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fml-proto  作者:
28/31

ドラマチック/smash

---------------




果てしなく青い空

さんさん照らす太陽

千差万別に煌めいている波の色……






滝T「「ハッ!ダンシン!」」

ひ「アホだ……」






消えていく飛行機雲を、俺達はただ見送っていた……










ユ「が、がお……?」

日「そういうのが一番ムカつくんだよぉ!」

ユ「ギャーギブギブ!」










吹く風に裸足をさらして、焼けた線路の上を歩き続けた……










滝「俺はお前のそばにいて、お前が笑うのを見ていればそれでよかったんだ……!」










まっすぐ交わりあう眼差しのように……

どんなに汗が滲んでも手を離さないから










岩「もう、ゴールしてもいいよな……」







--第3章--


--------Angel beats! --------

〜〜〜〜〜immutable〜〜〜〜〜

------------reason-----------




------ありがとう……









今年もまた夏が来た----。










.










.










滝「なんて夢を見たんだが。」

ひ「パクリじゃねぇか!


読者一瞬『えっ?なに?予告編?』みたいな流れになっちゃったから!

サブタイの頭文字でバレバレだから!

岩沢とユイキャラ被ってたから!

鳥○詩地味に改変しただけのナレだったから!


ツッコミ役のあたしが疲れるからぁっ……!」

ゼーハーゼーハー肩で息をしながら突っ込んでくるひさ子。つかツバが飛んできた、近い。


岩「……はぁ、頑張りすぎだひさ子」

あれ、というかどうしてこんな話をしてしまったんだったろうか?

ふむ、と顎に手を当て、コンクリートの防波堤を歩きながら考える




……ってつまり今がなんかそれっぽい絵になってたからか、なるほど。




何故防波堤なんかがあるって?それはだな、

俺達は……海に来たのだよ。







---------------









気を取り直して描写し直すとしよう





果てしなく青い空

さんさん照らす太陽

千差万別に煌めいている波の色……


砂浜にたどり着くと着替えに行く女子メンバー達、残された野郎共はパラソルの設置等の任務をテキパキとこなすとその場で服を脱ぎ捨てる。

無論下には水着をはいているので問題はない……小学校とかで水泳がある日は海パンをズボンの下にはいてくるアレだ。



例によって例のごとく野郎の水着描写は極力スルーの方向でいく……高松がブーメランパンツマッチョからふんどしマッチョにクラスチェンジした事なんて果てしなくどうでもいい事なのだ。誰かアイツを通報してしまえ。




トントン

……と、出来うる限り最大の蔑んだ表情を浮かべていると肩を叩かれた。首だけ回してやると満面の笑みを浮かべた日向と藤巻……


……いや、満面の笑みと言うのはちょっと違う。アレだ。いやらしい事を考えている、そういうオーラがある。俺にはわかる。


藤「へへ……見ろよ女子が行った先……海の家だ」

日「そしてシャワー室あたりで着替えるってさっきゆりっぺが言ってたのを聞いたわけだ……」


…………


滝「いや……俺も、と言いたいが……まさみは下に着てきてたみたいだしそっち合流するわ」


まさみに遊佐、関根ら一部メンバーは下に着てきたようだ、正直残りに用はない。……言い方が悪いか、訂正だ。好きな女放っておいて他の女の着替え覗きにいく奴がどこにいる。


……というか


滝「もうこっち歩いて来てるぞ」

……早着替えは戦線女子として必須なスキルのようだ。


全く、大体何故服脱ぐだけに近いだろうとこを狙うかね……帰りの時の方が圧倒的に時間の余裕もあるだろうが


日向や藤巻よりよっぽどいやらしい笑みを浮かべつつ踵を返す滝沢の姿は……お世辞にも主人公とは言えそうになかった







---------------










……はて、



滝「何故俺は埋められているんだ?スイカ割りやるとかじゃなかったか?」

関「海に来たら誰かを埋めるのは当然じゃん」

人の体に砂をかけつつぺちぺちと固めながら関根が言う。……まぁやるのは構わないけど上に乗らないでやって欲しい、少し重い。





ドンッ!


