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世界にダンジョンができた件!  作者: タイト
新世界
23/29

修羅場

数日後立ち、俺達は13階層まで攻略を進めていた。この間宝箱から出た光魔法はヒカリに譲ることにした。あの状況で自分が取得しようとするほど俺も鬼畜じゃない。

「ヒカリそっちに行ったぞ!」

「行くよ、ライトアロー!」

ヒカリの手から放出された光の矢は剣を装備したコボルトの頭にまっすぐ突き刺さった。

「やったね!」

「キュッキュッ!」


『レベルが上がりました』

どうやらレベルが上ったようだ。これで俺はレベル18にアップした。


名前 佐藤 信

種族 人間

年齢 18歳

レベル 18


HP 108

MP 94


攻撃 106

防御 98

知力 102

魔攻 101

魔防 100

俊敏 105

運  105


スキル


鑑定Lv6 剣術Lv6 身体強化Lv6 回避Lv5 格闘術Lv 4 気配察知Lv6 危険感知Lv6 

魔力感知Lv6 魔力操作Lv5 罠察知Lv2 罠解除Lv2 夜目Lv5 魔眼Lv5 生活魔法Lv5 全状態異常耐性Lv4 時空間魔法Lv4


ユニークスキル


早熟 ナビゲーション アイテムボックス 契約


称号


幸運の加護

先駆者


ちなみにさっき倒したモンスターの鑑定結果は


種族 コボルト

レベル 15

ランク E


HP 90

MP 24


攻撃 95

防御 80

知力 34

魔攻 22

魔防 30

俊敏 92

運  40


スキル

剣術Lv2 咆哮Lv3


「今日も大量ですね」

「ハハハッすみませんがよろしくお願いします」

帰りにギルドに行き、ハルさんにドロップ品買い取りの手続きを頼む。ちなみに数日前にハルには10階層攻略の情報は伝えてある。理由は他ダンジョンでの10階層突破のニュースなどが徐々に聞こえてきたからである。俺達の言っているダンジョンも、今週中に10階層を突破できるかもしれないパーティーが複数現れ始めた。

「シン君、ひかりちゃんおめでとうございます!ギルドへの貢献度が一定基準に達したので本日より二人はEランクです」

「ホントですか!正直こんなに早くランクアップするとは思わなかったんですけど」

「まあ、このギルド支部で一番攻略が進んでいるのはシンくん達ですからね。それでも最近シンくん達の勢いにも劣らないパーティーが出てきたんですよ」

このギルドにも優秀な冒険者が出てきたらしい。俺達も負けていられないな。

「へぇ〜そうなんですか。どんなパーティーなんですか。」

「シンくんほどでもないですが年齢も若いメンバーで、パーティー名は確か・・・」

ハルが俺の問いに応えようとしたその時、

「それは僕たちのことか」

後ろを振り返るとそこには俺より2つくらい年上の若い男が立っていた。その後ろにはパーティーメンバーらしき男一人女二人が立っていた。おそらく今喋った男がパーティーのリーダーだろう。その男は175cmくらいに背丈で、顔も整っている。

「あなた達は?」

「僕たちは聖なる光剣。最近注目されている最強のパーティーだよ」

聖なる光剣か、俺は知らないパーティーだが、周囲の冒険者の視線から察するに注目されているパーティーなのは間違いないようだ。

「悪いがそこをどいてくれないか。僕たちは忙しいのだから邪魔はしないでくれ」

この男はそう言い、俺の体を腕で押しのけながらカウンターに向かう。どうやらあまり褒められる性格ではないようだ。

「君なかなか可愛いじゃないか。今日はこのあと空いてるから二人でご飯でも行こうか。」

ハルと対面するやいなや男は彼女を口説き出した。後ろで同じパーティーの女達が不満げな顔で男を見ている。性格だけでなく女癖も悪いようだ。

「すみませんが、それはちょっと・・・」

それでも一向に引き下がらない男を前に、ハルは助けを求めるようにこっちを見てくる。仕方ないがここは俺が止めるべきだろう。

「彼女にも事情があるみたいだし、そのへんにしたらどうだ?」

「さっきから誰なの君?俺は忙しいんだからどっか行ってくれないかな」

俺が口を挟むと、男はこちらを睨みつけるように言った。男のパーティーメンバーもこちらを睨みつけてくる。

「何その言い方。流石にそれは失礼じゃない!」

これまでの彼らの態度に我慢できなくなったのか、ヒカリが彼らにそう言った。

「何だこのガキども」

「知らないわよ。どうせ私達に嫉妬でもしてるんじゃない?」

「めんどくさいよね。こういう人達って」

男のパーティーメンバーヒカリの発言にあざ笑うかのように言う。

「うるさいな。僕たちは8階層にも到達してる冒険者パーティーなんだよ。本来君達が話しかけていい相手じゃないんだ。」

リーダーの男の表情からはこちらを完全に見下しているのが一目瞭然だ。

「面倒だし取り敢えずここから離れよう」

こいつらと話していても時間の無駄なので俺はヒカリを連れてここから離れようとしたのだが、

「待てよ。お前が出ていくべきだが、その女はおいていけ。なかなか美人だし僕が遊んでやる」

「何だと」

ここまで我慢していた俺もこの言葉は聞き捨てならなかった。

「文句があるのか。良いぜやるか。」

男はそう言い剣を抜いた。俺が剣を抜こうとしたその時、

「お止めください。ギルド内での揉め事は原則で禁止されております。どうしてもというのなら決闘という形で後日行わせていただきます。」

ハルがそう言い、間に入ってきた、

「ちっ!まあ良いか、どうせ勝つのは僕だし。僕たちは忙しいし、決闘は今から1週間後必ず行うから」

そう言い男たちは去っていった。


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