冠を抱きし者

序章

用語集

造語やその他の用語の説明です

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王印《おういん》

　王の印。生まれた時から左手に存在する青い燐光を放つ幾何学模様。

　これを持つものが身分に関係なく王となる。

　王印を持つものが生まれたらすぐに神殿に届けでなければいけない。

祈《いの》りの儀《ぎ》

　月に一度、国内すべての神殿で行われる神事。神に祈りをささげる儀式。

　王都の大神殿ではほかの神殿と違い神官ではなく王が祈りを捧げることになっている。

成人《せいじん》の儀《ぎ》

　十六歳になった年に行う儀式。

未分化《みぶんか》

　十六歳未満のまだ性別がない状態。

成年体《せいねんたい》

　成人の儀を終えた後の状態。

祝福の日

　二月に一度二の週一の日神官から祝福を享ける事の出来る日。

神学

　その名の通り。神話などを習う