そんな事を考えていたら顔のすぐ横にスイカが置かれた、いや落とされた。


滝「……まさみ、当たってたら相当痛いと思うぞ」

岩「ああ……ずいぶん楽しそうだったからな……」

返答になっていないと思う、訳が分からない。


ユ「岩沢さ〜んどっちですか〜?」

岩「こっちだこっち。あと5歩くらい」


…………首だけ向けると棒を上段に構えながらこっちにふらふらと歩いてくるユイ。

目隠しをしているとこから察するにやはり恒例のアレなんだろう。




滝「ってこっちくんな!!」

冷静に観察してる場合じゃない。冗談抜きであれは死ぬ。



振り下ろされる棒。

失敗をしながらもついに目標を叩き割る姿に周りの人も盛り上がる。

飛び散る赤い汁、少し中身も出ちゃうのもよくある事だ。

夏の風物詩。



ただし割られるのはスイカか俺か。

どこのスプラッターだ。


岩「ユイ、思いっきり振り下ろせ」

ユ「はい!」

滝「ヒィッ!」

俺は必死に首を動かす、ドッ!と鈍い音とともにさっきまで俺の頭があった場所に棒が振り下ろされた。


滝「」

言葉にならないとはこういうことだろう。

岩「惜しいぞ、頑張れ」


けしかけた本人は当世風にカットした髪を指先でいじりながら声援を送っている、セミロングまで伸びた髪は似合っていて可愛いんだが……目が怖い。

あれは人生の理不尽、じゃなくて浮気した男を呪う目だ。


滝「お、俺が何をした……」

岩「ずいぶん仲良さそうじゃないか。イチャイチャイチャイチャと……」

未だに俺の上に跨りながら砂をかけては固め、を繰り返している関根を見て言う、お前まだいたんか。


関「あ。すみません岩沢さん」

岩「……いや関根も関根だけど……ムカつくのはそのまま受け入れてたこいつだから」

睨まれた。

……女っておっかない、どっかのリーダーのようなおっかない女ではないだけありがたいが。




……俺は上にいた関根もいなくなったこともあり、砂を払って起きあがると不機嫌顔の彼女の体を抱きよせた。

滝「お前が思ってるようなことはないから、な。だが悪かった、すまん」


……なんか最近謝ってばかりな気がする。加えてキザだ

情けない、壁とか殴りたい

後で正座だ。んで石とか抱かないと


岩「……まぁいいよ

ほら、あっちでバレーやってるらしいから行こうぜ」

そう言って離れるとすぐ後ろを向いて前を歩いていく。


うーん……こういう心配を抱かせない程に俺がまさみ一筋だという事を再認識させてやらねばなるまい……

メレンゲにクリーム、蜂蜜、トドメにこれでもかという量のサッカリンをたぁっぷり混ぜたような激甘な台詞を『誰だお前は』と言いたくなる程連呼してやる、第三者があーもうお前ら勝手にヤッてくれふざけんな!と叫び逃げ出す程度に。










---------------










.










滝「うおぉ……」





…………


こいつは何見てんだ?

視線を追ってみるとやはりというかなんというか……


ビーチバレーでジャンプしたりする度にぶるんぶるんと揺れる、あの二つの肉塊。

あそこだけ重力から解放されたみたいに動いて、跳ねて、改めて見ると凄まじい。そういや90の大台に乗ったとか……加えて最近また「下着がキツい」だの言っていた。ふざけんな、まだ成長すんのか。理不尽はもうたくさんだ。


