2章 首無し騎士と悪魔の子2
東陽楓
高校3年生 年齢:18 一般人
筋力:6 体力:9 速力:10 知性:15 精神:14
心:70 回避:20 ダメージボーナス:0 幸 運:70
HP:9 MP:14 非現実:0 Lv:0
――――――――――――――――――――――――――
[技能]
心理学80 信用80 視覚75 言いくるめ70
etc
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
私はいつでも全力だ。
故に、後悔などあり得ない。
私は良い仲間に恵まれた。
故に、不幸などでは絶対にない。
私は結果よりも、課程にこそ価値を見いだしている。
だからこそ、私は満足しているし、いつ終わっても良いように生きていたんだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ピンポーン。
新堀と柊が二階建ての一軒家の前でチャイムを鳴らしていた。
無断欠席した一年生の家で、現在家族は旅行中だそうだ。
少年は一週間前から悪夢の話を周りにし始め、ついには欠席したのだという。
学校で聞き込みをした二人は、それなりの情報を得て、家に直接赴いていた。
「でないね」
「そうだな」
新堀は腕を組んで話す。
「学校サボって家にいない……まああり得ない話じゃあ無いが…」
「中で死んでる可能性の方が高いよね」
柊はそう言い、二人で家の周りをぐるっと一周する。
戸締まりはしっかりしているが、カーテンは開いている。
裏口もあるが、しっかりと施錠されていた。
外から見た限り、中に人影はなく、音もしない。
「うん。じゃあ、予定通りで」
柊はそう言い、二人で周りを確認する。
柊瑠樹奈 視覚 25⇒02 成功・クリティカル
新堀紀秋 視覚 25⇒00 失敗・ファンブル
柊瑠樹奈 感覚 25⇒37 失敗
新堀紀秋 感覚 25⇒01 成功・クリティカル
住宅街の中にあるその家の周りには人気が無く、柊は誰にも見られていないことを確信する。
新堀も耳を澄ませてみるが、風や木の葉の揺れる音はしても、家の中からは全く音がしない。
ただ、新堀は途中で転んでアスファルトとキスした。
新堀紀秋 H P:14 - 1 = 13
「わ、大丈夫!?」
「いって…いや、大丈夫だ、続行しよう」
両手をすりむいているが、大した怪我では無い。
「分かった」
柊は頷くと、学校指定の鞄から針金を取り出す。
柊瑠樹奈 鍵開け 26+20⇒13 成功
カチャリ、と言う音と共に鍵が開く。
二人は手に手袋をはめ、家の中へと潜入する。
柊瑠樹奈 視覚 25⇒37 失敗
新堀紀秋 視覚 25⇒94 失敗
一階にはリビングや洗面所があるが、特別な所は無い。
二人は二階に上がる。
部屋は三つあり、一つは畳の寝室、一つは書斎だ。
そして最後の一つは看板が掛かり、少年の部屋であることが分かる。
半開きになったその扉の向こうには、壁に赤い点が付着した部屋が存在した。
二人が緊張しつつもその部屋に入る。
その部屋は当時、確実に惨劇があったことを想像させた。
四方の壁には飛び散ったであろう血が点々と付着し、重力に従って床へとスジを作っている。
ベットには、永久に目を覚ますことの無い少年の死体が眠っている。
物言わぬ屍は肩口からばっさりと切られ、背骨でかろうじてつながっている状態だ。
柊瑠樹奈 心 0/1D4 80⇒73 成功
新堀紀秋 心 0/1D4 45⇒37 成功
その様な光景を目にした二人であるが、しかし冷静に状況を観察する。
柊瑠樹奈 視覚 25⇒13 成功
新堀紀秋 視覚 25⇒78 失敗
死体はまだ死んでから長い時間は経っていない。
まあ昨日は学校に来ていたそうだから当然である。
