魔法!!
現在3階層に降りてきてセーフティーゾーンで休憩をしているところだ。今は先程、偶然実っていた木の実を食べ終わったところだ。というのも3階層へ到着すると、所々に植物が生えていたのだ。鑑定をしても問題はなかったので、試しに食べてみたのだが、これが甘くて美味しかった。
「昨日は何も食べてなかったからな。」
実を言うと俺はかなり空腹感を感じていた。このタイミングで木の実を手に入れたのは幸運だった。
先程何度かの戦闘で一角ウサギから肉がドロップしたのだが。火を起こす手段がないため、食べることができないでいる。
「でも、新しいスキルを覚えられたのは嬉しいな!』
気配察知
半径10m以内の生物の気配を察知することができる。
このスキルのおかげで精神的にかなり楽になった。余計な警戒心が不要になったおかげかもしれない。
「もっとたくさんのスキルを覚えたいな!!」
と思っていると、ある重大なことに気づいてしまった。
「俺、魔法使えるんじゃね!!」
スキルは習得しているが魔法は習得していない。ただダンジョンというものが現れた以上は魔法も存在しているはずと何故か確信していた。
早速イブに聞いてみると、
「ありますよ魔法。というか、魔法もスキルの一部です!」
やはり魔法はあるらしい。もっと早く教えてほしかったな〜。
「俺にも使えるのか?」
「魔法を習得する方法は基本的には2つです。1つは、ある時自然に習得できる場合です。ですがこれは人によって条件が違いますし、条件もわかりません。なので、この方法での習得はレアケースです。
2つ目は、宝箱から出る、スキルの書からの獲得です。これは誰でも使用すれば獲得できますが、1度使えば消えてしまいます。他にもいくつかのケースがありますが、基本的には2つだけです。」
「じゃあ、俺は今すぐには魔法は使えないってことか〜」
イブの話を聞いて少しだけがっかりしてしまった。
「魔法は現時点では使えませんが、魔力を鍛えることはできますよ!」
どうやら訓練はできるらしい。
「教えてくれイブ!」
「うふふ♡わかりました!!」
こうして俺は一時、魔力の訓練をすることになった。




