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あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~  作者: 深楽朱夜
第1部 不毛の大地開拓 頑張ろう編

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12 調理と風呂問題とそうだ村へ行こう

「この魚達、ブラックバスとか鯉に似てる…本当に美味しのかなー」

釣った✕漁を行った手前、勿論食べるがあまり美味しそうには見えない、生きている魚は収納出来ないので、近場の平な岩にます一匹載せ…られないので園芸ショップでナタと万能ハサミを購入し、先に全ての魚の頭をナタで切り落とした。

「頭…、鍋があれば出汁に使うけど…えー収納に頭仕舞う?んー、でも魚の骨とかも肥料になるかも、仕舞っとこ」

貧乏性の性か10数匹の魚の頭を収納に入れる、後々これが役に立つとは思わず、魚の頭以外も数匹残して収納する。

「では、まず鱗…ハサミの刃の部分を使って、あ、これ外せる便利…よし、鱗をって剥がせない!」

両手ではさみを持ち、カチッと音がするまで開くと外せる、その片方を使って鱗を剥がそうとするが固く、剥がれなかった。

「1枚1枚、なんか大きいし」

日本にいた時に見る魚は、鱗は小さく細かいものをウロコ取り等使いガリガリ取っていくが、この魚の鱗は1枚が詠斗の掌程あり光によって虹色に見えた。

「やっぱり魔法かな」


善行ポイント


9,400pt


現在交換可能


魔法


土魔法(土生成:50pt) 水魔法(水弾:50pt)


火魔法(火矢:50pt) 風魔法(風斬:50pt)


浄化魔法(自動清掃:300pt)


スキル


身体強化(300pt)


ステータスの善行ポイント画面を表示させると、身体強化が追加されている、これに風魔法の風斬を合わせれば上手くいくかもしれない。

「よし、交換。…で、鱗をがーっと」

身体強化で腕を強化し、ハサミの刃に調整した風斬を乗せ、鱗を削ってあっという間に鱗が地面に散らばっていく。

「気持ちいい、楽しい、この勢いで全部やるぞ!」

気合いを入れ、狩った魚全ての鱗を取り除く、悲しきかな元倉庫系作業従事者、単純作業は大の得意であった。

「次は中の内臓を取って開きにしてー、大きいし、はっ、干物とかいいかも」

魚を持ちハサミで開き内臓を取り除く、水魔法で洗いながら、出た内臓はその場で火魔法で燃やし、細かい骨はなく骨は風斬で実から外して開く、生臭もなくキレイな白身が姿を現す。

「おー、綺麗な白身。こんな黒くてデカイのに中は綺麗だなー。一応鑑定しよ、寄生虫とか怖いし」

魚 白身:生食可能 焼くと美味 鱗は売れる 神々に供物として捧げると尚善し 捧げる場合は祈れば届くと表記される。

「売れるのか、全部拾おう。神様達……食べたいのかな、なら刺身と焼いたやつおすそ分けしよう。さあ、全部やっちゃお」

せっせと鱗を集め収納に入れ、残る魚は1度コツを掴めば残りは早く、あっという間に全て裁き終わった。

「ふぅ、うわぁー、服が、浄化…これで綺麗にはなったけどシャワーとかやっぱり浴びたいよなあ」

無我夢中で作業を行った為、服が血や内臓物でどろどろになった全身を浄化魔法で元に戻したが、気分的にさっぱりしない。

「シャワーあっ、いけるかも。収納からスーツケースに入れたシャンプーやリンスや石鹸 3個セット(全て特売)にタオル(貰い物)を出してと…」

お徳に弱い詠斗は、安い時に買溜めする癖があり部屋に車が

突っ込んだ位置が悪かったのか良かったのか浴室には行けず、ストックしていた新品を持ってくる事が出来た。

「よし、やってみよ」

服を全て脱ぎ、腕時計も外して、首飾りはなんとなくそのままにすると、誰もいない所で脱ぐのは妙な解放感がある、収納に一旦入れて、まず頭上に水の塊を発生させる、更にそこへ火魔法を発動させお湯を作るイメージをする、そして程良い温度になった所で風魔法でお湯を自分に注ぐ。