柊はそんなとき、机の上に無造作に置かれたちり紙に目をとめる。
「モールでもらったちり紙」
「……ああ、配ってた奴か。そういえば、会長ももらってたな」
それはとあるショッピングモールで配っていたちり紙だ。
しかし血で汚れたこのちり紙が使われることはもう無いだろう。
「殺され方は優真君が見たって言う死体と大体一致するね」
「ああ。だが、ここにいてもこれ以上のことは分かりそうに無いな」
二人は痕跡を残さないように注意しながらも、その家を後にした。
柊瑠樹奈 鍵開け 26 + 20 = 46⇒16 成功
柊瑠樹奈 応急手当 70⇒04 成功・クリティカル
新堀紀秋 H P:13 + 1 = 14
鍵もしっかりと外からかけ直し、二人は後を濁さず立ち去った。
その日、東陽会長は愛原の家に泊まることになった。
愛原は前日の段階で両親に頼み込み、反対されたが、真摯に頼み込んだら了承してくれた。
夜、寝静まった後。
愛原は夢を見る。
暗い森の中で、東陽会長が走っていた。
追い立てているのは、首の無い、黒い騎士。
懐かしき非現実の世界。
あの黒い騎士は確かに人間では無く、愛原は再びそこに降り立ったのだと確信する。
愛原優真 心 0/1D3 85⇒16 成功
愛原優真 非現実:24 + 3 + 1 = 28
愛原は気付いた瞬間、東陽会長の方へ駆け出そうとする。
愛原優真 精神+非現実 17 + 28 = 41 ⇒ 88 失敗
しかし、まるで足が縫い付けられたかのように動けない。
歯を食いしばり、全力で進もうとする愛原をあざ笑うかのように、その足を止める枷を引きちぎることはできなかった。
この日も東陽会長は一人で逃げ切ることに成功する。
しかしこれを続けていれば、いずれは追いつかれてしまうであろうことは、明白だった。
同じ日の夜。
柊は夢をみた。
それは普段見る通り荒唐無稽な物でありながら、柊の全く知らない物でも無い。
気がつくと暗い森の中に一人、柊は立っていた。
辺りを見渡せば、周りにある木々は大きく、その葉は空を完全に覆い尽くしていた。
その為か地面の草はそれほどでもなく、歩く分にはそれほど苦労しなさそうだ。
そう思っていると、土を踏みしめるような音がする。
何かが柊の元へと近づいてきているのだ。
柊は何かを考えることも無く、その近づいてきている何かから逃げ始める。
夢の中でしっかりと意識が覚醒していない柊は、自分が何故逃げているのか、疑問に思うことも無かった。
次の日、学校。
朝一でメンバー四人が集まった。
すでに電話で情報交換は行っていたが、実際に顔を合わせるとまた違う意見が出るかも知れない。
そう思ったのだが、瑠樹奈が難しい顔をしている。
「悪夢、多分私も見ました」
「は!?」
問題がもっと重大になった。
情報を整理すると、会長や被害者達が見ていた悪夢を瑠樹奈も見てしまったのだ。
いや、騎士を目撃したわけでもなく、ただ逃げるだけの夢だったので、確実に同じというわけでは無いらしいが。
このタイミングで無関係というのは考えづらい。
「同じ夢を見ることが条件なら、悪夢を見るのは俺か愛原のはず」
「つまり、夢を見ることによる感染とは別の条件がある、と」
口にしてから思うが、条件などというものが本当にあるのかも良く分からない。
分かったのは同時に複数人が悪夢を見ることがある、と言うことくらいか。
「全員で同じ場所に泊まろう」
俺ひとまず瑠樹奈のことを置き、集まった面々に向かってそう言った。
「あの夢の感覚だと、介入不可能じゃ無い。ただ、不可能じゃないからと言って介入できるとも言えないけど」
「つまり?」
「数で勝負。どれくらい猶予があるか分からないけど、余裕は無いと思った方が良いだろうし」
三人がかりで挑めば一人くらいは成功するだろう。
