やっぱり、か…
前話の続きです。
「ん、コレ。」
放課後、帰り際、手を出せといわれ、掌にポスッと置かれたお返し。
今日、いつもより全然話さなかったと言うこともあるだろう。
いつもなら、『あ、』と言って すぐに渡してくるだろうから。
「ありがと。わざわざ気にしてくれなくても良かったのに。」
と、私にとってお決まりの台詞をいう。
嘘だ。貰えただけで凄い嬉しい。それに、竜だから、特に。
「そこは素直に受けとれよ、馬鹿。」
私の頭に優しくチョップして、
「それだけだから、じゃあな。」
と小さく手を振る。
「ん、また明日ね。」
と、私も手を振り返す。
そして、なにもなかったように帰りの支度の続きをする。支度が終わると誰もいない教室を見渡す。…まぁ、わざわざ確認しなくても準備の遅い私の支度が終わる頃には大体誰もいないのだが。
「やっぱり、だな…」
小さく呟き、手元をみる。手元には竜からもらったお返し。
「優花、や他の皆とおんなじかぁ…」
竜にあげた友達が休み時間、お返しを開け、みせあいをしていたのを思い出す。正確には竜のだけではなく、他の男子からのお返しもだが。
自分が話しかけなかったからだが…
「…放課後まで引っ張るなら【特別】が良かったなんて、我が儘か。まぁ、引っ張らなくても思ってしまうんだろうけど。」
自嘲の笑みを浮かべながら、思わず呟く。
「今年こそはって思ってたんだけどな…って私なんかじゃ駄目に決まってるか。」
今年こそは【特別】もらいたかったなぁ…。
…やっぱり、駄目だったけれど。
*あとがき*
性懲りもなく、二作目を書いてしまいました(;¬_¬)
しかも、季節外れの小説を。
すみません。思い浮かんだら即行動してしまう性格なもので…。
ホントに駄文ですみません。
ここまで、お付きあい頂きありがとうございます(*´∇`*)
言い訳になりますが、二日三日で成長出来るものでもなく、前作と比べても全然成長していないと思います。
前回は纏まりがなく、今回は会話文が多過ぎるし…(´・ω・`)
問題点はありまくりです。
…でも、今回も書いてて楽しかったです。
次、書くときはホントのホントに成長したのをお見せできるよう頑張ります!
それでは、また何処かで。




