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1話 『鑑定の祝福』そして実家から追放

新しい小説~♪連載するよ~♪(本当は忙しいけど)

何故か……実家から出る事になってしまった!


――これは僕が16歳の事の出来事だ。

「父上!ついに、本っ当についに僕のスキルが分かりますね!」

「「「兄上!頑張って下さい!」」」

弟達が応援してくれている事に僕のやる気がみなぎった。

「うん、もちろん頑張るよ!」

そして僕は、嬉しさを体に表せながら喋った。

そう、僕ホーク・アランのスキルの事が今日初めて知ることができる日なのだ!!

『鑑定の祝福』と言って、女神様からスキルをランダムで得る事が出来る日だ。

鑑定の祝福で与えられるスキルは多い者と少ない者がいて、多い者の場合は合わせて20個以上持っている者がいたり少ない者の場合1~3つしか持っていない者もいるらしいが、中ではユニークスキルや固有スキルを授かる者もいるらしい。

(まぁ、僕の場合関係ないと思うけどね……)

後、例外もあって、指定のスキルを持っていたら練習するだけでスキルが手に入ると言う事もあるそうだ。

そしてユニークスキルと固有スキルの二つはもう100年以上生まれていなくて、そのスキルを持っている者など一人もいないのだ。

「さぁ、行けホーク」

「はい、父上」

そうして、僕はこの緊張する場から歩いて行った。

「この水晶玉に触れて下さい」

「はい!」

「おい、あれがアラン家のか?」「う~ん…良い人材かな?」「ああ、素敵!」「くっ、強そうな御方!」

そう、僕はアラン家の長男であって周りから期待されているのだ。

アラン家は昔から毎回凄いスキルを授かっており、最後にユニークスキルと固有スキルを出したのは、このアラン家だった。

「それでは…鑑定致します!」

みんなが期待の眼差しを受ける中で、表示されたのは……

「貴方のスキルは…」

誰もが緊張する中で結果だけが虚しく帰ってきた。

「スキルが剣術、双剣術、硬化、身体強化、歌唱、演技、威圧、鍛冶、偽装、不明、不明、不明、不明、不明です……」

周りに静寂が訪れた。

「……いや、嘘だろう?祭司よ…なぁ!嘘だと言ってくれぬか?」

父上が激しく怒った。正直に言うとこんな父上を初めて見た。

訓練や何か問題を起こした時でもこんな声を出したり表情を怒りに囚われたりしなかったのに。

「ひぃ!!嘘ではありませんよ!なら、これを見て下さい!!」


名称:ホーク・アラン

種族:ヒューマン(#%%$@?*)

年齢:16歳

Lv1

スキル

剣術29

双剣術4

硬化7

身体強化20

威圧10

歌唱4

演技2

鍛冶1

偽装24

不明

不明

不明

不明

不明

ユニークスキル

なし

固有スキル

なし

称号:アラン家長男、(#の%?§)


「……………………なっ!?」

僕は、思わずその場でしばらく絶句してしまった。

「あら、心もとないわね」「何だ、ただの無能ではないか」「ふむ、鉱山奴隷かな」「な~んだ…ただの不細工か」

「その……すみません!次の方が待っていますのでそろそろ宜しいでしょうか?」

祭司が、こんな空気はもう嫌だ!

と、言わんばかりの表情をしながら喋っている。

「……ああ、、愚息がすまんかった!」

「いえいえ、こういった事もあるでしょう!あまり気を落とさないで下さい!」

(仮にも大貴族なんだからな……)

「ぬっ?今失礼な事でも考えたり?」

「いえいえ!!そんな事は一切考えておりませんよ~」

そうえいば父上は直感スキルと思考看破を持っているからなぁ~……じゃなくて!父上がいきなり僕に対する目突きが変わったような?

「まぁ~良いだろう」

「はい!本当にありがとうございます!」

どうやら話が終わり、僕の方に来るらしい。

「おい……ホーク」

「は、はい…何でしょうか父上?」

すごい剣幕で僕の事を見つめてくる父上…正直すごく怖いです。

「お前は今までどういった(こころざし)でこの『鑑定の祝福』を受けている?」

父上は何故か志についての事を聞いてきた。

「この無能がァ""!」

バチン!!

「くぶぅ!」

何も分からないまま父上に頬を思いっきり叩かれた。

「何で叩かれたのかが分かっていないようだな?」

「な、何故でしょうか?父上」

「それはお前が何も志を持たず『鑑定の祝福』を受けた事だ!それを何故か?ふざけるのも大概にしろ!!お前のような英雄願望とほざいていた愚息を育ててきた儂がバカだったと思うぞ!この…一族の無能が!!」

英雄になりたいと言ってきた僕の願いを父上やみんなは応援してくれたが、今この場で応援してくれている者など誰もいない。

そう思うと僕の中で何かが壊れたような気がした。

「ふん、これからは他人として生きて貰うぞ。嗚呼お前のせいで……余計な口止めをしなければなくなったではないか!本当につくづく無能な奴だ」

これから先の事は一切覚えてはいないと言ったら嘘になるが最後の一言だけは覚えている……いや覚えろと言わんばかりの口調で喋ってきたのだ。

「そうそう!後、お前の許嫁のセーヌも言っていたぞ?お前の顔はもう見たくもないってね。そして、これからはアランの名を捨ててこれからは平凡なホークとして生きていくが良いだろう」

僕の頭の中がその言葉でいっぱいになり、気が付いたら気絶していて、目が覚めたら目の前に金貨10枚と質がそこそこの剣3本、バックが置いてあった。

どうでしたか~?

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