ただ、成功したからといってその後もうまくいくかは分からないが。
「会長は悪夢を見始めてから何日目?」
「六日目だ。…もし期限が一週間だとしたら後二回だな」
柊の問いに、会長が答えた。
先日死体で見つかった少年は夢を見始めて一週間程で死亡した。
詳しいことまで記憶している人がいなかったため、約一週間としか分かっていない。
「夢で俺達が動けたところで、解決するとは限らないんだけど、それはどうする?」
全員が沈黙する。
事件の全貌どころか片鱗すら掴めてない。
夢が解決につながらない場合、非常にまずいことになる。
「とりあえず、新聞部とオカルト研究部。その二つには聞き込みしておこう」
「それと、創作部もだな。あそこは小説とイラスト兼任で、何かしら知識的に分かるかもしれん」
「…さすが生徒会」
生徒会が二人もいれば、学校内の情報は大抵手に入るな。
新聞部
新堀紀秋 信用 70⇒12 成功
東陽楓 言いくるめ 70⇒21 成功
オカルト研究部
新堀紀秋 信用 70⇒38 成功
東陽楓 信用 80⇒26 成功
創作部
新堀紀秋 信用 70⇒12 成功
東陽楓 信用 80⇒64 成功
生徒会☆無双。
もうこいつらだけで良いんじゃないかな。
ぶっちゃけ俺と柊が発言する機会はほとんど無かった。
基本的にどの部の人も友好的で、生徒会役員どもと面識があったのも関係しているか。
新聞部なんかは顧問の先生引っ張って警察に突撃かましたらしい、どんだけアクティブだよ。
そして、新しい情報が手に入った。
・昔からある事件の犠牲者の中には城柳組の身内も含まれているが、城柳組は動いていない。
・ある廃屋に、夜になると鬼火や、突然周りの電気が消えて真っ暗になる、などと言った噂がある。
・その廃屋で堅気には見えない男が入っていったという目撃証言がある。
・その廃屋の詳しい住所
すごく……あやしいです。
ちなみにこの鬼火だとかはここ数年、場所を変えて目撃されているらしい。
しかし、これまでの確証の無い情報を元に考えると、暴力団が廃屋で何かやっていることになる。
……どうしろってんだ。
そんな中、新堀が難しい顔をして口を開く。
「夢の方も気になるが……俺としては廃屋の方も見ておきたい。無関係という可能性も無い訳じゃ無いが…」
「むしろ関係ありそうなのがそれくらいしか分からないしな」
俺もそう続ける。
選択肢が少ない以上、打てる手を打つしか無い。
瑠樹奈が新堀に向かって聞く。
「でも、会長は?夢の方はどうするの?」
「…遺憾だが、俺に戦闘力は無い。夢に介入できたとしても、足手まといにしかならないだろう」
俺としてはちょっと驚いた。
彼女…正式にでは無いが、大事な存在の近くにいることを選ばず、やるべきことをやるというのだ。
ならば、彼の覚悟に俺も答えるしかあるまい。
「明るい内に廃屋の下見をして、徹夜で張り込むつもりだ。だから、学校はこれから早退することにする」
「まて、俺も行く。新堀一人だけじゃ不安だし、昼の内は手が空いてる…てか」
俺は瑠樹奈と会長の方を見てみれば、二人とも行く気満々と言った様子だ。
「全員で行くか」
俺が確認すると、二人ともが頷く。
それを見た新堀はため息をついて了解した。
廃屋付近。
バスを経由してたどり着いた廃屋は、小さな山の麓にあった。
廃屋自体は三階建てで、それなりに大きいが、遠目に見た感じ誰かがいるような雰囲気は無い。
周りは民家で、木造の一階建てや二階建てが立ち並んでいる。
後ろは山で、それほどの大きさ、高さでは無いが、道なども無く、そこを歩けるかと言われると微妙なところだ。
俺達はまず、廃屋に近づかずに観察を始める。
愛原優真 視覚 95⇒42 成功
柊瑠樹奈 視覚 25⇒54 失敗
新堀紀秋 視覚 25⇒20 成功
東陽楓 視覚 75⇒11 成功
