねに柔らかく照らされたこの更衣室、という特殊かつ大手を振って出入りすれば火刑に処されてしまいそうな禁断性の高い空間、というものがそもそも後押ししているんだろう、そしてこれから脱ぐんでしょ?着替えるのでしょ?ともう分かっちゃってるから余計なんだかいけないんだ、その上あのボディラインに滑らかに沿ってかつ、水着と濡れた肌のコントラストというべきか…うん、言葉が思いつかないんだけど…うーん、その、組み合わせ?が、素晴らしいんだ…。


それだけじゃない。


濡れた水着というものの感触というのも想像してみるとすごいことになるんだ。

さぞスベスベしているんだろうね、さぞ異様なものなんだろうね、と素敵に頭の吹き出しの中でニヤニヤとうちこんでみるんだ。

でも、中には「触れなかったら意味ないやん」だとか、「それやからお前はDTを貰われんのやぞ」と俺のこのもどかしく煩わしい態度や動向に羽虫の羽音のような猪口才さを感じる人もいるんだろうね。でも、それは、間違っているんだ。


いや、正しくは間違っちゃいないさ。けれどね、あくまでも、「想像に留めておくこと、見るだけに終わりを求めること」が大事に思えるんだ。少なくとも、俺にとって、ね。例えるなら【自主規制】の上から【自主規制】を【自主規制】みたいなそう言った一見もどかしくて歯がゆそうな行為に留めておくことで、いざ、了承あって京に一つの確率で触って良い、となってじゃあそうしようかと思い触ったら何が起こるかな。


きっとそれは俗に「幻滅」とか呼ばれるものさ。


目的を達成することが主旨ではなくて、ここにおいては達成しようとする行為そのものに意義を見出しているだけなのさ。わかってくれるでしょう。いわゆる、手段のために目的を選ばない、というものなんだ。


つまり、何がどうなのかって言うんなら、俺が今、覗き穴越しに相川と目が合ってそれでもって一連の俺のおバカが露見しちゃって、貶され諭され、見下されながら(さながらミカヅキモを見てるような目で)後悔してないって思っているのは、決して意図的に行った事の範疇であってヘマしたってわけじゃあないのさ。


そして彼女は俺にこう言うんだ。

「もう学校来んな」

俺は空かさずこう返す。

「全裸はまだ見てないだろう、許してくれ。このとおりだ」

そしてそのまま土下座するのさ、それは、もう、全力で―――――。


そう、これは―――――――ある、夏の日の記憶。





…なんのこっちゃ。

 

うげ、純粋に文がキモい。

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