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あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~  作者: 深楽朱夜
第6部 移動は常にマイホームと共に 渡る世間は家さえあればなんとかなる

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24 へーほーほぉん

「ただいま!おわカレーの匂い」

「ただいま、カレーが食えるのか…」

「ただいまーカレーだ!嬉しいなあ」

「戻りました、カレーが食べられるなんて…」

「ただいまぁ!夜ご飯の匂いだ!」

『おかえり』

どうやら食事しに来たニジェルガや教室の手伝いを終えた、ジラ、ラジカ、チグリスもカレーや明日の手伝いを行っている。

「明日は俺も行くから差し入れに皆でドーナツ作り中、カレーはこっちは先食べたから。今食う?」

『食べる!』

「了解!これ本当に美味しいですよね!」

「余もこのような食事は初めてだ、複雑な味わいだな」

「俺も…」

「チグリス、貴方先程4杯もおかわりしたでしょう?」

「食う…」

ドーナツを揚げていたナイルが呆れている、ナイルには肉は入れず揚げ野菜をたっぷり乗せたカレーを懐記は作り、それもチグリスは食べていた。

「皆さんカレーの量は?」

『大盛!』

「オッケー」

ラウラスがご飯をよそうと、懐記にハル達やウィンにモギ達も周辺にわらわら集まり懐記に何かを頼んでいるようだった。

『もぐ!』『もぐっ』『もぐ』『ぴぃ』『きゅ!』『ぱしゃ』『……』

「え?何?あーへーほーほぉん」

「ねーハル達何言ってるの?」

「絵描きと木彫りの職人に自分たちの木彫りや絵を描いて欲しいって。孤児院のタヌキたちも欲しいってさ、明日コイツら連れて行くか」

懐記が意地悪げな笑みを浮かべハル達を見ている、ハルとナツはどこか照れているようにも見えた。

「へーいいなあ懐記さん、ハル達と話せて」

「話せなくてもなんとなくは何が言いたいか分かるけど話したいよねー」

晴海がカレーを食べながら羨ましそうに言うと、詠斗も一生懸命懐記に何かを言っているハル達と話したい気持ちはある。


「時々ハル君達皆で話しているのを見掛けると、一緒にお話ししたいとは思いますね」

「最近神々に話せるか聞いてみたが、スキルとの相性らしいな」

「ま、俺達もそのうちスキル付くようになればいいな」

カレーを食べながらそんな事を話す、気長に待とうという事でまとまり、話しは明日の教室やその後の事へと移る。


「明日は余も参加して良いのか?」

「もちろん!来てよ」

「では、行かせて貰おう。我が国の食材を提供しよう。明日はカラクに休暇を与えるとするか」

「陛下、果物が良いですよ!」

「そのようにしよう」

「なら、ラージュさんとユナイドさんにも声をかけよう」

詠斗がスマホでメッセージを送り、ニジェルガが転移札を使い国に戻った。

食事を終え、率と晴海は明日の差し入れを手伝い、詠斗、綴、ジラは移動販売車の製作、大河、懐記、ラジカはカジノ建物の製作をし、ハル達は明日の絵や木彫りのお金を作るのに湖へ狩りに向かった。


「明日は皆でパンを習いますから、早く寝ましょう」

『はーい』

《トイタナ》の孤児院、皆お風呂に入り寝る支度を整えていた。

「モッカおじいちゃん、お話ししてー」

「ふぉふぉ、よしよし」

「ナイデルぱーぱお手てつないでー」

「はい。さ、皆さんベッドに行きましょう」

「アルパパ、おうたうたお!」

「よーし、歌おう!」

「アゲイルさん、レグさん!寝る前に勉強教えて下さい!」

「おれも!」

「私も!」

「少しだけだぞー」

「明日も早いからなー」

『はーい』

孤児院でナイデル、アルケール、モッカ、アゲイル、レグとバルタルとカイネが職員達と共に生活し、アルケールの群れのドラゴン達も交代で来ている。

子供達も素直でとても健やかに過ごしている、勉強や魔法にも熱心に取り組んでいる。

「明日楽しみ!」

「ねー!」

「あたし大きくなったらナティお姉ちゃんみたいなパティ屋さんになるー」

「あたしも!」

「ナティさんやナットさんが喜びますよ」

ナイデルが手を引いて2階のベッドに子供達を連れていく、小さくて柔らかい手にナイデルが微笑んだ。


「みんな寝ましたね、先生達もお疲れ様です」

「ゆっくり休むと良い」

「ありがとう、ございます」

「あの赤ん坊も懐記のベッドで寝るようになって良かった!」

「はい、そうなんです」

食堂でレグが茶を淹れて皆で一息付くのが最近の主流となり、ゆったりとした時間が流れる。

「あの、それでみなさんにあの子の名前を付けていただけないでしょうか?」

「ふぉふぉ、そうじゃのおー少し時間をもらえるかのー?」

「はい!お願いします」

「ふぉふぉ、ねるかのー」

『おやすみなさい』

明日も早いと茶を飲み終わり皆早々に引いていく、モッカはスマホを取り出しラインをとある人物に送った…。


「嘗ての剣破士(ソードブレイカー)の名付け親ですか…」

「《空廻る者》が救った命…」

「つけてやりゃあ良いだろう、今度は家族がいる道を外しはしないだろう」

「そう願いを込めてつけましょう…」

『異議なし』

《神の庭》にてモッカからメッセージを受け取った神々、カレーに舌鼓を打ち茶を飲む、最近は神々も茶を飲んだりして過ごしている、勿論茶菓子も付けている。

「健やかに優しい子になるように名付けるなのです!」

気合いを入れて皆で考える名前は大事だ、真名と名神々も慎重に思考する。

あーでもこーでもないと、話し合いはしばし続いた…。

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