@gamesの出会い厨
きっかけは代理購入でした。
サークルで彼の代理購入求めを見て、私から依頼したのが始まりです。
取引も無事済み、MMのやり取りも丁寧でいい人だなって印象でした。
彼がゲスブにお礼コメントを残してくれたので、私もお礼を返しました。
それから毎日ゲスブでやり取りするようになり、数日後にはフレになりました。
彼からMMでチャットに誘われ、行ってみると彼以外に何人かいて盛り上がっていました。
その時が凄く楽しかったから、私もほぼ毎日チャットに参加するようになりました。
グループの中で私はいつの間にか彼の嫁ということになっていて、彼は「Aは俺の嫁」と言っていました。
最初はちょっと抵抗がありましたが、毎日言われる内に抵抗感も薄らいでいきました。
チャットを通じてたくさんの人とフレになり、その頃は本当に楽しい毎日でした。
でも、その日チャットに行くと少し様子が違っていました。
「実はさ、Aのことが2ちゃんに晒されてるんだよ」
私には何のことか分かりませんでしたが、「2ちゃんねる」という掲示板があって、
「釣り場にセルピ同伴ウザ」「非課金釣り乞食」「2ちゃんでまばたそdisはA」
などと私に関する酷い嘘が書き込まれているという話しでした。
彼にurlを教えてもらい「2ちゃんねる」を見ましたが、ショックで泣いてしまいました。
その後、彼を中心にグループのみんなが2ちゃんに対抗レスをして、騒ぎは徐々に収まりました。
私はそんな彼を頼もしく思いました。
でも今になって考えると、2ちゃんで中心になって私を叩いていたのは、PCと携帯から書き込みを行う
2人の人だったんです。その2人の人が中心で、あとは便乗書き込みって感じでした。
多分本当は1人の人がPCと携帯を使って書き込みを煽ってたんだと思います。
グループのみんなが対抗レスをしてる時、彼は何故か自分で書き込みせず、「次はこう書き込め」
と指示を出すだけでした。
2ちゃんの騒動が収まった頃、彼から「Aのメルアド教えてよ」と言われました。
少し迷いましたが、助けてもらったし雰囲気を壊したくないとも思い、アドレスを教えました。
それからは毎日携帯にメールが来るようになり、私も返事を返しました。
最初は一日に2~3通、それが時とともに増えていき、一日に何十通もやり取りしました。
ある日「メールのやり取りってめんどい、携番教えてよ」とメールが来ました。
その時も少し抵抗がありましたが、やはり雰囲気を壊したくない一心で教えました。
するとすぐに電話がかかってきました。
初めて彼の声を聞いた時、少し気持ち悪い喋り方だなと思ったのを覚えています。
その後は毎日電話で話し、スカイプを知ってからはスカイプで話すようになりました。
「俺ほど釣りを利用して効率的にアイテム集めしてる奴はいないよ」
「赤キャスを俺より安く売ってる奴はいない」
「Rなんて奴は仲間を動員して2ちゃんで叩きまくってやる」
「代理購入の購入者から信頼されてれば後はどうでもいいよ」
「俺はVIPでは結構有名な古参メンバーなんだぜ」
彼の話題は@ゲと2ちゃんねるばかりで、チャットやメールの時と違って正直に言うと
あまり楽しい時間ではありませんでした。
チャットやメールで会話するのと違い、声で会話をすると、妙に現実的なんです。
彼の話す内容はどこか空疎で虚しいものに感じました。
でも、@ゲでは彼のグループに属して仲の良いフレさんがたくさんいる。
そしてグループの中心は彼・・・。
我慢してスカイプの相手をすればいいんだと思い、彼のスカイプに付き合い続けました。
そんなある日「Aって確か博多だよな、今度仕事で博多行くんだけど会おうよ」
スカイプの会話中にこんなことを言われ、私は言葉につまってしまいました。
流石にこれは断ろうと思い口を開こうとすると、彼が冗談ぽく言いました。
「会えないならグループ追放しちゃおっかな」
私は迷いましたが、@ゲは私の生活の大切な一部・・・仕方なく承諾し、彼と会うことにしました。
約束の日、仕事の筈なのに彼は何故かTシャツに短パンという出で立ちでした。
中肉中背ですが顔は・・・顔のことはあまり言いたくありませんが・・・。
それから食事をして繁華街を歩くことになりました。彼の会話は相変わらず@ゲと2ちゃんねる・・・。
時々舐め回すような視線で私を見るのが気になりました。
街の一角のホテル街の近くに来た時です。
突然彼が私の手を引っ張って一軒のラブホテルに連れ込もうとしました。
驚いた私は、彼の手を振りほどこうと必死に抵抗しました。
グイグイと引っ張る彼の手が、妙に白かったのを覚えています。
何とか手を振りほどいて彼を見ると、鬼のような形相で私を睨みつけていました。
「どうせお前もその気で来たんだろ!抵抗するふりなんかすんじゃねーよ!」
私は恐怖のあまりその場で固まってしまいました。
すると彼がまた私の手を引っ張ります。
ジリジリと近づいて来るホテルの入り口。
自動ドアが開こうとするその瞬間、やっと悲鳴を上げることが出来ました。
どこからか「どうした?!」という男の人の声が聞こえました。
すると彼が私を突き飛ばして走り去って行きました・・・。
私はその場にへたり込み、ただただ呆然としていました。
それからのことはよく覚えていません。
どこをどうやって家に帰ってきたのか、気付くと自分の部屋でした。
ようやく少し落ち着いて携帯を見たら・・・
着信が500件以上にメールが200件以上・・・
メールを見ると「死ね」という件名が並んでいました・・・
PCを立ち上げ、恐怖に震えながら@ゲにログインすると・・・
フレンドが0になっていました・・・
ゲスブを見ると元フレンドさん達が「最低だ」「早く退会して下さい」などと書いてます。
2ちゃんねるを見ると、延々と続く私の誹謗中傷・・・
それを見てる内に段々気持ち悪くなってきて、その場で吐いてしまいました・・・
床にゲーゲー吐いていると携帯にメールの着信が・・・
「件名:Hな女子大生さん今から会いましょう」
え?と思い携帯を見ていると次々にメールが着信・・・
それも知らない様々なアドレスから・・・
「件名:博多駅で待ってます」
「件名:30歳のサラリーマンです今晩暇?」
「件名:お姉さん僕の○○もらって下さい」
「件名:一晩3万円でどう?」
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・
・
私は絶叫さていたそうです。
気付いとら病院でいた。
後になって知ってのですが、叫び声を聞いた近所の人が通報し、病院に運ばいたそうです。
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