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2話 あれ!?何故かスキルが増えているぞ?

ただ今…帰って来ました!

気絶していて『鑑定の祝福』の時に秘密裏に運び出され捨てられた僕です。

何故か今ワイバーンに追いかけられています。

『オレノ、ネムリ、サマタゲタ。コロス』

「何で~こんな目に合うの~!」

<ユニークスキル«神眼»禁忌スキル«強欲»の申請……受理致しました>

ん?何なんだ?この謎の声は?

ユニークスキル神眼、禁忌スキル強欲?何だそれ?

<一つ目のユニークスキル«神眼»を入手しました。スキルの概要を説明致します……このスキルは対象の能力等を謁見する事が出来ますが、鑑定との違いは神眼の方が能力の詳細を詳しく見る事が出来ます。神眼のスキルレベルが上がると魔眼を入手する事が出来ますがクールタイムがあるのでご注意を。詠唱はステータスオープン>

ん?マジでいきなり過ぎて分からん。

だけど強そうなスキルっていう事は分かった。

じゃあ早速謎の声が言っていた通りにやって見ますかね……

「ステータスオープン!!」


名称:レッサーワイバーン

種族:竜(亜種)

Lv15

体力:550/550

魔力:750/800

スキル

ファイヤーブレス9

(上限50)

サンダーブレス2

(上限30)

アイスブレス0

(上限10)

ダークブレス0

(上限5)

斬爪18

(上限100)

念話10

(上限30)

固有スキル

自爆1

(MAX)

称号

亜種:竜の亜種のみに与えられる称号

多彩なブレスの使い手:3種類以上のブレスの才能がある者のみが入手出来る称号

災害者:村を襲って村人を殺した者のみが入手出来る称号

変異種:本当のレッサーワイバーンよりも強い。


「本当に相手の情報が見えた……」

なんと謎の声が言っていたように詠唱すると相手のステータスが見えた。

しかも変異種だって!?

変異種は指定されている危険度のランクの一つ上に当たるって聞いた事があるのに。

<二つ目の禁忌スキル«強欲»を入手しました。スキルの概要を説明致します……このスキルは相手のスキルを抜き取る事が出来ます。生きている場合近くに近づいて触れるだけでスキルが入手出来ます。死んだ後の生物、または動物からも可能です。同じスキルを抜き取るとスキルのレベルの上限が上がります。詠唱はなしで欲しいと念じるだけです>

おい、とんだチートスキルじゃねぇか!

もしかしたらこのチートスキルでレッサーワイバーンのスキルを抜き取れば倒せるんじゃ?

「まぁ、急がば回れかな!」

多分意味は違うと思うけど。

『ワレニ、ムカウ?オロカダナ!』

そうして僕の剣でレッサーワイバーンの首を切ろうとしたが、切れなかった。

「くっ!?やっぱり硬いなぁ~。でも!計画通りだな」

<ファイヤーブレス9を入手致しました>

この変異したレッサーワイバーンの首はとてつもなく硬く普通のワイバーンと比べても謙遜がない。

『フム?ヒューマンニシテハナカナカ!?』

やっと気付いたようだな!あのレッサーワイバーン!

実の所レッサーワイバーンに近付いた理由は切るんじゃなくてスキルを触れて抜き取る為に行った行動だった。

「ステータスオープン!」


名称

ホーク

種族

ヒューマン?(#%%$@?*)

年齢

16歳

Lv1

スキル

剣術29

(上限1000)

双剣術4

(上限300)

硬化7

(上限1000)

身体強化20

(上限1000)

威圧10

(上限1000)

歌唱4

(上限60)

演技2

(上限200)

鍛冶1

(上限80)

偽装24

(上限100)

ファイヤーブレス9 NEW!

(上限100)

不明

不明

不明

ユニークスキル

上限解放者

神眼

(上限1000)

固有スキル

なし

禁忌スキル

強欲

(上限1000)

称号

アラン家を追放された男:アラン家から追放された者のみ入手可能。

#の%?§:#の%?§でまだその真意は明かされていない。


何かユニークスキルがあるんだけど気のせいか?

と思っていた時期もあったけどガチだった。

ちなみに神眼の結果はこれだ。


上限解放者:奪ったスキル、自分のスキルに対し上限を底上げする事ができる。


明らかにチートスキルだね。

「それよりも早くこの場をどうしようか?」

今、自分はレッサーワイバーンから逃げて隠れていた。

この間にもレッサーワイバーンは獲物を探し狩り続けている。

<神眼のスキルがレベルアップしました!神眼2で入手した能力は相手の弱点を知る事が出来ます。ステータスオープンで調べる事が出来ます>

おっ!マジか!じゃあ……

「ステータスオープン!!」


名称:レッサーワイバーン

種族:竜(亜種)

Lv19

体力:550/550

魔力:750/800

スキル

サンダーブレス4

(上限30)

アイスブレス2

(上限10)

ダークブレス1

(上限5)

斬爪18

(上限100)

念話10

(上限30)

固有スキル

自爆1

(MAX)

称号

亜種

多彩なブレスの使い手

災害者

変異種

弱点部

尻尾・目


「よし!お前の弱点は尻尾と目だな」

『ナ、ナゼ?ワカッタ!?』

何か見て分かる位のレッサーワイバーン……ちょっと面白いね。

「オラァァァ!!」

『エ!?』

「えっ!?」

いきなりの乱入者に僕もレッサーワイバーンも驚いた。

ドゴォォーン!!

「………………っは!?」

目の前に大きなクレーターが出来上がり言葉を失う位びっくりしていた。

こちらがびっくりしている間に大柄な男は近付いて来てこう言った。

「大丈夫か?」

「ああ!?はい!大丈夫です!」

僕は大柄の男が一瞬襲って来るのかと思うと背筋が凍る。

だがそんな事はなかった。考えすぎだよね…まぁ人は見かけによらないって言うし。

「良かったな」

「はい、助けてもらってありがとうございます」

超普通に良い人だった。

「それで……何故お前のような子供がこんな危険区域に居るんだ?」

「えっ!?」

今この人き、危険区域って言ってなかった?

「ここが何処だか全く知らないって顔をしているが…お前は何処から来たんだ?」

ええ~どうしようか?馬鹿正直に『鑑定の祝福』を受けて結果が悪かったから実家から追放されて気絶している内にいつのまにかここに捨てられていたって言ってもなぁ~。

「まあ、言いたくねぇ事があるんなら良いけどな」

何か表情を読まれて気を使ってくれた。

「まあ、そんなところです」

「そうか」

何か哀れみの目で見て来るんだけど。

「それもともかく行く当てはあるのか?」

「……いいえありません」

「じゃあ俺の家に来い」

「え!?良いんですか?」

「おう」

何か謎の大柄な男の家に行く事になりました。

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