……


グリッ


滝「い、痛いぞ」

とりあえずこのアホの足を踏む

痛い?うるさいあたしの心の痛みを知れ。


ユ「仲良いですね……」

岩「……は?」

誰がどうみても喧嘩の真っ最中だと思うんだけど……


ユ「なんだかんだで距離近いじゃないですかー……ひなっち先輩なんてさっきから構ってくれないしずっとカメラマンになっちゃってるんですよー……」


それは……災難というか、最低だ。

……って光、さり気なく肩抱き寄せんな。肌が直接当たって……ったく……


滝「……すまん一瞬心が乱されたが俺は大きさより形派だ……ッ!?」

岩「…………」

あたしは無言で足にもう少し力を込めた。










---------------










日もすっかり傾いてきた。


寄せては返す波

半分程沈んだ夕日

浜辺で海を見ているコイツ

なんかドラマのワンシーンみたい


岩「何してんの?シャワー浴びて帰るよ?」


そう言いながらも光の隣にぽす、と座る。

滝「いや、なんかこういうのっていいなってさ。ロマンチックじゃん」

岩「まぁ、ね。確かに綺麗だ」


トン、と

……肩に頭とか乗せてみた、似合わない事したかな

……コイツがロマンチックとか言うから悪いんだ


滝「……ここはお前の方が綺麗だよ、とか言うべきか?」

岩「……聞くな」


台無し。言われたら言われたでキザ、とか憎まれ口を叩いちゃうんだろうけどさ……




滝「ん、まさみの方が綺麗だぞ」

撤回。

……か、顔が熱い

にやけてないかな心配だ


滝「……お前もまだまだ子供だな」

人をからかって楽しむとか……

少し心地が良かったのは事実だけど。もうずっと子供のままで良いかもしれないとか我ながら馬鹿みたいな事を考えながら、

岩「悪い?」

と笑いながら頬に口付けると立ち上がり、手をつないで帰ることにした












.















ちなみにその様子をパパラッチ(日向)に撮られ、後日戦線メンバーにバラまかれる事を2人はまだ知らない。














.
















.



















-------深夜、滝沢宅










タッ、タッとかジャラジャラとか音をならしながら、ポンとか通れ!だの言いつつ男達は卓を囲んでいた



滝「なぁ……こんな事聞くのもなんなんだが……」

部屋の主がそんな何気ない空気の中、牌を切りながら口を開いた。ちなみにこの部屋には彼を含めて4人がいる。


藤「ポン。ぁあ?なんだ?」

だりぃ、といった目つきの藤巻


音「ん?リーチ、だな」

keyコーヒーを傾けながら目線を向ける音無


日「歯切れ悪いじゃん、どうしたんだよ」

大げさに手を広げながら何時もの調子で反応する日向


滝「ロン、5800。


いや……実はな……」

日向が騒いでるが流して続ける




滝「俺まさみに嫌われてねぇかな……?」

「「「ねぇよ」」」



3人は無言で牌を混ぜる作業に戻った










---------------





滝「ちょ!うぇいうぇいうぇーい

待て、なんで断言出来る」


日「つい先週もあれだけイチャイチャしてたじゃんかよ!」

いやーむしろあれだけいちゃついてて嫌われてるかもとかノロケんのも大概にしとけよ?


滝「ああ!そういやあの写真焼き増してくれないか?」

……嫌ってる?岩沢もまるっきり同じ事言いに来ましたけど?

もうヤダこいつら。

ユイも岩沢にずっとくっついてるし。


なんで俺だけロンリー?why?


日「……で、なんでそれを俺達に言うんだよ?」

滝「いやだってお前ら……そういう相手いるだろ?」


……ああ、なるほどね~。ふんふんよぉーし、そういう事なら手伝ってやろうじゃん!



音「……あれ?んじゃなんで大山と野田はいないんだ?」

滝「野田は役に立たないし大山は先日の一件以来椎名の評価がかわいいから怖いに変化してちょっと距離おかれ気味だ。」

そ、そんな事になっていたのか……


滝「だがそんな事は今はどうでもいい」

いいのかよ……


滝「……最近受験勉強ばっかでメールもあんまりしてないしさ……」

いやそれ麻雀打ちながら言うとぶち壊しじゃねーの?って思ったけど……


ぶっちゃけ俺もなんだよなー……最近ユイと……あれ?会ってすらいねぇ。

日「……」

もしかして人の事心配してる場合じゃなくねーか?


滝「帰りも学習会あるからあんまり一緒なれねーし……毎週路上に顔出して、それくらいだ……」

…………






滝日「「うぇぇー!!どうしたらいいんだ音無ぃぃぃぃぃぃ!!」」

音「……なんで日向まで?」









---------------



音「とりあえず……そこまで切羽詰まってないなら勉強から離れてもいいんじゃねぇのか?」

滝「おお、元生徒会副会長とは思えない発言だ」

藤「元生徒会長はいつでもこうだったがな」

……オーマイゴッシュ。

事実なので言い返せない。同学年だとこんな悩み生まれないだろうしねー……余裕なんですかそうですか……


日「なぁキスってどんな味するんだ?」

藤「……マジかよ」

なんかアレな事口走ってる奴は放っておくとして……明日、いや今日か。路上あるし聞きに行くかな……


っていうか、え日向、お前それマジなの?