まず、廃屋付近。
民家ばかりで、隠れるなら敷地内に不法侵入しなくちゃならない。
その上視線も通る場所が少ないため、かなり近い家からじゃ無いと見張れそうも無い。
次に、ここから少し離れたところに、五階建てほどの団地が二つ並んでいる。
どちらかというと古い感じの団地で、屋上の扉には鍵がかかっていた。
柊瑠樹奈 鍵開け 26+20⇒01 成功・クリティカル
が、外から全く見えず、しかも俺達が見張りに付いている状況。
周りの心配も無い瑠樹奈は瞬く間に鍵を開け、しかもその鍵の構造をしっかりと把握してしまったらしい。
屋上からだと廃屋がそれなりによく見える。
落ちつて双眼鏡なり使って見張るなら、ここが一番適しているかも知れない。
とはいえそれは見張られる側からも分かるため、そこは気をつけなければいけないが。
夜になってしまえば屋上には明かりも無く、まず気付かれることは無いだろう。
最後に、若干距離は開くのだが、そこにも同じような団地がある。
あそこまで行けば肉眼では見えないし、ここから見つかる心配は無い。
まあ、こっちも詳しくは見えないけど。
人の出入りくらいは分かるか?という程度だ。
とりあえず廃屋の周りはそこで終わりにし、俺達は付近から廃屋を観察する。
愛原優真 視覚 95⇒13 成功
柊瑠樹奈 視覚 25⇒18 成功
新堀紀秋 視覚 25⇒73 失敗
東陽楓 視覚 75⇒17 成功
廃屋の中に、男が二人、たばこをふかしている。
一人はガタイが良く、もう一人はそこそこだがひょろくはない。
俺達はチラッとだけ観察し、男達がいることだけ確認したら、通行人を装って普通に離れていく。
「ヤクザっぽいと言えないことも無いけど」
それなりに離れたところで、大きくない声で確認する。
「普通に怪しいな」
「てか、まともな人ならあんなところでたばこ吸ってないでしょ」
「だろうな」
新堀と瑠樹奈も同意し、会長も頷く。
「よし。じゃあ俺は今日は団地から見張っていよう」
「了解」
「見張るだけだぞ?」
俺は頷き、団長が釘を刺した。
「ああ、分かっている、さっきも言ったとおり、俺は戦闘力は無いからな」
ガタイはこの中で一番良いけどね。
空も暗くなってきていたし、俺達はここで解散した。
三人は、今夜は東陽楓の家に泊まることになった。
うら若き乙女の部屋に通されて、そこに来てようやく俺は緊張した。
二人に大分からかわれたり、割と楽しく過ごしたが、遅くならない内に就寝する。
夜、全員が眠ったのだろう。
三人は、同じ夢の中にいた。
暗い森の中で、会長をかばうようにして瑠樹奈が立っている。
悪夢を見る二人がそろっているときどうなるのか分からなかったが、どうやら夢を共有するらしい。
首の無い、黒い騎士が二体、そんな瑠樹奈をあざ笑うかのようにゆっくりと近づいていく。
柊瑠樹奈 心 1/1D3 80⇒10 成功
柊瑠樹奈 心 80 - 1 = 79
柊瑠樹奈 非現実:0 + 1 + 3 + 3 = 7
柊瑠樹奈 精神×試行回数+非現実 16 * 1 + 7 = 23 ⇒ 07 成功
愛原優真 精神×試行回数+非現実 17 * 2 + 28 = 62 ⇒ 40 成功
東陽楓 精神×試行回数+非現実 14 * 6 + 7 = 91 ⇒ 27 成功
俺があらん限りの力で足を動かすと、戒めを解かれたように足が動かせるようになる。
そのまま瑠樹奈の隣に立ち、構えを取る。
「会長、下がって」
「すまん、頼む」
瑠樹奈が騎士から目をそらさずに、会長を下がらせる。
一人の首無し騎士が複数の人間に悪夢を見せているとばかり思っていたが、違ったのか。
俺は目を細め、一挙手一投足を見逃すまいと敵を凝視する。
それを威嚇と取ったかどうかは分からないが、騎士達はその殺気を俺に向けてきた。
戦闘開始だ!