「っよし!シャワーできた!さあ、洗うぞー、無料のシャワー最高ー」

シャンプー、リンス、石鹸を洗い流す際は環境汚染が気になり地面に落ちる前に風魔法で汚水を浮かせ、火魔法で蒸発させた。

「ふぅ、さっぱりした」

髪は風でそよそよ乾かし、収納から着替えを出して全て着替え、今まで着てた服はシャワー中に閃いたアイディアで洗濯を行う。

「あはは、魔法洗濯機ーお湯で洗濯すると良いって聞いた事があるからやるよー」

宙に浮かせた水の中に細かくした石鹸と服を洗濯機の様に、風魔法で渦を作り洗っていく。

「右回り、次は左回り♪」

水を入れ替え濯ぎを行い、風魔法で一気に乾かす。

「さて、戻って魚を調理しよう。またすぐ来よう」

服をたたみ、帰りも自動マッピングを見ながら、採取を行いつつ足どり軽く洞窟に戻ったら。


「ふんふーん、まだかなー」

洞窟に戻り早速焚き火を行い、捌いた魚の白身を大きな葉に包んで焚き火の中に放り込み、その周辺を白身の串焼きが囲む。

「13人もいるから沢山作らなきゃ」

蒸し焼きと串焼きを入れ替え13名分と自分の分、刺身も先程湖で使った平たい岩を持ち帰り、まな板代わりにハサミで刺身を造る。

時々焚き火の中の蒸し焼きを、枝で返したり串焼きの位置を変えたりと忙しく働く。

「料理って今まであんまりしなかったもんなー。仕事でヘトヘトだったし、帰って寝る…あー、今日バッグ布団ー」

食欲が満たされれば、次は睡眠欲の質をあげたくなる。

「この辺に町とかないか…ある!大分遠いなぁ」

地図を指で移動させていくと、建物らしき記しが現れ村と表記されている。

「1度言った所じゃないと転移魔法って使えない…まさかー」

ステータス画面の善行ポイントを開く、

善行ポイント


9,050pt


現在交換可能


魔法


土魔法(土生成:50pt) 水魔法(水弾:50pt)


火魔法(火矢:50pt) 風魔法(竜巻:60pt)


浄化魔法(自動清掃:300pt)


転移魔法(+アルファ※自動マッピング上に出ている場所ならどこでも移動可能:800pt)


スキル


只今準備中


「何かネットショップみたいだなー。ありがたい、深く考えない方がいいか、交換しよ」


転移魔法を交換し、明日村に行くことに決め調理に集中する。

「ん、いい感じ」

焼いた白身も蒸し焼きも程よく、大きな葉には刺身を沢山載せ、醤油のボトルを置き、刺身や蒸し焼きなんかは酒が良いかもしれないが無いので、ほうじ茶のペットボトルを置く。

「あっ、箸。刺し身には箸がなきゃ。神様達使えるかな…神様だし使えるか」 

収納から割り箸(30善 100均)を取り出し刺身の隣に、一膳抜いた分を置く。

「何で入れたか覚えて無いけど…入れといてよかった。あ、そうだ昨日のマツタケモドキ(仮)の串焼きも2本供えとこう。では神様達どうぞ、召し上がって下さい」

目を閉じて祈る、しばらくして目を開けると目の前に供えた物は全てなくなっていた。

「じゃ、俺も頂きまーす」

醤油を滴し刺身から、無言で次は焼き串を一気にに食べ蒸し焼きも空かさず箸を伸ばす。

「上手い!淡白な見た目だけど脂がのって高級食材レベル!やば、あの湖最高!」

胡座をかいた状態で身体をゆらす、刺身、蒸し焼き、串焼き、刺身、お茶、蒸し焼き、串焼きの止まらないローテーションが腹が満たされるまで続いた。

「ふぁー食べたー、いやあ、最高!」

2匹分は食べただろうか、満腹感が幸福だった。

「うわ、起きてから18時間以上経ってる」

腕時計の時間はとうに、24時を越え日付は変わっていた。

「そういえば、辺りが暗い。食べるのに夢中で気づかなかったよ」

空を見上げると、夜が訪れて、月も星も無いが、雲の向こうには変わらず白い月とそれの周りに13の星が輝いている。

「もう、寝よう」

焚き火を消して洞窟のなかに入り、昨日と同じ場所でボストンバッグを敷き、畳んだタオルを枕元に置いて、身体の上に上着を被せ、そのままゆっくりと眠りに落ちていく…。






あなたは異世界に行ったら何をします?~異聞・蒼刻の剣と黒騎士に捧げる英雄達の詩~

012刻 名が知られた上に

ヴィーが狩りを始めて3年、肉は村で振る舞い素材は商人に売り少し生活が豊かになったそんなある日、母親の妊娠が発覚し父親は大いに喜び、ヴィーは少し複雑だった。

母親の身体は小さく痩せている為兄弟がちゃんと育つのか、見た目よりも遥かに大人びた考えをする。

「やったヴィー!お前は兄ちゃんになる!」

「うん」

父親がヴィーを抱えくるくると回る、子どもの様にはしゃぐ父親にヴィーは小さく笑った。

感情の薄い子供というのがヴィーだが、ヴィーはヴィーなりにとても喜んでいた。

「おおい、邪魔するよ」

「村長さん!子供が出来たんです」

「それは良かった、めでたい」

「ありがとうございます」

「それで…相談なんだが」

家の扉がノックされ村長が訪れる、さっそく妊娠を報告し母親も嬉しそうに腹を撫でた。

村長は笑顔を浮かべた後少し困ったような表情を浮かべ、相談を持ち掛けた。


「冒険者が依頼で来てヴィーに仕事を手伝って貰いたいと?」

「そうじゃ、いつもの商人が街で素材を売りそれが評判になってな、毛皮や素材の注文が増えたらしくて冒険者が商人と共にここに来て大掛かりな狩りを行うらしい。宿はないからの、金を貰って家を1つ貸して数日間過ごすという物だ。村の為には良い話しじゃが…」

「いいよ、やる」

「ヴィー無理しなくてもいい」

「ええ、そうよ」

「やる」

村に金が落とされる貧しい村には稼ぎ時だ、ヴィーはもっといい環境で兄弟に会いたいと思い頷く、両親は困った表情だがヴィーはかたくなにやると言うので両親は説得を諦め村長が感謝する。

「2日後には来ると言う話しじゃ、頼む」

村長はそう言い去って行く、ヴィーは稼ぎ時だと戸惑う両親に大丈夫と言い早速森へ向かった…。


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