.










.










---------------



朝が来た。

カーテンに隙間から光の波が入り込んでくる、眩しい程直接当たりはしない、そんな明るさで覚醒する彼女ではないが「ん、朝?」くらいの認識はできる。


上半身を起こすとやわらかな光に美しく映える紅の髪は、繊細にして華麗。長さは肩にかかる程に切り揃えられている。


岩「んん……ふわぁ」

可愛らしく、無防備な息が漏れる。

パジャマが少し捲れて、へそが出ていたがはしたないと言うより、ただただ艶かしいばかりだ。

んー、と腕を伸ばす。この一瞬が、どうにも気持ちいいと感じる。だが休みの日だからって惰眠をむさぼってばかりではいられない


低血圧気味なせいかまだ寝ぼけながらパジャマのボタンをゆっくり外す、するりと小さな衣擦れの音。

軽く折り畳むとパーカーとスカートを出してきて身につける

白を基調とした、ゆったりとした雰囲気のする服。湿っぽくなく、派手すぎる訳でもなく、好みの服


と、ガチャ、と扉が開く

滝「ご飯用意出来たから早く降りてこいよー」

岩「んー……」

生返事をしながら髪に軽く櫛を入れる。

少し伸びたかな……でもまぁ校則違反とかじゃないし別に伸ばしてもいいか。自由ってやつは素晴らしい。




母「こら、夏休みだからってちゃんと1人で起きなさいよ?」

岩「うー……」

一階に降りると洗面所で顔を洗って歯を磨いてから食卓につく。

昨日は路上行って全身筋肉痛……むしろもっと寝ていたいところなんだけどな……

目玉焼きに塩胡椒をふりかけると、箸で切り分けてご飯と一緒にしっかり噛んで呑み込む。やっぱり黄身は固まっていた方が美味しいと思う。


滝「おかわりは?」

岩「半分ちょうだい」

目を擦りながらお椀を差し出す、一口残しておくのがマナーだ。親しき仲にも~って言葉もあるし……




……ん?






……







…………は?




岩「え?なんでいんの?」

滝「ん?」

思わず二度見してしまった。


滝「まさみ、朝の挨拶は『おはよう』だぞ?」

聞けよ。人の話を聞いてくれよ。

滝「最後に『だーりん』とかつける奴もいるそうだが、むず痒いだろうから俺はそこまでは求めない。安心しろ」

何を安心しろと言うんだ。というかあんたが求めなくてもあたしは説明を求めてるんだけど無視か










.










.










滝「よし、決定だ。

夏休みなんだし久しぶりに今日はずっとお前と過ごそうって思ってな。寝間着の用意も完璧だぜ?」

岩「ちょっと待て光。

あんた今ちょうどその話をしていたかのように言ってたけど、あたしは今初めてきいた、つか今さり気なく凄いこと言わなかったか?」


光はちっちっちぃ~っ、と微妙に格好付けて言いながら、一本だけ立てた指を振り、あたしの目をしっかりと見て、言う。


滝「悪かった」

岩「謝るのかよ」


謝られた。

滝「だがそんな些細な事は良いじゃないか」

舌の根乾かないうちに開き直った。今日はなんかやたらハイテンションだな……疲れる


滝「今日は例え某国の大統領がうっかりヤバい弾頭のミサイルの発射スイッチを押して世界が核の炎に包まれたとしても一蓮托生、ずっと側にいるからな……」

間違いなく史上最悪のうっかりだ、そんな人生の終わり方なんてまた学園に逆戻りだ、向こうも2000人なんて軽くオーバーしてしまうと思う

……というかあたし達どころか何千万の人が一蓮托生……笑えない。


母「仲が良いわね~」


……何たわけた事を言っているんだこの母は

そして光、あんたはどうしてそんな満面の笑みを浮かべて聞いてるんだ

しかもいつものニヤニヤ、じゃなくてニッコーっていう感じで、久しぶりに見た。


滝「ああ、どうもお義母さん。お出かけですか?」

母「ええ……それで夫も私も今夜は遅くなるから……申し訳ないけどもまさみの事頼めるかしら?」

な、何たわけた事を言っているんだこの母は


岩「いや、ちょっと、お母さん?」

母「んじゃ頑張りなさいよ~」

言うや否や行ってしまった……え、何を?