剣を構える首無し騎士に、瑠樹奈が風の様に素早く動き、接近する。
柊 武道・蹴り 76・70⇒27 成功
首無し騎士2 受け流し ??? - 20⇒63 失敗
ダメージ4 - 3 = 1
首無し騎士2 HP:??? - 1
「っ、硬い!」
瑠樹奈の放つ蹴りは騎士の体に直撃するも、その体を覆う鎧によってほとんどの衝撃が軽減されてしまった様だ。
フリーになった方の騎士が、俺に向かって斬りかかってくる。
首無し騎士1 ロングソード ???⇒69 成功
愛原 受け流し 79 - 20 = 59⇒15 成功
俺は斬りかかる騎士に合わせて小刻みに足を運び、その攻撃を回避する。
そうして反撃に移ろうとしたところで、警戒の声が飛んでくる。
「優真君、そっち行った!」
その言葉の直後、瑠樹奈に攻撃されていた方の騎士が、俺に向かって斬りかかってくる。
俺は驚きつつも、冷静に対処する。
首無し騎士2 ロングソード ???⇒38 成功
愛原 回避 69⇒37 成功
愛原 武道・蹴り 79・88⇒22 成功
首無し騎士2 回避 ???⇒34 失敗
ダメージ6 - 3 = 3
首無し騎士2 HP:??? - 3
「かったいな!」
俺の蹴りも、強固な鎧によって威力がほとんど半減している。
しかも騎士の剣の腕はかなりのものだ。
あれだけの技術・力で剣を扱っている以上、こちらも迂闊には動けない。
一方身に纏う鎧に頼っているせいか、機敏さというか、回避はうまくない。
ただこいつ、瑠樹奈を無視して俺に斬りかかってきた?
柊 武道・蹴り 76・70⇒02 成功・クリティカル
クリティカル効果:このターン自分の攻撃時、相手の全防御行動半減かつ装甲半減
首無し騎士2 受け流し (??? - 20) / 2⇒00 失敗・ファンブル
ファンブル効果:現攻撃者の次の手番の終わりまで自身の全防御行動半減かつ装甲半減
ダメージ10
首無し騎士2 HP:??? - 10
「でぇぇぇぇええええい!!!!」
気合いの声と共に、瑠樹奈の渾身の一撃が、背を向けていた騎士に突き刺さる。
相当なダメージであり、かなり効いている。
そりゃあ瑠樹奈に背を向けて行動すればそうなるというものだ。
首無し騎士1 ロングソード ???⇒39 成功
愛原 受け流し 79 - 20 = 59⇒60 失敗
愛原 回避 69⇒28 成功
首無し騎士2 ロングソード ???⇒83 失敗
愛原 武道・蹴り 79・88⇒35 成功
首無し騎士2 回避 ??? / 2⇒52 失敗
ダメージ8 - 1 = 7
首無し騎士2 HP:??? - 7
相変わらず瑠樹奈を無視したように行動する騎士二人の猛攻を全ていなし、回避。
そして瑠樹奈の攻撃によってすでにふらついていた騎士に容赦なく蹴りをたたき込む。
手応えあり!
しかし俺に強烈な既視感が襲う。
倒したと思った首無し騎士の体から闇が溢れだす。
その闇は見る物を恐怖させるようなうねうねとした動きをしながら、首無し騎士を押し上げる。
流動する闇は馬の形に変わり、真っ黒な虫の群れのような質感を出しながら、耳障りないななきを上げる。
愛原 心 0/1D3 86⇒66 成功
柊 心 0/1D3 79⇒11 成功
柊/首無し騎士2 俊敏対抗 50⇒35 成功
柊 武道・蹴り 76・70⇒43 成功
首無し騎士2 回避 ???⇒66 失敗
ダメージ5
首無し騎士2 HP:??? - 5
現実離れした現象の前に、しかし二人は動じなかった。
流れるように動く瑠樹奈の蹴りが首無し騎士の乗る馬に命中する。
俺は一瞬も目をそらさず観察し、必要な情報を収集する。
まるで液体のような馬の体は、確かに肉体として存在し、そして騎士の鎧の様な防御力を持たない。
代わりに、単体の騎士よりも明らかに速く動いている。
首無し騎士2 ロングソード ???⇒47 成功
愛原 受け流し 79 - 20 = 59⇒99 失敗・ファンブル
ファンブル効果:次の自分の手番終了時まで、攻撃不能
愛原 回避 69⇒93 失敗
ダメージ12
愛原はその時初めて、死というものを心から感じ取ることができた。
これやってると出目がおかしいことがたまにあります。リアルでSWやってた時はクリファンとんと出なかったのに。やっぱり確率。




