想。
明るい陽の下並んで歩く
指先絡める二人の手
幸せそうなその背中
複雑な表情でそれを魅た
シグサ一つが瞳にとまり
憂いが込み上げ目をそらす
心のどこかで唱えてた
知ってる わかってる 見向きもされないことぐらい
でも少し 許してよ クラスで噂が立つぐらい
好きだよ 好きだよ 目の前では言えないケド
駄目だよ 駄目だよ そっちを見てはいけないよ
告白ぐらいしとけばよかった?
気付いてたなら云ってよね?
「お前なんか嫌いなんだよ!
もう二度と近付くな」って
そしたらきっと…楽なのにね