岩「んーと……今日は部室行って練習しようかと思ってたんだけど、一緒にいく?


……光?聞いて-----」


滝「ん?あ、ああ、チェリーコークとシエラミストはそれなりに好きだぞ」

何か動揺してるみたいだ。全く会話が続いていない。


岩「いや、部室行くけど一緒に行くか、って」

滝「ああ、うん、行くか」

そう言うが……


岩「……何してんの?」

滝「部屋だろ?頑張れとのお許しまで出たのだから頑張らないと」

岩「脱ぐな……おい脱ぐな」

滝「暑いじゃないか。オペレーショントルネードを実行しないと。

俺は一回くらいはお前も巻き上げられる側の気持ちを知った方がいいと思う。

それはとてもいい気分だからな。


な。


そう思わないか?

思わないなんて言わないよな?

思わないなんておかしい……。

お前は思うべきだ。


思って。

思うだろ?

そう思うだろ?」


あ、ヤバい。これはヤバい。

何がスイッチになったかはわかんないけど目が据わっちゃってる。前にあっちで二回くらいこうなったけど、とんでもないメにあったのはよく覚えてる。



岩「ちょ、ちょっと落ち着けよ。何をする気なんだよ」

滝「はは……何言ってるんだ。これだけずっと一緒にいてきて俺の思考のパラダイムをお前が知らないとかありえないだろ


つまりわかってるんだろ?

わかってるに決まってる

わからないなんて言わせない

わかってなくちゃおかしい

わかってるよな?

わ・かっ・て・る・よ・な?」


両肩に手を置かれて一気にまくしたてられる、正直怖い。


怖くてとっさに近くにあったギターを手にとって、振ってしまった






……






------


滝『コレ見ろよ……壊すためのギターが5000円で売られているんだってさ』

岩『……ギターは大事に使うべきものだろ』

滝『同感だ。修理と手入れを繰り返してると愛着もわいてくるしな』

岩『そういうパフォーマンスしてる人は欲しがるんだろうけどね、あたしは……』

滝『でも音はどうなんだろうな?』

岩『……』


------









そんなこんなで光が買ってきた『コレ』


一振り5000円……か……少し気持ちよかった。


あと叩きつける音の良し悪しはわからないが……イマイチだった、と加えておく










.










.










---------------










滝「何が駄目だったんだろう」

音「……途中で欲望に負けたとこだろ」

ああ……あそこか


日「お前んとこの兵士、砦を攻略出来る日はくるのか?」

なんつー危ない喩えをしてくるのか。

しかしこいつら人がどんな羨ま危ない状況に置かれていたかわかりもしないで散々に言ってきやがりますね









滝「……はっ、日向に音無、お前らは砦以前にあの壁を突破してやれるのか?

壁も壁、あの絶壁を」

ちなみにうちのは見た感じB位ではないだろうか、うん、控えめ。だがそれ位がちょうどいいと思う。












.













後日、滝沢は自分がうかつにも口に出してしまったこの言葉を、ユイと奏に襲われてから、文字通り死ぬほど後悔する事になる







---------------



一発ネタ



奏「…………何かしら?」

……70前半。負けませんから


入「ん、どしたの?」

……80くらい……チッ


関「ユイ……何処見てんの?」

……んー80くらいかな。チッ


岩「もっと正確に、集中しな!もう一回!」

……78、55、はtおっとこれは禁則事項でした。


遊「………………」

70後半?チッ


椎「……浅はかなり」

85くらい……浅はかな胸ですね。ペッ


ゆ「さぁ今日も張り切って行くわよー!」

85くらい……クソッ


ひ「そこよれんな!歌うか弾くかどっちかに----」

90……こ、これほどとは……


松「お、俺はロリコンではない……!」

100cm over!?



ユ「クソッド畜生がぁぁっ!!」

日「松下五段いるのかソレ!?」


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